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境界性パーソナリティ障害,人格障害の特徴と治療法

境界性パーソナリティ障害,人格障害の特徴と治療法

境界性人格障害は「見捨てられ不安」という心のクセが表れやすい障害です。境界性人格障害、見捨てられ不安の大きな問題点は、周りに自分が嫌われていないか何度も確認してしまうことにありました。執拗に「私のこと本当に好き?」と聞かれると、好きなものも嫌いになってしまうかもしれません。

そこで、今回は「限界設定」と呼ばれる、自分の行動を制限するテクニックを用いて境界性人格障害の改善策を提示していきたいと思います。

限界設定とは?

限界設定とは「自分には、ここまではできるけど、ここから先はできない」という区切りの部分になります。この部分をハッキリさせておくと、情緒不安定に巻き込まれずを発揮することはできるので、過剰適応になることはありません。

ここで、情緒不安定を改善する限界設定の4ステップをご紹介していきます。

①まずは気がつく

情緒不安定を抱えるほとんどの方は、自分の不安に気付かないことが多々あります。その結果、流されるままに愛情の確認行動などに向かってしまいます。

対策としては「あっ、いま見捨てられ不安が現れたな・・・」と気づくことからはじめましょう。特にメールの返信がない、時間がたっても連絡がない時に現れやすい感情なので、他人からの「拒絶」に対して過度に不安を感じる場合は、見捨てられ不安を疑った方がいいかもしれません。

②確認しすぎない

見捨てられ不安で情緒不安定な時は、その不安を避けるために周りの人に何度も確認をしたり、時には試してみたり、激怒したりすることもあります。先ほどもお伝えしましたが、急接近してしまうと、かえって警戒心を持たれてしまいます。

特に夜にしつこく電話したり、納得が行かないと相手の事情を考えず長電話をしたり…他にも心身の危険が冒されるトラブルに発展することもあるかもしれません。

人と程度の距離が保てるように親しい人達とはかかわり方のルールを作っておくとよいでしょう。特に時間や、連絡の回数などは押さえておくべきポイントです。

自分を認めて孤独感を改善する

③自分で自分を認める

「自分が見捨てられる(た)のではないか」とマイナスに捉えることで、自分を受け入れることができない人が多いでしょう。自分のミスや過ち、抱えている不安やマイナス面も含めて「自分はここにいていいんだ」と認めることが必要です。

④「子どもの自分」を認める

過ごし方や環境、愛着などから「もっと愛情がほしかった」「愛情を受けていない」と感じることが見捨てられ不安を作り出します。「自分を一人にしないで!」という深層心理からの叫びです。

子どもの頃に時間を巻き戻して愛情を受け取ることはもうできませんが、「自分はこんな風に接してもらいたかったんだな」「あの時のつらい気持ち、さみしい気持ちに似ているな」など自分の過去を受け止めてあげましょう。心の奥底にいる幼い自分を慰めてあげることも大切です。

 

発展編

パーソナリティ障害について基本を学べる動画もあります。基礎から理解したい方はご活用ください。

 

 

 

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 公認心理師
  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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