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赤面症の原因と治し方、赤面しない3つの方法を専門家が解説

赤面症,原因


赤面症の原因と治し方、赤面しない3つの方法-心理の専門家が解説①

「赤面症」を専門家が解説します

はじめまして!学校心理士・応用心理士の栗本、精神保健福祉士の川島です。私達は心理系の大学院を卒業し、心理学の講座やカウンセリングなどを行っています。当コラムは「赤面症」について詳しく解説をしていきます。

コラム①では「赤面症」の理解を、コラム②~⑤については克服方法を解説していきたいと思います。全部で8分程度かかります(^^;ちょっと大変ですが。是非お付き合いください。赤面症の原因や赤面を治す方法をご紹介しています

みなさんは「赤面症」という言葉を聞いてどのような印象を持つでしょうか?

「赤面した顔を見られたら恥ずかしい・・・」
「顔が赤くなると馬鹿にされる・・・」
「赤くなって笑われたらどうしよう・・・」

なかなか良いイメージを持つことができないという方は多いのではないでしょうか。私たちも仕事をする中で、「赤面」していることで悩まれる方とたくさん接してきました。当コラムを読んでいる方も赤面で悩んでいる方が多いと思います。

まずは“赤面症”とはどのような症状なのか?まずは赤面症の症状や原因から一緒に考えていきましょう。

赤面症とは何か?

・赤面と対人恐怖
赤面症とは、人と接する場面で緊張することで、顔が赤くなってしまう症状です。これは毛細血管が拡張することで血液が流れるようになることに起こると言われています。赤面自体は身体的な状態なので、病気ではなく、むしろこれ自体が問題ということはありません。この点はまずは押さえておきましょう。

問題となるのは、「赤面を恐れる」「赤面恐怖症」という症状です。赤面恐怖症は顔が赤くなることを極度に恐れるあまり、対人場面を回避したり、必要以上に顔が赤くなるこに恐怖心を持つ症状で、「対人恐怖」の一つである(心理学辞典,1999)とされています。

・100年続く赤面恐怖症

赤面恐怖症に関連する研究は比較的古くから日本で研究されてきました。森田正馬という心理療法家は最初の対人恐怖の治療家と言われています。昔から「人に迷惑をかけてはいけない」「恥をかいてはいけない」といった日本人の感覚は赤面恐怖や対人不安を招きやすいと考えられてきました。もう100年近く前のことで世界的に見てもめずらしい研究でした。100年以上も前から日本人は対人恐怖や赤面症で悩んできたのですね。

赤面恐怖症と社交不安
世界的には赤面症は「社交不安症(ASD)の一種として研究されています。DSM-5によると「社交不安症(ASD)」とは、「他者の注視を浴びる可能性のある社交場面に対する著しい恐怖または不安を特徴とし、否定的な評価を受けることを恐れる病態としています。」塩入(2015)は社交不安には「赤面恐怖」「スピーチ恐怖」などが含まれるとしています。 

赤面する原因や赤面症についての解説をしています

赤面恐怖症と悪循環 

赤面症によって起こってしまう問題として、周りの人などの他者に自分が注目されたり、見られてしまっているのではないかと思ってしまう。そして、自分の顔が赤くなったり、その赤面のために他者に軽蔑されたり、不快な思いをさせたりするのではないかと恐れ、対人場面を回避してしまうものです。簡単に表現すると、

①不安を感じる
  ↓
②顔が赤くなる(赤面状態になる)
  ↓
③赤面状態を見られたくない
  ↓
④対人場面を避けてしまう。
  ↓
⑤不安が大きくなり赤面が強くなる

というように、悪循環となってしまいます。このように、①から④が繰り返されえてしまって、悪い循環が続いていってしまいます。場合によっては他の精神障害が併存して自殺企図の危険性が高まったりしてしまいます。

赤面症は他の精神疾患と繋がる

心理学の研究では、「社交不安症(ASD)」が先行して発症し、他の精神障害が併存してくると自殺企図の危険性が高まることなども指摘されています(Stein,2001)。その中でも、「社交不安症(ASD)」は統合失調症の発症の危険度を高める因子であることも指摘されています(Johnstone,2005)。

以上のことから、「赤面恐怖症」などの不安症状を精神障害が併存してくる前に早期に介入して解決していくことは、他の精神疾患の予防という観点からも重要と考えられます。是非「赤面恐怖症」とうまく付き合っていけるように、対処をしていきましょう。

赤面症-恐怖傾向診断

それではここで実際に今の状況を知るために、「赤面症恐怖傾向診断」をしてみましょう。*医療行為ではありません。あくまで参考程度に検討してみてください。

赤面症-恐怖傾向診断
全くそう思わない あまり思わない どちらでもない ややそう思う とてもそう思う
1.
顔が赤くならないように薄着をする
2.
顔が赤くなると冷やそうとする
3.
人から顔を見られるのが怖い
4.
会話をすると気が張り詰める
5.
人前に立つ場面を避ける
6.
社交的な場面の参加を避ける
7.
人前で恥をかくことを恐れる
8.
ダメな部分を見られてはいけない
あなたの生まれた年は?
あなたの性別は?  
あなたのお住まいは?
診断についての注意

赤面恐怖-傾向診断・注意事項
・当尺度は心理系大学院を卒業した精神保健福祉士の監修の元作成しました
・当尺度は医療的な診断を行うものではありません
・当尺度は、段階では予備調査の段階となります
・あくまで参考程度にご使用ください
以下は尺度作成についての、手順や趣旨が明示されています。尺度について疑問を持たれた方、専門家の方、興味がある方はご一読ください。

尺度作成の趣旨
現代社会では、主にスマーフォトフォンでの検索やアプリが入り口となっており、多くの方がメンタルヘルスに関わる疑問や、問題解決の糸口をWEB検索から模索を始める傾向があります。当該入り口において方向性を誤ると、メンタルスの改善の迷路に迷い込む恐れがあるため、限られた時間の中で、ある程度簡易的に自分の状態を把握するコンテンツや診断が必要と考えています。そこで弊社では、メンタルヘルスの問題につながりやすい種々の感情に焦点を当て、簡易的な自己判断ができる尺度を作成することとしました。医療行為、学術的な研究を目的とした診断ではなく、予防機能、メンタルヘルスに興味をもって頂くことを趣旨として作成します。

尺度作成の条件
尺度を作成するにあたっては以下を意識して作成する。
・電車や喫茶店で簡易的に読める文章を心掛ける
・学術的な表現は控える
・断定はしない あくまでヒントとして診断をする
・尺度の限界を明示する

尺度作成手順
尺度抽出について
わが国では対人恐怖症について1930年代から森田療法を中心として継続的に研究がなされてきた。赤面恐怖症は対人恐怖症の一群として考えられ、元々は文化的な要因による日本人独自の症状として解釈されていたようである。対人恐怖症状は、山下(1977)によると「緊張型」「確信型」の2種類に分類する立場や、自己臭恐怖、赤面恐怖、会話恐怖など細かく分類する立場などがある。

その後1980年代にDSM-Ⅲで「社会不安障害」が診断基準として登場し、現在では対人恐怖怖症という言葉は医学的・学術的には衰退している。ただし、「赤面恐怖」はグーグール検索数において、月間3000前後あり、いまだ一定の需要があるキーワードである。この点、赤面恐怖についての自己理解を図る尺度の作成は意義があると言える。

赤面恐怖の強さを直接する尺度は先行研究では見当たらないため、ICD-10やDSM-Ⅲの診断基準、過去の対人恐怖心性格に関連する論文を参考にする。具体的には赤面恐怖近接する論文や国際基準、臨床心理士・社会心理学の大学院を卒業した者が協力し質問項目をブレーンストーミングし、質問項目を網羅した。

 

参考文献
DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引  医学書院 2014 
ICD‐10 精神および行動の障害―臨床記述と診断ガイドライン2005 医学書院
Liebowitz Social Anxiety Scale Liebowitz MR. Social Phobia. Mod Probl Pharmacopsychiatry 1987;22:141-173
赤面恐怖  新臨床医学文庫 1984 山下格
社交不安障害の診断と治療 2015 朝倉聡 精神神経学雑誌117巻6号 413-430
赤面恐怖の治し方 1953 森田 正馬, 高良 武久 白揚社

 

ブレーンストーミング後、検討を行い4因子、8項目の尺度を作成した。
スマフォ画面に収まるように文言を微調整した。
通常であれば予備調査で説明変数から多い順に
採用するが今回は川島の判断で選択した

 

*身体的症状への抵抗
顔が赤くならないように薄着をする
顔が赤くなると冷やそうとする

*心理的緊張
人から顔を見られるのが怖い
会話をすると気が張り詰める

*回避欲求
人前に立つ場面を避ける
社交的な場面の参加を避ける

*評価過敏
人前で恥をかくことを恐れる
ダメな部分を見られてはいけない

 

・・・・・・・・・・・
診断については、5件法で行う。因子ごとの評価は行わず総合点について4群に分類し解説文を200文字程度で作成した。結果については長所と注意点の2方面からバランスよく記述することを心掛ける。診断結果については提案程度にとどめ、自己決定できるように記述を行う。


診断結果については、因子ごとの評価は行わず
  総合点について4段階で注意事項を200文字程度で作成した

  ・5件法
  ・34~40 赤面恐怖‐傾向かなり強い
  ・29~33 赤面恐怖‐傾向強い
  ・24~28 赤面恐怖‐傾向ややあり
  ・8~23  赤面恐怖‐傾向ない~少ない

 

今後の予定
  →回答数が充分集まった段階で
   因子分析と他の尺度との関連を精査し、
   精度を高めていく予定である

 

診断結果
・34~40 赤面恐怖‐傾向かなり強い
*長所
赤面恐怖症傾向がかなり強いと言えます。赤面恐怖傾向がある方は、慎重に人間関係に取り組むため、優しい方が多いと言えそうです。相手を無視して自分をひけらかすことがないため、気遣いができると思われることもあります。人間関係に敏感な分、人の気持ちの描写などが得意な方もいます。気配りを上手な心性をうまく活かせば仕事でも活躍できるでしょう。

 

*注意点
赤面恐怖症は回避行動と結び付きやすいと言われています。人がいる場面を長期的に避ける生活を続けると社会性がなくなり、生きにくさを抱えることになります。本コラムで対策を解説しましたので参考にしてみてください。また赤面恐怖傾向がかなり強く、長期的に引きこもりがちと感じる方は心療内科や精神科の受診も視野に入れましょう。

・29~33 赤面恐怖‐傾向強い
*長所
赤面恐怖症傾向が強いと言えます。赤面恐怖傾向がある方は、慎重に人間関係に取り組むため、優しい方が多いと言えそうです。相手を無視して自分をひけらかすことがないため、気遣いができると思われることもあるでしょう。人間関係に敏感な分、人の気持ちの描写などが得意な方もいます。気配りを上手な心性をうまく活かせば仕事でも活躍できるでしょう。

*注意点
赤面恐怖症は回避行動と結び付きやすいと言われています。人がいる場面を長期的に避ける生活を続けると社会性がなくなり、生きにくさを抱えることになります。本コラムで対策を解説しましたので参考にしてみてください。


・24~28 赤面恐怖‐傾向ややあり
*長所
赤面恐怖症は健康的な範囲内ですがややあります。赤面恐怖傾向がある方は、慎重に人間関係に取り組むため、優しい方が多いと言えそうです。相手を無視して自分をひけらかすことがないため、気遣いができると思われることもあるでしょう。人間関係に敏感な分、人の気持ちの描写などが得意な方もいます。気配りを上手な心性をうまく活かせば仕事でも活躍できるでしょう。

*注意点
赤面恐怖症は回避行動と結び付きやすいと言われています。緊急性はないですが、もし今後人がいる場面を長期的に避ける生活になった場合は、生きにくさを抱えることになります。本コラムで予防策を解説しましたので参考にしてみてください。


・8~23  赤面恐怖‐傾向ない~少ない
*長所
赤面恐怖傾向は「ない~少ない」と言えます。赤面が怖いという気持ちは少なく、社交的な場面に参加をされている方が多いでしょう。社交的な場面に積極的に参加される方は、ソーシャルスキルがあり、孤独感もあまりないことが分かっています。暖かい人間関係の中でメンタルヘルスも良好な方が多いでしょう。接客業や営業職など人と日常的に接する仕事も向いていると言えます。

*注意点
特に人と話すことに抵抗がない方は問題ありません。ただ注意点として、赤面恐怖傾向がほとんどない方でも希に、視線恐怖や醜形恐怖という症状を持っていることがあります。人が怖いという気持ちがある場合は、注意しましょう。

 

赤面恐怖傾向(MAX 40)

赤面恐怖傾向(MIN 8)

あなたのライン

男性
女性

点数が高いほど赤面恐怖の傾向があります。以下の基準を参考にしてみてください。

・34~40 赤面恐怖‐傾向かなり強い
・29~33 赤面恐怖‐傾向強い
・24~28 赤面恐怖‐傾向ややあり
・8~23  赤面恐怖‐傾向ない~少ない

赤面恐怖傾向(MAX 40)

赤面恐怖傾向(MIN 8)

あなたのライン

年代別の傾向を表しています。ご自身の年代と比較してみましょう。

あなたが所属する群

以下の3群にあてはまった方は注意が必要です。
・34~40 赤面恐怖‐傾向かなり強い
・29~33 赤面恐怖‐傾向強い
・24~28 赤面恐怖‐傾向ややあり

  • 総合

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 島根県 32.6 15
    2 沖縄県 32.35 17
    3 富山県 32.27 15
    4 広島県 32.19 43
    5 徳島県 31.63 8
    6 新潟県 31.39 41
    7 愛媛県 31.22 18
    8 鳥取県 31 6
    9 宮崎県 30.79 28
    10 千葉県 30.72 93
    11 福岡県 30.68 92
    12 滋賀県 30.62 13
    13 茨城県 30.51 59
    14 長崎県 30.5 24
    15 福島県 30.32 47
    16 熊本県 30.24 25
    17 北海道 30.23 144
    18 群馬県 30.21 29
    19 岡山県 30.19 27
    20 京都府 30.15 46
    21 大分県 30.06 18
    22 兵庫県 29.84 75
    23 大阪府 29.8 166
    24 埼玉県 29.77 100
    25 長野県 29.7 27
    26 東京都 29.66 380
    27 栃木県 29.65 40
    28 秋田県 29.63 19
    29 愛知県 29.37 128
    30 山形県 29.36 22
    30 鹿児島県 29.36 22
    32 福井県 29.21 14
    32 奈良県 29.21 28
    34 高知県 29.17 6
    35 山口県 29.05 20
    36 神奈川県 29.01 159
    37 石川県 28.85 39
    38 宮城県 28.83 59
    39 岐阜県 28.67 36
    40 岩手県 28.22 23
    41 青森県 28.14 36
    42 静岡県 28.02 58
    43 和歌山県 27.93 15
    44 香川県 27.79 14
    45 三重県 27.56 32
    46 佐賀県 27.55 11
    47 山梨県 27.21 19
  • 男性

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 香川県 36 1
    2 富山県 35.5 2
    3 広島県 34.86 14
    4 島根県 32.5 2
    4 宮城県 32.5 12
    6 新潟県 32 6
    7 長崎県 31 6
    7 三重県 31 4
    9 栃木県 30.86 7
    10 京都府 30.83 18
    11 愛媛県 30.5 4
    12 宮崎県 30.33 3
    13 千葉県 30.32 22
    14 群馬県 30.25 8
    14 岡山県 30.25 4
    16 和歌山県 30 4
    16 山形県 30 5
    18 福岡県 29.84 19
    19 北海道 29.65 40
    20 愛知県 29.64 28
    21 兵庫県 29.59 17
    22 沖縄県 29.5 2
    23 神奈川県 29.24 41
    24 大分県 29.2 5
    25 青森県 29.17 6
    26 大阪府 29.12 33
    27 静岡県 29.07 14
    28 滋賀県 29 2
    29 東京都 28.74 80
    30 山口県 28.57 7
    31 福島県 28.27 11
    32 石川県 28.22 9
    33 鹿児島県 28.2 5
    34 埼玉県 28.19 27
    35 秋田県 28 5
    36 福井県 27.5 4
    37 山梨県 27.43 7
    38 岐阜県 27.3 10
    39 岩手県 26.83 12
    40 佐賀県 26.4 5
    41 熊本県 25.67 6
    42 奈良県 25.57 7
    43 茨城県 24.86 7
    44 長野県 24 6
  • 女性

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 沖縄県 32.73 15
    2 島根県 32.62 13
    3 富山県 31.77 13
    4 熊本県 31.68 19
    5 徳島県 31.63 8
    6 愛媛県 31.43 14
    7 福島県 31.35 34
    8 長野県 31.33 21
    9 滋賀県 31.3 10
    10 新潟県 31.29 35
    11 茨城県 31.27 52
    12 福岡県 31.07 72
    13 鳥取県 31 6
    14 広島県 30.89 28
    15 千葉県 30.85 71
    16 宮崎県 30.84 25
    17 北海道 30.45 104
    18 埼玉県 30.43 70
    18 奈良県 30.43 21
    20 大分県 30.38 13
    21 長崎県 30.33 18
    22 秋田県 30.21 14
    23 岡山県 30.17 23
    24 大阪府 30.12 131
    25 東京都 29.97 292
    26 福井県 29.9 10
    27 兵庫県 29.89 57
    28 群馬県 29.85 20
    29 岩手県 29.73 11
    30 京都府 29.71 28
    31 鹿児島県 29.71 17
    32 高知県 29.4 5
    33 栃木県 29.39 33
    34 山口県 29.31 13
    35 愛知県 29.29 100
    36 岐阜県 29.19 26
    37 山形県 29.18 17
    38 神奈川県 28.99 113
    39 石川県 28.9 29
    40 佐賀県 28.75 4
    41 青森県 28.14 29
    42 宮城県 27.8 46
    43 静岡県 27.6 43
    44 和歌山県 27.18 11
    45 香川県 27.15 13
    46 山梨県 27.08 12
    47 三重県 27.07 28

2018年7月14日から調査を開始しました。現在集計中です。

*長所
赤面恐怖症傾向がかなり強いと言えます。赤面恐怖傾向がある方は、慎重に人間関係に取り組むため、優しい方が多いと言えそうです。相手を無視して自分をひけらかすことがないため、気遣いができると思われることもあります。人間関係に敏感な分、人の気持ちの描写などが得意な方もいます。気配りを上手な心性をうまく活かせば仕事でも活躍できるでしょう。

*注意点
赤面恐怖症は回避行動と結び付きやすいと言われています。人がいる場面を長期的に避ける生活を続けると社会性がなくなり、生きにくさを抱えることになります。本コラムで対策を解説しましたので参考にしてみてください。また赤面恐怖傾向がかなり強く、長期的に引きこもりがちと感じる方は心療内科や精神科の受診も視野に入れましょう。

*長所
赤面恐怖症傾向が強いと言えます。赤面恐怖傾向がある方は、慎重に人間関係に取り組むため、優しい方が多いと言えそうです。相手を無視して自分をひけらかすことがないため、気遣いができると思われることもあるでしょう。人間関係に敏感な分、人の気持ちの描写などが得意な方もいます。気配りを上手な心性をうまく活かせば仕事でも活躍できるでしょう。

*注意点
赤面恐怖症は回避行動と結び付きやすいと言われています。人がいる場面を長期的に避ける生活を続けると社会性がなくなり、生きにくさを抱えることになります。本コラムで対策を解説しましたので参考にしてみてください。

*長所
赤面恐怖症は健康的な範囲内ですがややあります。赤面恐怖傾向がある方は、慎重に人間関係に取り組むため、優しい方が多いと言えそうです。相手を無視して自分をひけらかすことがないため、気遣いができると思われることもあるでしょう。人間関係に敏感な分、人の気持ちの描写などが得意な方もいます。気配りを上手な心性をうまく活かせば仕事でも活躍できるでしょう。

*注意点
赤面恐怖症は回避行動と結び付きやすいと言われています。緊急性はないですが、もし今後人がいる場面を長期的に避ける生活になった場合は、生きにくさを抱えることになります。本コラムで予防策を解説しましたので参考にしてみてください。

*長所
赤面恐怖傾向は「ない~少ない」と言えます。赤面が怖いという気持ちは少なく、社交的な場面に参加をされている方が多いでしょう。社交的な場面に積極的に参加される方は、ソーシャルスキルがあり、孤独感もあまりないことが分かっています。暖かい人間関係の中でメンタルヘルスも良好な方が多いでしょう。接客業や営業職など人と日常的に接する仕事も向いていると言えます。

*注意点
特に人と話すことに抵抗がない方は問題ありません。ただ注意点として、赤面恐怖傾向がほとんどない方でも希に、視線恐怖や醜形恐怖という症状を持っていることがあります。人が怖いという気持ちがある場合は、注意しましょう。

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コラム1は折り返し地点です!ここで少しだけお知らせをさせてください♪ 私たち臨床心理士・精神保健福祉士は、暖かい人間関係のある社会を創ることを目的として、コミュニケーション講座を開催しています。

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赤面症の原因と赤面しない方法

診断についていかがでしたでしょうか。あまりいい結果が出なくても、ポジティブに考えていきましょう!とは言ってもなかなか赤面症とうまく付き合っていくことは難しいという方もたくさんいらっしゃると思います。

そこで当コラムでは、赤面症の原因と解決策を提案させて頂きます。全部読むのは大変なので、当てはまる項目についてリンク先をチェックしてみてくださいね♪

①認知療法で赤面する認知の歪みを直す

周囲を気にしすぎる
赤面症の原因の1つに「人からどう見られているのかを過剰に気にする」ことがあげられます。自分の顔が赤くなったことで、他者に軽蔑され恥をかくのではないか…と周囲からの評価で不安が強くなり、赤面症状を強めてしまいます。

認知の歪みを修正しよう
このような場合には心理療法の1つ「認知療法」が効果的です。認知療法では、自動思考という“自分の受け止め方のクセ=認知の歪み”に焦点を当てて修正することで症状を改善していきます。

赤面による不安はあくまで自分の想像です。想像の中には、事実とは異なる事もあります。認知の歪みを修正して、事実をありのままに受け止めていきましょう。もしかしたら非現実的な考えがあるかも・・・という方は、コラム②をチェックしてくださいね。

②不安階層表で徐々に不安を緩和

強く不安を抱いてしまう
赤面した顔を見られてしまうと恥をかく、不快に思われてしまうと考えると、強い不安が押し寄せてきます。その強い不安によってストレスを感じたりと、その他の症状が併発してしまいます。心理学では、その不安に対抗するためにさまざまな方法があります。特に、不安階層表などを使い、スモールステップで強い不安を徐々に緩和していくことが良いでしょう。

不安階層表で赤面症を徐々に弱める 
不安階層法とは簡単に表現すると、不安の度合いを階層で表したものです。不安階層表を作り、弱い不安に直面させ、徐々にステップアップしながら不安に慣れさせていくものです。

赤面症の元となる不安を弱いものから強いものを徐々に緩和していきましょう。不安階層表を作成してみたい!という方は、コラム③をチェクしてください。

④森田療法であるがままを受入れる

症状への強いこだわり
不安や赤面している事にこだわりすぎると、赤面症を強めてしまい悪循環が続いてしまいます。このような場合、少しだけこだわりを軽減する事が大切になります。当コラムでは、森田療法を使ってこだわりを軽減し、赤面症の症状を緩和していきます。

あるがままに考える
森田療法とは簡単に表現すると、症状をあるがままに受け止めて考えていく方法です。対人恐怖症や、赤面恐怖、視線恐怖で古くから活用されてきた治療法です。

赤面症の状態をあるがままに受け止めることで、その症状にとらわれないようにすることができます。不安や赤面症状にこだわっているなぁ・・・という方はコラム④にチャレンジしてみましょう。

赤面症を克服する方法を解説

このように、「周りを気にしすぎる」「強い不安を抱く」「症状にこだわる」が原因となることが多いようです。次回以降は赤面症を克服する方法ついて考えていきます。

赤面症を克服することは、良好な人間関係を築き上げていくカギとなります。しかし、そう簡単に赤面症を克服することは難しいかもしれません。これから紹介する赤面症を克服する方法を日々の生活の中で意識していくことで、少しずつ赤面症を克服していきましょう!

次回の赤面症コラムは、赤面症を克服する方法の1つ「認知療法で赤面する認知の歪みを直す」をご紹介します。お楽しみに!(もう少し下に次のコラムボタンがあります)

★ 赤面症の克服は良好な人間関係の第1歩。3つの方法で改善しよう

*出典・参考文献
朝倉 聡 2015 社交不安症の診断と評価 不安症研究 7(1),4-17.
Johnstone, E. C., Ebmeier, K. P., Miller, P., Owens, D. G., & Lawrie, S. M.  2005 Predicting schizophrenia: Finding from the Edinburgh High-Risk Study. British Journal of Psychiatry, 186, 18–25.
中島 義明 (編) 1999 心理学辞典 有斐閣.
佐々木 淳・丹野 義彦 2004 自我漏洩状況に対応した測定尺度の作成 精神科診断学 15(1),25-36.
塩入 俊樹 2015 社交不安症の薬物療法 不安症研究 7(1),29-39.
Stein, M. B., Fuetsch, M., Muller, N., Hofler, M., & Wittchen, H. U. 2001  Social anxiety disorder and the risk of depression: A prospective community study of adolescents and young adults. Archives of General Psychiatry, 58, 251–256.



3つの解決策で赤面しない方法を身に付けよう