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プレッシャーは自分に合った方法で対処!ストレス理論も理解しよう

プレッシャー


プレッシャーの対処法!ストレス理論と自分にあった対処の型で克服を③

ストレス理論でプレッシャーを克服

コラム②では、プレッシャーやストレスの対処法「自己催眠」の具体的な方法についてご紹介しました。ぜひトレーニングして身に付けてください。

今回は、プレッシャーを軽減する方法の2つ目「ストレス理論の応用」をご紹介します。プレッシャーを克服するには「ストレス理論」を応用していくことが効果的です。成功例・思考のポイント・練習問題を交えながら紹介していきます。

 

ストレス理論とは?

ストレス理論とはストレス理論とは「人間と環境の相互作用を考慮すべきだ」というアメリカの心理学者ラザルスが提案した理論が代表的です。彼は、人が出来事などと遭遇し刺激を受けると、その刺激に対し1次評価と2次評価という、2つの評価プロセスが存在していると示しています。

これを簡単に表現すると、

ストレスを受ける

どういったストレスか判断

どのような対処ができるか

考えられたものを実行する

といった流れになります。

このことから、プレッシャーを受けた際に生じるストレスに対抗する知識を身につけることで、プレッシャーを克服していくことができます。特に、プレッシャーを受けた際に生じるストレスを「どう対処していけばよいのかわからない」「対策をしないといけないけど、自分の力ではどうにもならない」といった状態にある方には有効な方法になります。最近では、仕事や職場などで行われるストレスチェックの際にも使われているのもので、さまざまな場面で使用がされています。

状況にあったプレッシャー対処法を

プレッシャーにあった対処法をプレッシャーによって人はさまざまなストレスを感じます。そのストレスと対処する(2次評価)にはいくつもの選択筋があり、問題状況にあった対処法を選択していくことが必要です。

野口(1999)によれば、適切な対処法を用いることができるかがその後の健康を左右するとのことです。

では、適切な対処法を用いるためにはどうしたらよいでしょうか?そのためには、対処型の選択肢を増やすことが大事です。これから、対処の型について解説をしていきます。練習問題もあるので、ぜひ取り組んでみてくださいね!

プレッシャー対処の型を参考に

対処法にはそれぞれ型があり、選択肢を増やすにはこの型に沿ってプレッシャーについて考えてみるとわかりやすいと思います。

【プレッシャー対処の型】

ストレスに対処する8つの型

いかがでしたか?なかなかすぐにはわかりにくいかと思います。日ごろから、プレッシャーを感じた時に、どの型の対処をすれば自分に一番合うかを試してみてください。

 

プレッシャーの対処法!練習で習得を

先ほどご紹介した、プレッシャー対処の型を踏まえながら練習問題を進めていきましょう。

以下に示すプレッシャーに対して、どの対処の型を使っていきますか。型と具体的な内容を考えてみましょう。

練習問題1
上司や先輩、家族など、複数の人からプレッシャーをかけられている。さらに、様々なことが入り混じってしまって本来の力が発揮できなくなってしまった。

⇒「   」型 
具体的には
「           」する

 

 

解答例
⇒「計画」型 
具体的には「入り混じってしまったものを一つ一つ整理する。その一つ一つについて解決策を検討していく」

 

練習問題2
今までうまくいったことがないことへ今回どうしても挑戦しなくてはならなくなってまった。その上、失敗は許されないとプレッシャーを感じている。

⇒「   」型 
具体的には
「           」する

 

 

 

解答例
⇒「対決」型
具体的には「失敗しても仕方のないことだと見据えたうえで、上手くいくように練習を重ねていく」

 

練習問題3
試験の合格を目指して日々頑張っているけど、周囲の期待を考えるとプレッシャーになってしまう。また、合格できなかったときのことを思うと集中できない。

⇒「   」型 
具体的には
「           」する

 

 

解答例
⇒「肯定評価」型
具体的には「合格した時のことを想像して、この試験が終われば自分は発展、進歩できると考えていく」

 

プレッシャーに対して、どの対処の型を使って、どのように考えていくかの問題でした。各プレッシャーについて自分自身に当てはめて考えてみると思いつきやすいでしょう。

 

対処法でプレッシャーを克服

プレッシャーとストレスの対処法練習問題はいかがでしたか。ストレス理論から考えられた対処の型の考え方を自分に当てはめていくことが大切です。気を付けなければいけないのは、その対処の型が自分に無理があるものではないかを注意していくことです。何事も無理は禁物ですからね。

次回は、プレッシャーを軽減する方法の3つ目「メンタルトレーニング」についてご紹介します。

★自分に合う対処の型を見つけててプレッシャーやストレスを克服しよう

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コミュニケーション講座

*出典・参考文献
Lazarus,R.S.(1999).Stress and emotion:A new syntheses.New York:Springer.
野口京子 1999 現代女性とストレス 女性心身医学 3,1.
Selye,H:“A syndrome produced by diverse nocious agents.”Nature,138:32-33,1936.
山田冨美雄 1997 心理的ストレスの評価とそのマネジメント バイオメカニズム学会誌 21,2.



自分に合った型で対処しよう!