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ブリーフセラピーの技法「使える探し」でうまく行く状況を

ブリーフセラピーの技法!「リソース探し」とは?②

コラム①では、ブリーフセラピーの概要と、ブリーフセラピー3本柱の1本目の「もしも探し」をみてきました。3つの具体的な質問テクニックを使って実践してくださいね。今回は、「リソース探し」について具体的にみていきます。

「リソース」とは目的に対して、価値のある道具や資源、資産を表します。かなり広い概念で、ありとあらゆるものが資源になります。私たちは、うまく行っていない時マイナス思考になり、ついつい「ないもの」ばかりに目が向きがちです。

このような気持ちが弱くなる時に「あるもの」に目を向け、「使える」ものは何でも使って、うまく行く状況を模索することに役立つ方法が「リソース探し」です。リソースはほぼ無限にあると言って良いのですが、今回は入門として、「サポートリソース」「自己リソース」「成功体験リソース」の3つにチャレンジしましょう。

ブリーフセラピー3つのクエスチョン

 

3つの質問で使えるものを探す

①「サポートリソース探し」
まず1つ目は「サポートリソース探し」です。これは周りの家族、友人、職場関係者などの社会的ネットワーク(外的リソース)についての問いかけです。

例えば
「人前でもっとうまく話すために、
周りのどんな人が助けてくれそう?」

こんな問題があったとします。みなさんの周りの人はどんな形で助けてくれそうでしょうか。

*おススメの本を教えてくれる鈴木さん
*行きつけの飲み屋の山下さんは悩みを聞いてくれる
*両親は困ったときの安全基地

などたくさん考えていきましょう。

ちなみに相手の悪いところを見つけてしまう方は、リフレームも有効です。リフレームとは相手のマイナス面も別の視点で見て、プラス面として捉えなおす方法です。


*遅刻癖がある⇒ゆったりとした人柄で安心
*怒りやすい⇒情熱的で日々に刺激をもらえる

このようにリフレームもしながら、お助けマンをたくさん探していきましょう。

②「自己リソース探し」
2つ目は、「自分リソース探し」です。これは自分の知識、経験、能力、好み、キャラ(パーソナリティ)などの良さや強み(内的リソース)についての問いかけです。つまり、自分の持っているものです。

例えば職場に異性の部下が新人として入ってきたとします。この時関係性を良好にするために、自分の中でリソースとなるものはどんなものがあるでしょうか?みなさんは、何を思い付きますか? 

「自分は気遣いがある方かな」
「PCに詳しいから助けてあげられる」
「笑顔で安心感がある」

この質問方法のポイントは、「自分の良さはある?」とは問わず「自分のどの良さを使う?」と問うています。つまり、自分の良さは「あること」前提で質問していることです。それでも「いやいや、自分の欠点は探せても、自分の良さは探せない」というふうに思った人はいますでしょうか?

断言します!そんなことはありません!!

さきほどの物事の二面性に鋭くなれば、どんな欠点も、それは特徴であり、同時に良さにもなりえます。また、相手は自分を映す鏡です。相手の良さにどんどん気付けるようになっていけば、そういう新しい思考回路がつながり、自分の良さにもどんどん気付けるようになります。

③「成功体験リソース探し」
最後3つ目は、「成功体験リソース探し」です。これは、うまく行っていない今の状況ではなく、うまく行っていたかつての状況に目を向ける問いかけです(例外の発見)。

例えば
「今はついつい食べ過ぎてしまうけど、今まで食べ過ぎなかったのは、どんな時だったっけ?

うまく行っていない今の状況
⇒「仕事でストレス!食べ過ぎてしまう」
⇒「コンビニで間食」

うまく行っていたかつての状況
⇒「何かに夢中な時は食べ過ぎない」
⇒「人と一緒の時は食べ過ぎない」

などを思い出すでしょうか?このように、うまく行っていないことに目を向けるのではなく、成功体験を資源として活用するといいでしょう。

自分探しでブリーフセラピーを実践

使えるリソース探しで上手く行く場面を

今回は、ブリーフセラピーとして、「サポートリソース」「自己リソース」「成功体験リソース」の3本柱をお伝えしました。3つの質問テクニックで「リソース」をたくさん見つけて、ぜひ自信をつけてくださいね♪

次回は、ブリーフセラピーの3本柱の3本目「とりあえず探し」をご紹介します。

★ 使える探しであるものの良さを整理!ブリーフセラピーを実践しよう

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3つの質問で整理しよう