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レジリエンスを高めるポイントを専門家が解説します

レジリエンス


レジリエンスを高めるポイント⑤

レジリエンスを専門家が解説します

当コラムは「レジリエンス」をテーマに、臨床心理士である森が解説しています。私は心理テストを使って、その人の人となりを描き出す、いわゆる心理アセスメントの仕事をしています。このコラムでは、簡単にはへこたれなくなるコツを解説します。

全部で5コラムあります。しっかりと対策をお伝えしたいので全部で8分程度かかります(^^;ちょっと大変ですが。是非お付き合いください。

レジリエンスを高めてへこたれない心を

レジリエンスを高めて強い心を今回が「レジリエンス」コラムの最終回です。これまでの4回のレジエレンスコラムでお伝えしたことをおさらいしていきます。一緒に確認してみてください。

レジリエンスを発揮

コラム①では、レジリエンスを発揮できないと起きてくる問題を挙げ、原因となる3つの要因を取り上げました。

・客観的な捉え方ができない
・ポジティブな面に気づけない
・人に頼ろうとしない

レジリエンスをうまく発揮できないと抑うつ的になりやすいなど、日常生活で不都合をきたす危険性があることが分かってきています。

レジリエンスを発揮しやすい状態にあるかどうかの簡易チェックテストで、ご自分の状態を確認することができましたか。レジリエンスはトレーニング次第で強くすることができます。

3つの方法でレジリエンスを高める

コラム②③④では、レジリエンスが発揮できない3つの要因を解決する具体的な方法をご紹介しました。

1:論理療法のABC理論
レジリエンスが発揮できない1つ目の要因「置かれている状況を客観的に把握できない」を解決するのに効果的な技法です。適応的で現実的な状況把握を目指します。

そのためのコツは「“絶対~しなければならない”といった言い回しは使わない」「うまくいかないことがあっても破滅だと考えない」「どんなに強く思い込んでも幸福につながる考え方をする」の3つでした。

コラム②で紹介した練習問題を参考にして、レジリエンスを発揮しやすくしましょう。

 

2:正のストローク
レジリエンスが発揮できない2つ目の要因「ポジティブな面に気づけない」を解決するための対処法です。肯定的であたたかみのあるまなざしを自分に向けてみることも大切です。そのためのコツは3つありましたね。

・大事な人に置き換えてみよう
・言葉だけでなく行動を起こしてみる
・条件を付けない

コラム③で紹介した対処法をもとに、自分を褒めることでレジリエンスを高めましょう。

 

3:Iメッセージ
レジリエンスが発揮できない3つ目の要因「人に頼ろうとしない」を解決するための方法です。その時感じている気持ちとその理由をはっきりと言葉に表して、人に頼ってみるのも良いものです。そのためのコツは3つありましたね。

・必ずしも「私は」を言わなくても良い
・自分の気持ちをはっきり言葉にする
・そのような気持ちになった訳を話す

勇気を出して気持ちを言葉にして、会話の糸口にするとレジリエンスを高めることにつながります。

実践!レジリエンスを発揮しよう!

レジエレンスを発揮する「レジリエンス」コラムでは、レジリエンスを今はうまく発揮できていない方、レジリエンスを高めたい方、へこたれやすい方向けに、レジリエンスについて正しい知識を解説してきました。

コラムを読み終えて、「これで簡単にへこたれない自分になれそうだ!」と思っていただけたら嬉しいです。また、ご紹介した解決方法を実践する中で、ご自身の中でネックになっていた3つの要因「置かれている状況を客観的に把握できない」「ポジティブな面に気づけない」「人に頼ろうとしない」が少しずつ解消され、レジリエンスを高めて頂けたら幸いです。

専門家の講義を受けたい方へ

最後に、これまで「レジリエンス」コラムにお付き合いしていただき、本当にありがとうございました!レジリエンスが発揮できれば、心を強くすることができ、ちょっとした事ではへこたれなくなるでしょう。また、地震などの災害で辛い状況になったとしても、乗り越えて行ける強さを持てるようになります。レジエレンスは鍛える事ができます。まずは、ご紹介したレジリエンスのセルフチェックやコツ、自主トレを使って実践してみてください。

そして、専門家から直接学びたい!という方は良かったら私たち臨床心理士・精神保健福祉士が開催している、コミュニケーション講座への参加をおススメしています。コラムだけでは伝えきれない知識や実践的なワークを進めています。みなさんのコミュニケーション能力が向上するよう、講師も一緒に頑張ります!よかったらいらっしゃってくださいね(^^)

★3つの具体的な方法で、レジリエンスを鍛えて、へこたれない心を身につけよう
コミュニケーション講座


臨床心理士の解説で身に付けていこう