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孤独感を強める「条件付きの愛情」と対処法

孤独感が強い時は「肯定名人」に甘えてみよう④

コラム③では、孤独感を強める原因の1つ「見捨てられ不安」の解決策を紹介しました。についてご説明しました。4つの方法を使って見捨てられ不安と上手に付き合ってくださいね。

今回は孤独感の解決策として「肯定名人に甘えてみよう」を紹介していきたいと思います。やや抽象度が高いコラムですが、大事なことなので、ぜひ最後まで読んでみてください。

孤独感と肯定の関係

孤独感が強いとき、多くの方が、「誰も褒めてくれない」「暖かい声をかけてもらえない」「悩みを聞いてもらえない」とう悩みを持っている傾向にあります。

お話を聞いてみると、「誰も頼ってはいけない」「悩みを相談することは恥ずかしいことだ」「厳しい環境で耐えるのが人生だ」こんな価値観を持っている方が多いように感じます。

もちろんこれらの価値観が間違っていることはないですが、人は困ったときは助け合うことで、この厳しい社会を乗り越えてきたのです。本当に孤独で困ったときは、SOSを出してたまには誰かを頼ってみませんか?誰かに褒めてもらって、甘えて、回復したら、今度はあなた自身が誰かを助ければ良いのです!

愛情と孤独感の関係

さて!今回は「褒めてもらう」「甘える」ことについて詳しく解説していきます。ここで心理療法の1つであるストロークという概念を紹介します。ストロークとは「関わり方」「人との接し方」を意味します。ストロークはさらに

「条件付き肯定的ストローク」
「無条件の肯定的ストローク」

の2つに分けられます。まずは「条件付きストローク」について詳しく説明します。条件付きの肯定的ストロークとは、〇〇をしたからもらえる愛情です。

例えば、
いい成績を取ったから
 お母さんがほめてくれた!

営業成績が上がったから
 上司がほめてくれた!

大手の会社だから
 異性が好きになってくれた!

これらはすべて「条件付き」ストロークですね。

条件付きの肯定と孤独感

条件付きでも肯定的ストロークは嬉しいものです。もらえるものはもらっておきましょう笑。しかし、条件付きには実は弱点があるのです。それは「その条件がなくなった時に、肯定してもらえない」という点です。

先ほどの例ですと、成績が下がった、営業成績が下がった、大手の会社をクビになったら・・・どうでしょう。途端に愛情をもらえなくなってしまいます。条件付きの愛だけをもらうと、いつも条件を失なわないように頑張らなくてはならないのです。

□認められるために肩書や年収を上げる
□スペックがないと不安だ
□見た目や持ち物にこだわり注目を集める

上記に当てはまる項目が多い方は注意が必要です。「人は損得勘定でしか動かない」「褒めてもらうには結果を出すしかない」こんな感覚があると、孤独感が本当の意味で解消されることはないのです。孤独感を強めている原因

無条件の肯定が孤独感を減らす

心理的に安定するためには「無条件の肯定的ストローク」がポイントとなります。無条件の肯定的ストロークには条件が不要です。

例えば、
そのままの私をお母さんがほめてくれた!
そのままの自分を異性が好きになってくれた!

無条件の肯定的ストロークは「どんな時でもあなたと私は肯定されている」という感覚です。どんな時でも・・・というのがポイントですね。特別でなくても良いのです。〇〇だから・・△△だから・・・という理由はいらないのです。

無条件に「人と自分は同じく愛される存在だ」という気持ちを育てることが、孤独感を減らす上で大切になります。

無条件の肯定的ストロークで孤独感を減らそう

 

肯定名人・ストローク屋さんを探そう

そこで1つ提案です!もし可能であれば、無条件の肯定的ストロークをもらえるような、「ほめほめ名人」を探してみて欲しいのです。ポイントは2点あります。

無条件の肯定屋さんを探す
身近な人に、無条件の肯定ストロークを人はいませんか。
僧侶のような人がいればラッキー!その方の迷惑とならない程度に話をきいてもらい、無条件の肯定をしてもらいましょう。第一選択は家族になります。たまにはお母さんに話を聞いてもらったり、兄弟に相談してみましょう。

家族が聞いてくれない場合は、優しい上司、もしくは同僚でもいいかもしれません。私は密かに「僧侶系男子」「僧侶系女子」と読んでいます笑

ネットのお悩み相談室、公的機関を利用するのもOkです。たぶん、声を掛けることには勇気がいると思いますが、意外と話を聞いてくれる方は多いと思います。人はそもそも「助けあう」という根本的なDNAを持っています。

全員とは言いませんが、何人かに声をかければ、必ず優しい言葉をくれる方が居るはずです。その方との付き合いを迷惑にならない範囲で継続してみましょう。

無条件の否定屋さんと距離を置く
周囲に「無条件の否定屋さん」がいるようなら、その方とはなるべく距離を置くなど関りを減らすことも孤独感を軽減するために大切です。

否定されることは自分の成長に繋がるものですが、それでも孤独で辛い状況に無理して付き合うのは避けたほうが無難です。無条件の否定屋さんとの付き合いは、少し減らしてみるのもいいかもしれません。

 

無条件の愛が孤独感を緩和

 

孤独感を無条件の肯定で緩和

自分も他人も特別なものではなく、同じ空気を吸って、ご飯を食べて、泣いて、わらって、うんちもしますし、おこったり、わらったり、そこに特別なものなどないのです。そうした人間の自然なありようをお互い愛せるようになれば、人間関係は安定していきます。

どんな行動であったり、どんな障害を持っていても、誰しも肯定できる何かはもっているものです。まずは身近な人から、無条件の肯定ストローク屋さんを見つけ「無条件の肯定的ストローク」を増やしていきましょう。環境が整うことで暖かい関係が増え、孤独感は減っていくでしょう。

「無条件の肯定的ストローク」ぜひ参考にしてみてください。

はい!抽象的なコラムでしたね(^^; でもとっても大事なことだと考えています。次回は、孤独感を強めている原因の4つ目「会話力の不足」の対処法として「会話力を付けるSST」についてご紹介していきたいと思います。

★ 愛情の理解と特別感を無くす事が 孤独感を緩和するカギ

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愛情の理解を深めて対処しょう