>
>
>
イライラと性格の関係!怒りっぽい人の特徴④

イライラと性格の関係!怒りっぽい人の特徴④

性格によってイライラしやすさが左右されます。怒りっぽい自覚がある方は、もしかすると性格が原因かもしれません。そこで、今回は「イライラと性格の関係」について解説していきます。

タイプA、タイプB研究

心理学の世界では、性格をタイプA、タイプBと分けることがあります。タイプAは競争的で向上心が旺盛なタイプです。怒りやすく攻撃的な側面があります。タイプBは協調性があり、比較的穏やかなタイプです。

タイプA行動パターンと、タイプB行動パターンについてはイライラやストレスとの関連についてはいくつか研究がなされています。高倉(1995)は大学新入生を対象として調査を行いました。

①学生をタイプAグループ、タイプBグループに分けます
②その後、「日常に苛立つか」「不機嫌になりやすさ」「非現実的な願望」を比較しました。

その結果が下図となります。少し眺めてみてください。左側の3つの山の方が、右の山よりも大きなヤマになっていることがわかります。

イライラする 理由これは左側のタイプAの方が、右のタイプBよりも日常的に怒りやすいことを示しています。タイプAは、タイプBと比較して、「日常的に苛立ちやすい」「不機嫌になりやすい」「非現実的な願望を持ちやすい」といえるのです。

・高感情出力に注意

心理学や精神医学の世界では、強い感情表出は心理的にマイナス要因になりやすいことが分かっています。英語のExpressed Emotionの頭文字をとってEEとも呼ばれます。

特にイライラが抑えられず、怒りや暴言のような激しい感情表出がある方を高EEと呼びます。この高EEが心理的弱者に向けられると、病状が悪化すると言われています。高EEの方の感情表出は以下の2点としてあげられます。

1.批判的表出
「こののろまめ」「やる気がないなら出ていけ」「何度言ったらわかるんだ!」このような発言が批判的表出です。など敵意や批判を伴う感情です。

2.情緒的表出
「誰も私をかまってくれない!」「どうせ私なんていなくなればいいんでしょ!」など自暴自棄にな発言です。

高EEは特に統合失調症の患者の方の場合かなり重視されますが、一般的な家庭やビジネスの現場でも気をつけなくてはなりません。

怒る 後悔

このように怒りは、体にも心理的にも悪影響を及ぼす研究がかなりたくさんあります。それどころか怒りは人間関係も破壊してしまいます。結果的には自分を守るようで、自分を追い詰めてしまう感情であると言えます。

★イライラは性格によって決まる!

コラムだけでなく心理の専門家の講義を受けてみたい!という方は下のお知らせをクリックして頂けると幸いです。私たちが講義をしている講座となります。

目次

①原因と解消法!診断もあります ​
②イライラの原因「生理的問題」
③「心理的な問題」とは
④性格の関係!怒りっぽい人の特徴
⑤イライラは「精神疾患」が原因?
⑥「怒りの火種」を見つけよう
⑦論理療法「ABCシェマ」で改善
⑧原因の解消法!「簡易瞑想法」
⑨イライラする原因「投影」の解消法
⑩イライラ診断!怒りっぽさをチェック

コメント

コメントを残す

コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


ブログ→
YouTube→
Twitter→

・高倉実(1995,「大学生のタイプA行動パターンと日常苛立ち事、ストレス反応の関連」,日本心身医学会,35(4),p299-306.