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コミュニケーション能力UPを魅力的会話で

コミュニケーション能力-発話④具体例で会話が活き活き

コミュニケーション能力-発話③では、感情発話法をご紹介しました。感情を織り交ぜることで発話にボリュームを出して行けるコミュニケーション能力でした。発話の土台となる「5W発話法」と組み合わせて使ってみてくださいね。また、今回紹介するテーマでより魅力的なコミュニケーション能力を目指していきましょう。

今回は「具体例で会話が活き活き」についてです。

感情表現には3種類ある

前回のコラムで、発話には感情表現(=「どのように感じるか」を織り交ぜること)の大切をお伝えしましたが実は、感情表現には大きく分けて3種類あります。3つの例文からコミュニケーション能力を考える

まずは、次の2つの例文を読んでください。

【その1】
聞き手
「好きな食べ物は何ですか?」
話し手
「ラーメンが好きで毎日1回は食べています。人気の○○店には週に3回足を運んでいます。○○店の魅力は?と言うと、あっさりとした豚骨スープですね。」

【その2】 
聞き手
「好きな食べ物は何ですか?」
話し手
「ラーメンが好きで、毎日1回は食べています。うまい!と評判のお店や新店舗には必ず足を運びます。最近のおすすめは?と言うと、先日OPENした△△店は、とても美味しかった。」

(例えば・・・)豚骨スープはあっさりとして、たっぷり乗ったモヤシも食感が良くて麺と絡んで食べごたえがありました。そして厚切りチャーシューは、歯がいらないほどやわらかな溶ける食感が癖になりますね。」

2つの会話例の違いが分かりますか。

【その1】
「と言うと」を交えて、感情を表現しているため、会話にふくらみがあります。合格点と言っていいでしょう。
【その2】
「例えば」という言葉を使って、感情表現に具体的な要素をプラスしています。そのため、発話にボリュームがでてより魅力的な会話になっています。

具体例で会話する効果・メリット

発話の感情表現をより具体的にしていくこと
・発話の内容がわかりやすい
・相手が感動体験しやすい
・発話にボリュームがでる
などの、メリットもあります。具体例をプラスすることは。心理学では「鮮明効果法」といい、理解の促進に役立つことがわかっています。

仕事やプライベート利用幅の広い、具体例での会話を使って、コミュニケーション能力を伸ばしていきましょう。理解の促進でコミュニケーション能力を高める

例えば-具体的には?法

感情を具体的にするスキルとして「例えば-具体的には?法」をご紹介します。「例えば-具体的には?法」とは、抽象的な要素をより具体的にすることで発話にボリュームと魅力をプラスしてくれる方法です。

例えば(笑)
「旅行の話題」で考えてみましょう。

5W
私は岐阜県にある美人の湯が好きです。美人の湯は天然温泉で随分昔からあるようです。特に、冬はスキーやスノーボード帰りの若者がたくさん立ち寄っていますね。

自分へ質問
美人の湯は?と言うと

体の外側はもちろん内側からも綺麗になれる点が人気ですね。

具体的には、
湯上りの肌はしっとりとして、体もぽかぽかになりますね。また、美人の湯のお湯はそのままを飲む事ができるので、体の内側からもお湯の効能得ることができます。

例えば、
筋肉や関節の慢性的な痛みやこあわばり、冷え性、皮膚乾燥症、疲労回復に効果があるみたいですね。私は冷え性が強いので、ウインタースポーツ帰りに使って、冷えた体を温めるようにしています。疲れが取れて気持ちがいいですねー。

コミュニケーション能力を高めるポイントイメージができましたか。「具体的には」「例えば」の後に続けていくイメージです。コツは3つあります。

1:抽象的な表現はチャンス!
発話に抽象的なフレーズを見つけたら、ブラッシュアップのチャンスです。フレーズをより細分化して具体的にしていきましょう。

2:感情表現を混ぜよう!
発話には、感情表現を複数入れるよう心掛けてみましょう。より魅力的な構成になります。

3:体験を伝えよう!
自分が体験したときに感じた思いや感覚を伝えることで、相手が再体験できるように表現してみましょう。

練習問題でコミュニケーション能力UPを

それでは、練習問題で「例えば-具体的には?法」に取り組んでみましょう。次の話題のテーマを元に、「5w・自分への質問・具体的には・例えば」で発話を作っていきましょう。

練習問題1
テーマ「旅行」

5W
→私は「   」に旅行するのが好きです。「    」回くらい行きます。

自分へ質問
→「   」の魅力は?と言うと「   」ですね。

例えば(具体的には)

解答例
5W
→私は「大阪」に旅行するのが好きです。「年に3」回くらい行きます。

自分へ質問
→「大阪」の魅力は?と言うと、笑いですね。

例えば(具体的には)
→吉本新喜劇は外せませんね。人気の若手芸人さんのお笑いはもちろん、大御所のネタもツボに入ります。生のお笑いは何が起きるかわからないからそこもいいですね。また、商店街のお店の人もちょっとした会話が楽しいので出かけると笑顔が絶えません。

 

練習問題2
テーマ「食事」

5W

自分へ質問

例えば(具体的には)

解答例
5W
→私は最近○○カフェのかき氷にはまっています。暑い日の仕事帰りには毎日行っています。

自分へ質問
→○○カフェのかき氷の魅力は?と言うと、ボリュームですね。

例えば(具体的には)
→器の2倍はある氷の量。たっぷりの密で甘くいただくと食べごたえがあります。また、色々なトッピングもボリュームがあります。氷の上に乗せる分はもちろん、氷の中央にも入っていて驚きます。食べ終わることには体がひんやりしますが、日中の暑さで火照った体にはちょうどいいくらいです。繰り返しの練習でコミュニケーション能力を伸ばそう

まずは練習!コミュニケーション能力を伸ばそう

会話を具体的にしてより魅力的な発話にするには、「5W発話法」+「自分への質問法」そして「例えば-具体的には?法」の足し算となります。それぞれのスキルをしっかりと習得して、発話全体のレベルアップを図っていきましょう。

次回は、コミュニケーション能力-発話⑤「繰り返し表現法」を解説します。お楽しみに!