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パニック障害診断で自分の状態をチェック④

パニック障害‐傾向診断で自分の状態をチェック④

コラム③では、パニックの改善を妨げる原因の1つ「不安に陥りやすい破局的な考え方をしている」の対応法として、不安を切り替える認知再構成法をご紹介しました。今回は、パニック障害診断について解説していきます。

パニック障害‐傾向診断

自分がどこまでパニック障害に当てはまっているのかわからない方も多いかと思います、そこで、パニック障害をチェックする傾向診断項目を作成しました。客観的な状況を知りたい方はご活用ください。

パニック傾向診断

それではここで実際に今の状況を知るために、「パニック傾向診断」をしてみましょう。*医療行為ではありません。あくまで参考程度に検討してみてください。

パニック傾向診断
全くそう思わない あまり思わない どちらでもない ややそう思う とてもそう思う
1.
突然動悸がする
2.
突然汗が止まらなくなる
3.
不安で息切れすることがある
4.
現実感がなくなることがある
5.
心のコントロールを失うことが怖い
6.
不安が突然襲って来ると考えてしまう
7.
特定の場所で不安が強くなる
8.
特定の場所は脱出困難である
あなたの生まれた年は?
あなたの性別は?  
あなたのお住まいは?
診断についての注意

パニック傾向-診断*注意事項
・当尺度は臨床心理士・精神保健福祉士の監修の元作成しました
・当尺度はパニック障害について医療的な診断を行うものではありません
・当尺度は、段階では予備調査の段階となります
・あくまで参考程度にご使用ください

 

以下は尺度作成についての、手順や趣旨が明示されています。尺度について疑問を持たれた方、専門家の方、興味がある方はご一読ください。

 

尺度作成の趣旨
現代社会では、主にスマフォーとフォンでの検索やアプリが入り口となっており、多くの方がメンタルヘルスに関わる疑問や、問題解決の糸口をWEB検索から模索を始める傾向があります。当該入り口において方向性を誤ると、メンタルスの改善の迷路に迷い込む恐れがあるため、限られた時間の中で、ある程度簡易的に自分の状態を把握するコンテンツや診断が必要と考えています。

そこで弊社では、パニック障害につながりやすい種々の感情に焦点を当て、簡易的な自己判断ができる尺度を作成することとしました。医療行為、学術的な研究を目的とした診断ではなく、予防機能、啓蒙的、メンタルヘルスに興味をもって頂くことを趣旨として作成します。

 

尺度作成の条件
尺度を作成するにあたっては以下を意識して作成する。
・電車や喫茶店で簡易的に読める文章を心掛ける
・学術的な表現は控える
・断定はしない あくまでヒントとして診断をする
・尺度の限界を明示する

 

パニック障害についての先行研究
パニック障害は「不安障害」の中の1つであり、不安が大きく日常生活に支障をきたす疾患群をまとめたものである。不安障害には特徴的な不安症状を呈するものや、トラウマ体験、体の病気や物質によるものなど、広範な原因が考えられる。

パニック障害は主に、ICD-10、DSMIVーTRを中心に診断されている。また厚生労働省が作成した基準なども存在する。これらの診断基準を元にパニック障害の症状をまとめると、
・パニック発作
・予期不安
・広場恐怖
の3つが主症状と言える。

そのため簡易尺度ではこれらの3点を網羅するよう作成するものとする。またあくまで簡易診断なので、パニックになりやすい傾向としてやや表現を緩めて作成するものとする。

 

尺度作成手順
① 尺度抽出について
パニック障害をテーマとした診断基準、または近接する4つの論文と、精神保健福祉士・社会心理学の大学院を卒業した者が協力し以下の8つの質問項目を作成した。
*通常であれば説明変数から多い順に採用するが今回は川島の判断で選択した

 

その結果、以下の項目が抽出された。
突然動悸がする
突然汗が止まらなくなる
不安で息切れすることがある
現実感がなくなることがある
心のコントロールを失うことが怖い
不安が突然襲って来ると考えてしまう
特定の場所で不安が強くなる
特定の場所は脱出困難である

 

*参考文献
パニック障害重症度尺度
Panic Disorder Severity Scale  Shear et al 2001
パニック発作・広場恐怖評価尺度
Panic and Agoraphobia Scale
国際疾病分類第10版
International Classificition of Diseases, tenth edition
精神疾患の診断・統計マニュアル第4版・解説改訂版
Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders,Fourth Edition,Text Revision

 

② 診断結果については、因子ごとの評価は行わず
  総合点について4段階で注意事項を200文字程度で作成した
  
  ・5件法
  ・33~40 パニック傾向-強い
  ・29~32 パニック傾向-やや強い
  ・25~28 パニック傾向-少しあり
  ・8~24  パニック傾向-ない~ほとんどない
  
の4段階とする。パニックについては、長所と注意点の2方面からバランスよく記述することを心掛ける。診断結果については提案程度にとどめ、自己決定できるように記述を行う。

 

③ 今後の予定
  →回答数が充分集まった段階で
   因子分析と他の尺度との関連を精査し、
   精度を高めていく予定である

 

診断結果
・33~40 パニック傾向-強い
*長所
パニック傾向が強いと言えます。不安はリスクを回避するための感情です。そのため危険をいち早く察知し、危険な場所を避けることができるという面もあります。その気質をうまくコントロールして活かすと、危機管理が大事な仕事などで長所として発揮できるかもしれません。例えば、正確な数字を求められる経理職や、安全基準の作成に関するお仕事などが挙げられます。その意味で、不安を感じやすい心とうまく付き合いコントロールできている場合は問題ないと言えます。

 

*注意点
もし不安感が強く、特定の場所を避けたり、苦しい気持ちが強い場合は注意が必要です。特に数値としては高く出ているので、パニック障害の可能性もあります。心療内科や精神科の正確な診断も視野に入れるといいでしょう。また心理的な対処についても基本を学習されることをおすすめします。

 

・29~32 パニック傾向-やや強い
*長所
パニック傾向がやや強いと言えます。不安はリスクを回避するための感情です。そのため危険をいち早く察知し、危険な場所を避けることができるという面もあります。その気質をうまくコントロールして活かすと、危機管理が求められる仕事などで長所として発揮できるかもしれません。例えば、正確な数字を求められる経理職や、全然基準の作成に関するお仕事などが挙げられます。その意味でし不安を感じやすい心とうまく付き合いコントロールできている場合は問題ないと言えます。

 

*注意点
もし不安感が強く、特定の場所を避けたり、苦しい気持ちが強い場合は注意が必要です。特に数値としてはやや高く出ているので、心療内科や精神科の正確な診断も視野に入れるといいでしょう。また心理的な対処についても基本を学習されることをおすすめします。以下のコラムを参考にしてみてください。

 

・25~28 パニック傾向-少しあり
*長所
パニック傾向は健康的な範囲内ですが少しあると言えます。不安はリスクを回避するための感情です。そのため危険をいち早く察知し、危険な場所を避けることができるという面もあります。その気質をうまくコントロールして活かすと、危機管理が求められる仕事などで長所として発揮できるかもしれません。例えば、正確な数字を求められる経理職や、全然基準の作成に関するお仕事などが挙げられます。もし不安を感じやすい心とうまく付き合い、コントロールできている場合は問題ないと言えます。

 

*注意点
現在では健康的な範囲内ですが、将来的に不安感が強くなり、特定の場所を避けたり、苦しい気持ちが強くなる場合は注意が必要です。予防として心理的な対処についても基本を学習されることをおすすめします。以下のコラムを参考にしてみてください。

 

・8~24 パニック傾向-ない~ほとんどない
*長所
パニック傾向は「ない~ほとんどない」状態です。社会的な場面を避けることが少なく、積極的に行動する方が多いでしょう。どちらかといえば冷静な方が多く、気持ちのコントロールをすることができます。不安感や恐怖に支配されるず、目標をもって前向きに取り組めるでしょう。

 

*注意点
不安はリスクを回避するための感情です。そのため楽観視しすぎると危険を察知することができず、大きな失敗をすることがあります。特にリスクの高い重要な場面では慎重になることも視野に入れましょう。

 

パニック傾向(MAX 40)

パニック傾向(MIN 8)

あなたのライン

男性
女性

点数が高いほどパニックになりやすいと言えます。以下の基準を参考にしてみてください。

・33~40 パニック傾向-強い
・29~32 パニック傾向-やや強い
・25~28 パニック傾向-少しあり
・8~24  パニック傾向-ない~ほとんどない

パニック傾向(MAX 40)

パニック傾向(MIN 8)

あなたのライン

ご自身の年代と比較をしてみましょう。

あなたが所属する群

以下の2つのどちらかにあてはまった方は特に注意が必要です。
・33~40 パニック傾向-強い
・29~32 パニック傾向-やや強い

  • 総合

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 滋賀県 37 2
    1 香川県 37 1
    3 青森県 35 3
    4 山形県 34 1
    4 岡山県 34 2
    6 愛知県 33.8 15
    7 岩手県 33 1
    8 山口県 32 2
    8 沖縄県 32 2
    10 福岡県 31.4 5
    11 北海道 31.25 16
    12 高知県 31 1
    13 岐阜県 30.67 6
    13 兵庫県 30.67 9
    15 宮城県 30.5 4
    16 鹿児島県 30 2
    16 石川県 30 2
    18 静岡県 29.43 7
    19 福井県 29 1
    19 千葉県 29 9
    21 群馬県 28.67 3
    22 神奈川県 28.63 19
    23 三重県 28.5 2
    24 大阪府 28.4 15
    25 東京都 28 25
    25 秋田県 28 5
    27 埼玉県 27.69 16
    28 京都府 25.67 3
    28 大分県 25.67 3
    30 熊本県 24.5 2
    31 福島県 23.5 2
    32 富山県 23 1
    32 山梨県 23 1
    34 愛媛県 22 1
    35 茨城県 21.8 5
    36 広島県 20.5 2
    37 新潟県 13 2
    38 長野県 11 1
  • 男性

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 愛知県 38 2
    2 香川県 37 1
    3 静岡県 34 1
    4 三重県 33 1
    5 兵庫県 31.5 2
    6 神奈川県 31.4 5
    7 京都府 31 1
    8 千葉県 29.67 3
    9 群馬県 29.5 2
    10 青森県 29 1
    11 北海道 28.5 4
    12 大阪府 27 4
    12 福岡県 27 1
    14 埼玉県 26.6 5
    15 秋田県 26.5 2
    16 宮城県 24 1
    16 鹿児島県 24 1
    16 東京都 24 8
    19 長野県 11 1
  • 女性

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 青森県 38 2
    2 滋賀県 37 2
    3 鹿児島県 36 1
    4 岡山県 34 2
    4 山形県 34 1
    6 愛知県 33.15 13
    7 岩手県 33 1
    8 宮城県 32.67 3
    9 福岡県 32.5 4
    10 北海道 32.17 12
    11 沖縄県 32 2
    11 山口県 32 2
    13 高知県 31 1
    14 岐阜県 30.67 6
    15 秋田県 30.5 2
    16 兵庫県 30.43 7
    17 石川県 30 2
    18 東京都 29.88 17
    19 福井県 29 1
    20 大阪府 28.91 11
    21 千葉県 28.67 6
    21 静岡県 28.67 6
    23 埼玉県 28.18 11
    24 神奈川県 27.64 14
    25 群馬県 27 1
    26 大分県 25.67 3
    27 熊本県 24.5 2
    28 三重県 24 1
    29 福島県 23.5 2
    30 山梨県 23 1
    30 富山県 23 1
    30 京都府 23 2
    33 愛媛県 22 1
    34 茨城県 21.8 5
    35 広島県 20.5 2
    36 新潟県 13 2

2018年7月6日に公開しました。現在集計中です。

*長所
パニック傾向が強いと言えます。不安はリスクを回避するための感情です。そのため危険をいち早く察知し、危険な場所を避けることができるという面もあります。その気質をうまくコントロールして活かすと、危機管理が大事な仕事などで長所として発揮できるかもしれません。例えば、正確な数字を求められる経理職や、安全基準の作成に関するお仕事などが挙げられます。その意味で、不安を感じやすい心とうまく付き合いコントロールできている場合は問題ないと言えます。

*注意点
もし不安感が強く、特定の場所を避けたり、苦しい気持ちが強い場合は注意が必要です。特に数値としては高く出ているので、パニック障害の可能性もあります。心療内科や精神科の正確な診断も視野に入れるといいでしょう。また心理的な対処についても基本を学習されることをおすすめします。

*長所
パニック傾向がやや強いと言えます。不安はリスクを回避するための感情です。そのため危険をいち早く察知し、危険な場所を避けることができるという面もあります。その気質をうまくコントロールして活かすと、危機管理が求められる仕事などで長所として発揮できるかもしれません。例えば、正確な数字を求められる経理職や、全然基準の作成に関するお仕事などが挙げられます。その意味でし不安を感じやすい心とうまく付き合いコントロールできている場合は問題ないと言えます。

*注意点
もし不安感が強く、特定の場所を避けたり、苦しい気持ちが強い場合は注意が必要です。特に数値としてはやや高く出ているので、心療内科や精神科の正確な診断も視野に入れるといいでしょう。また心理的な対処についても基本を学習されることをおすすめします。以下のコラムを参考にしてみてください。

*長所
パニック傾向は健康的な範囲内ですが少しあると言えます。不安はリスクを回避するための感情です。そのため危険をいち早く察知し、危険な場所を避けることができるという面もあります。その気質をうまくコントロールして活かすと、危機管理が求められる仕事などで長所として発揮できるかもしれません。例えば、正確な数字を求められる経理職や、全然基準の作成に関するお仕事などが挙げられます。もし不安を感じやすい心とうまく付き合い、コントロールできている場合は問題ないと言えます。

*注意点
現在では健康的な範囲内ですが、将来的に不安感が強くなり、特定の場所を避けたり、苦しい気持ちが強くなる場合は注意が必要です。予防として心理的な対処についても基本を学習されることをおすすめします。以下のコラムを参考にしてみてください。

*長所
パニック傾向は「ない~ほとんどない」状態です。社会的な場面を避けることが少なく、積極的に行動する方が多いでしょう。どちらかといえば冷静な方が多く、気持ちのコントロールをすることができます。不安感や恐怖に支配されず、目標をもって前向きに取り組めるでしょう。

*注意点
基本的には問題はありません。ただし、「不安」はリスクを回避するための感情です。「不安」が全くない状態で、楽観視しすぎると危険を察知することができず、大きな失敗をすることがあります。リスクの高い重要な場面では慎重になることも視野に入れましょう。

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あなたの診断結果

いかがでしたか、思った以上にパニック障害の傾向が強かったという人もいれば、気になるほどでもなかったと感じた方もいらっしゃると思います。自分の状態を客観的に知ることで、悩みの解決策が見つかったり、悩みそのものが小さくなることあります。

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目次

①パニック障害-概観
②意味や定義を解説
③心理学研究の現状
④自分の状態をチェック
⑤「呼吸法」で症状を軽減
⑥「認知再構成法」-不安緩和
⑦エクスポージャーで克服

 

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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