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妬みや嫉みの対処法!比較クセをプラスの力に

妬みや嫉みの対処法「正しく比較する」

コラム①では、妬みとは何かについて概観していきました。今回は、「正しく比較する」について解説していきます。

対象となるお悩み
・相手と比較して落ち込む
・自分には長所が何もない
・常に勝ち負けを考える

妬みを感じる時、人は間違った方法で比較していることが多いです。比較の仕方を誤ると、ひどく劣等感を覚えたり、自分には全く価値がないと極端な考え方になってしまいます。

そこで、今回は妬みを少なくするための正しい比較の方法をご紹介します。

比較は妬みの母

私たちは、人と人とのつながりや、コミュニケーションを通して、お互いの言動に影響を受けながら生活しています。そんな中で、自分の立ち位置を知るためには、どうしても他人と比べざるをえません。

他人と比較することで、自分を省みることができ、劣等感を抱くこともあれば、優越感に浸ることもあるでしょう。つまり、他人と比較すること自体は、誰もが自然と行っていることなのです。

妬みや嫉みの対処法

問題は、他人と自分を比べすぎてしまう場合です。他人の優れている点ばかり目についてしまうと、激しい劣等感を抱き、妬みの感情が強くなります。

他人と自分を比べすぎてしまうと、自分の立ち位置を把握するどころか、自分を見失う原因にもなってしまいます

3つの対処法で正しく比較

それでは、どうすれば妬みの少ない比較ができるのでしょうか。方法は以下の3つです。

①勝ち負けで計らない

認知行動療法という有名な心理療法では「勝ち負け思考」が強い方はメンタルヘルスが悪化しやすいことがわかっています。勝ち負け思考とは、なんでも勝負にしてしまい、勝った、負けたと上下に人間関係を考える心の癖です。

勝ち負け思考はスポーツなどでは強く持つ必要がある場面もありますが、日常的な人間関係に持ち込むと妬みや嫉妬などマイナスの影響が大きくなります。

勝負事が好きで、人間関係に上下関係を作りたがる方は気をつけましょう。

②絶対的な価値を探す

判断の仕方には以下の2つの種類があります。

相対的価値判断
相対は周りと比べて価値があるかどうかを判断するやり方です。例えば「太郎くんは、次郎くんよりもイケメンだ!」

絶対的価値判断
それぞれの良さを比較せずにそのまま探していくやり方です。例えば「太郎くんは活発でおしゃれ。次郎くんは温厚で清潔感がある」

このように他人と比較せず、絶対的に考えていくと比較癖は軽減できます。

③妬み→尊敬に変えよう

妬みの感情があるときは、どうしても相手に対してイライラしてしまいます。そして妬みは「ずるい」という感情と結びつくことがあります。

しかし、多くの場合、その影には人知れない努力や、積み重ねがあるのです。決して楽をしてきたわけではなく、本人の努力や頑張りを見つけると、妬みは尊敬に変わると言えます。

他人と比較してしまう

練習-妬みを和らげよう

それではワークにチャレンジしてみましょう。他人と自分を比べすぎてしまう妬みの気持ちをポジティブな捉え方に変えてみましょう。

練習問題①

・太郎くんは営業成績がよい
・ボーナスは私より良かった
・私も努力をしたのに結果が出なかった
・とても悔しい

①勝ち負けで測らない

②絶対的な価値

③尊敬に置き換える



解答例

①勝ち負けで測らない
⇒営業成績は太郎くんの努力があったからこそ

②絶対的な価値
⇒自分なりに精一杯やったから悔いはない

③尊敬に置き換える
⇒太郎くんのいいところは真似をしていこう

練習問題②

・花子さんは私より見た目が良い
・男女問わず人気があるのでいつも楽しそう
・私の見た目がもう少し可愛かったら…

①勝ち負けで測らない

②絶対的な価値

③尊敬に置き換える



解答例
①勝ち負けで測らない
⇒周囲に好かれる花子さんはやっぱり魅力的だ

②絶対的な価値
⇒私には手足が長いという魅力もある

③尊敬に置き換える
⇒花子さんの明るいところは素敵!私も魅力的な人になろう

練習問題③

あなたが嫉妬してしまう人を思い浮かべてください。その人を前提として以下の3つを基準に捉えなおしてみましょう。

①勝ち負けで測らない

②絶対的な価値

③尊敬に置き換える

 

練習問題はいかがでしたか?3つの対処法を意識して考えると、他人と自分を比べすぎることはなくなり、妬みや嫉みの強い感情も抑えられ、克服への糸口となるでしょう。

「○○と比べて」と価値を計るのではなくそれぞれの良いところをそのまま受け止めるイメージですね。妬みや嫉みを力にかえよう

妬みや嫉みの感情を力に

日頃から比べすぎないための3つの対処法を日頃から意識できるようになると、過度に優越感や劣等感を感じることが少なくなり、沸き上がる妬みや嫉みの感情に振り回されることもなくなります。

「人のふり見て我がふり直せ」ということわざがあるように、他人の言動から学ぶべきことはたくさんあります。他人と比べることで抱いた妬みや嫉みの感情を、自己成長の力に変えて、悪い妬みや嫉みを克服していきましょう!

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助け合い掲示板

1件のコメント

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    • なつ
    • 2019年8月20日 9:03 AM

    尊敬に置き換える事が難しい場合はどうしたらいいでしょうか
    自分の方が努力しているのに努力しない友達の方が手に入れるものが多いと感じています。世の中努力しなくてもなんとなく上手くいく人っています。

    4+
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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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