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ポジティブシンキングの方法「ストレングスを探そう」

ポジティブシンキングの方法「ストレングスを探そう」⑤

コラム①では、ポジティブシンキングについて概観していきました。具体的な方法としては、「①リフレーミング」「②感謝の気持ちを持つ」「③適度なポジティブシンキング」「④ストレングスを探す」でしたね。

今回は「④ストレングス理論」という技法を紹介いたします。ポジティブシンキングになるためにとっても重要なスキルです

ストレングス理論とは

ストレングとはポジティブ心理学で頻繁に活用される概念です。ポジティブ心理学では、長所や強みに注目するというポイントを大切にしています。この自分の強みのことを、ストレングスと呼びます。

Woodら(2011)によると、ストレングスは、

「人が活躍したり最善を尽くすことを可能にさせる特性」

と定義されています。

自分のベストなパフォーマンスを発揮する上で、かかせないのが「強み」なのですね。強みを生かすことで、結果を出しやすくなりますし、それまでのプロセスも楽しくなります。

ポジティブ思考と強み

Peterson & Selignan(2004)は、ストレングスを測定する「VIA-IS(Values In Action Invent  Of Strengths)」というツールを開発しました。これは、200以上の哲学・経典から、24項目の強み指標を抽出し、質問紙にしたものです。

VIA-ISの24項目は以下の通りです。

実際に診断する時間が取れない方は、この中から自分に当てはまるものを選んで、強みとしても良いでしょう。予想した強みと診断した結果が合っているかどうかを確かめるのもを面白いかもしれませんね。

強みを生かした生活を!

自分の強みがわかったら、実生活で活かすことでポジティブシンキングが促進されます。分かりやすい例としては、職業選びです。


強み:正義感が強い
・弁護士になろう
・政治家になろう
・警察官になろう

強み:慎重さが高い
・プログラマーになろう
・安全管理技術者になろう
・デザイナーになろう

などですね。このように、自分の強みを生かせる職業につければ、役に立っている感覚を覚えやすいので、ポジティブシンキングになれます。この例は、職業という大きなカテゴリーですが、「企画は得意」「単純作業は苦にならない」などのタスク単位で見ても良いですね。

ポジティブシンキングUP

今回は、ポジティブシンキングになる「強み」の見つけ方・活かし方についてご紹介していきました。VIA-ISはポジティブ心理学の中でも、定評のある強み診断の1つなので、ぜひ1度チェックしてみてくださいね。

強みを発見できれば、自分がどのように生きればよいか明確になりますので、日常生活での迷いがなくなります。すると、やるべきこと集中できるようになり、ポジティブシンキングが促進されるのです。ただ、強みは人生の中でずっと同じであるとは限らず、様々な経験をしていく中で、徐々に確立されていくものです。焦らずじっくりと長所を見つけていきましょう。

次回は、ポジティブシンキング診断をご紹介します。お楽しみに!

★強み活かしてポジティブシンキング!

目次

①ポジティブシンキング-概観
②「リフレーミング」とは
③「感謝」がキーポイント
④ネガティブは行動力に変えよう!
⑤ストレングスを探そう
⑥ポジティブシンキング簡易診断

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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出典・参考文献
大竹(2005)ポジティブ心理学から見た新しいパーソナリティの提案ー人間のポジティブな人格特性(character strengths)について 東北学院大学 日本パーソナリティ心理学会発表論文集14巻
Peterson, C., & Seligman, M. E. (2004).Character strengths and virtues: A handbook and classification. UK.: Oxford University
Press Wood, A. M., Linley, P. A., Maltby, J.,Kashdan, T. B., & Hurling, R. (2011).Using personal and psychological strengths leads to increases in wellbeing over time: A longitudinal study and the development of the strengths use questionnaire. Personality and Individual Differences, 50,15-19