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コミュニケーション能力向上には傾聴スキル!

コミュニケーション能力を伸ばす傾聴スキル「人間性肯定」で親近感もUP⑧

前回のコミュニケーション能力-傾聴⑦では、「肯定返し」について紹介しました。言い換えのオウム返しにプラスして利用することで、会話を弾ませる効果がありましたね。繰り返しのトレーニングで身につけてコミュニケーション能力を高めていきましょう。

8回目は、肯定返しの応用法「人間性肯定」を解説します。

人間性肯定とは

人間性肯定とは、相手の考え方や人格、内面に焦点を当ててポジティブな言葉で返す方法です。人間関係を構築するうえで、必ず身に着けておきたいコミュニケーション能力の1つといえます。

傾聴は、オウム返しや肯定返しをしっかり行うことが基本となります。そのため、これまでお伝えしてきた傾聴スキルをしっかりと身に付けることができれば、十分な聴き上手といえます。

しかし人間性肯定は、肯定返しより相手の内面に焦点を当てるため中身のある会話(質の高い会話)作りをすることができます。

 

コミュニケーション能力を傾聴スキルで伸ばそう

例えば
「甲子園球場で高校野球を応援してきたよ。気持ちがとっても熱くなってきて、知らない学校だったけど大声で応援しちゃったよ。いい試合がたくさん観れて感動したな。」

人間性肯定をするとこんな感じです。

「甲子園球場に行かれたんですね。暑い球場で一生懸命応援する方々はすごいと思います。そういった方がいるから、選手たちも一生懸命頑張れるんですよね。○○さんの声もきっと届いていますね。」

お分かりいただけましたか。

人間性肯定は
甲子園球場で応援する○○さん
に焦点を当てて返しています。

ちなみに、傾聴⑦でお伝えした肯定返しだと甲子園球場にスポットを当てて返すため

「甲子園球場ですか、選手や高校生の熱い思いが感動をよびますよねー」

といった感じで返すことになります。

人間性肯定は、ご紹介してきた傾聴スキルの中でも会話の質を高めるコミュニケーション能力といえます。

人間性肯定の効果・メリット

人間性肯定は、相手との距離を近くした!親近感をつくりたい時におすすめです。相手の内面を肯定的に捉えていくので、相手と関係をより強力なものにしてくれます。

また、相手の人間性を肯定する行為は、自分自身が人に対してポジティブな感情を抱きやすくなるというプラスの効果もあります。互いに好感が持てることで、明るく楽しい会話づくりもできます。

コミュニケーション能力を高めて効果を実感しよう

コミュニケーション能力UPのコツを例文でチェック

ここで、人間性肯定の例文を見てみましょう。

例文1
「今年のお盆休みは、実家に帰って両親に会っきたよ。田舎に帰るとやっぱりリラックスするね。2キロも太ったよ(笑)」
  ↓
「夏休みに田舎のご両親にあってきたんですね。
休みに親孝行する○○さんは優しいですね。のんびりできて、親子関係がいいってことですから、幸せですよ。」

例文2
「今年はスキルアップのためにTOEICの勉強をしている。英語は苦手だけど、新しい発見があるとすごく楽しいね。隙間時間での勉強だけど何とか目標達成をしたいと思っているよ。」
  ↓
「TOEICで目標達成を目指すんですね。
スキルアップを常に頑張っている姿は尊敬します。苦手な事にも楽しさを見つけて、チャレンジする気持ちは私も見習いたいと思いますね!」

人間性肯定を実践!練習問題

例文で、人間性肯定で返すイメージができましたか。ここからは実際の問題に取り組んでコミュニケーション能力を伸ばしていきましょう。

練習1
タナカさんが次のように話してきました
「最近、部下からの相談が多くて…。ちょっと大変なんだけど、時間を見つけて聴くようにしている。頼ってくれる部下はやっぱりかわいいからね」
人間性肯定で返してください。

 

 

考えてみましょう!!

 

 

 

解答例
「忙しい中時間を見つけて相談にのっているんですね。タナカさんは、部下思いでとても優しいですね。尊敬します」

 

練習2
友達が次のように話をしてきました
「最近ネットゲームのオセロにはまっていて、寝る間も惜しんでやってるよ。世界中の人たちと戦えるから、すごく面白い。実は、ゲームボード版の時は、敵なしって感じだったんだ(笑)世界一を目指してみようかなー」
人間性肯定で返してください。

 

 

考えてみましょう!!

 

 

 

 

解答例
「ネットゲームのオセロに夢中なんだね。世界一を目標にできる熱意はすごいと思うよ!私あまり強くないんだけど、コツとかあるのかな??ぜひ教えてほしいよー」

 

人間性肯定の練習はいかがでしたか。相手自身を肯定できていればOKですよ!

相手の人間性を肯定するのは、なかなか難しいと思います。しかし、そんな場面こそチャンスだと思って練習してみてくださいね。

注意点!1000回位の練習がマスト

相手との距離をグッと近づけてくれる「人間性肯定」は、これまでご紹介したコミュニケーション能力の中では、かなり難易度が高めのスキルです。

人間性肯定は
練習あるのみ!

トレーニングは1000回以上は行いたいですね。繰り返しのトレーニングで身につけていきましょう。そして、語彙を増やすトレーニングも合わせて行いましょう。

人間性肯定には語彙力が欠かせません。誉め言葉ハンドブッグを用意するのもよし、本をたくさん読むもよし。自分が続けられる方法で実践していくことが大切です。

次は、「コミュニケーション能力に自信がない…「5w質問」で改善しよう⑨」です。引き続き傾聴力をUPさせていきましょう。



相手と近くなりたいときに活用していこう