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幸福感を高めるカウンセリング手法ロゴセラピーとは

幸福感


幸福感を高めるロゴセラピー⑤

コラム④では、幸福感を左右する「居場所」についてお話をしてきました。自分と相手を思いやるというメンタライゼーションの意識が大切というお話でしたね。

今回は「ものごとや人生に意味を見出すこと」という点についてお話させていただきます。

私たちが持つ「意味への意志」

カウンセリングの手法に、フランクルという人が編み出したロゴセラピーというものがあります。

ロゴセラピーを簡単に説明すると、人間はどんなことをしていても本質的に自分の人生を意味あるものにしたいという「意味への意志」を持っているという考えが、私たちの本質にあると考えです。

フランクル自身、カウンセリングを行っていて医師・資産家など世間的には成功しているとみられる人たちの精神的な健康度が低いという現実を見ていた中で、ロゴセラピーにたどり着きました。

「意味への意思」とは?

私たちはいつの間にか「出世をしたい・お金が欲しい」という欲の方が強くなってしまいます。しかし、これらの欲はあくまで人生における手段です。巡り巡って自分の人生を意味あるもの・価値があると感じられるようなものにしていく事が、生きるための目標であるということをフランクルは言おうとしています。

この考え方は、最近では産業メンタルヘルスの領域でも着目されています。職場のようなストレスが強いあるいは過酷な労働環境の中など辛い状況でも本質的な意味に立ち返り、それを忘れずにいれば、自身は幸福感を見出していく事ができるかもしれないのです。

それではどんな時でも意味を見出し、幸福感を見出していくにはどうしたらよいでしょうか?

日記を書くことで、幸福感を

自らがおかれている状況に対して、意味を見出していくための1つの方法として、日記を書くことをお勧めします。

日記に書きだすという行為を行う利点は、普段頭の中だけでぐるぐるとしていたことが、文字にされることで考えやすくなります。このことを心理学では「言語化」といいます。

ここで大切なのはアウトプット(=自分の外に出すこと)なので、友達に話して整理するという事も同様の意味があります。それでは、少しアウトプットの練習問題に取り組んでみましょう。

練習問題
1. 最近あなたがモヤモヤしている事は何でしょうか。
2. それはどうしてモヤモヤしていますか?
3. あなたの目標は何ですか?(大きいことでも小さい事でも構いません)

回答例
1. 直属の上司と上手くいかない・・など
2. 嫌われたのではないかと心配になってしまう・・・、仕事が進まない・・・など
3. この業界で仕事をすることを通して、相手に喜んでもらいたい

 

アウトプットで幸福感を見出しやすく

練習問題はいかがでしたか。自分自身のモヤモヤ感をつかむこと、そして現在行っていることは「どういう目的で始めたのか」「自分の理想は何か?」という点を重点的に意識して行ってください。また、日記を書くことで、原点に立ち返ることを忘れずにいましょう。

自分の気持ちをアウトプットしたり、日記を書くという行為は、幸福感を見出しやすくしてくれるでしょう。まず、はじめてみましょう。

次回の幸福感コラムは、まとめです。これまでお伝えした内容を一緒に振り返りましょう。

★人生に意味を見出して幸福感を得よう
★自分の原点は何かと振り返ろう
★気持ちを出して、幸福感を見出していこう


カウンセリング手法、ロゴセラピーから考えてみよう