>
>
>
自意識過剰を直す「あるがまま療法」⑧

自意識過剰を直す「あるがまま」森田療法⑧

人の目を気にしてしまうのは、人の目を気にしないようにする考え方が原因であることが多いです。つまり、自意識過剰にならないようにこだわることで、症状を強めてしまっているわけです。

そこで、今回はこだわりを手放す方法として「森田療法」について解説していきます。

精神交互作用とは?過剰なこだわりで不安や恐怖が強くなる状況

「あるがまま」で自意識過剰を軽減

ここからは、精神交互作用を和らげるの方法を見ていきましょう。

過剰なこだわりからくる精神交互作用の解決策には「森田療法」が有効です。森田療法は、1919年に森田正馬によりつくられた精神療法で、対人恐怖症や赤面恐怖、視線恐怖などに対して昔からから活用されてきました。

森田療法は
「あるがままに受け止めて考えていく」
方法です。

恐怖心や不安になる気持ちを無理に打ち消すことはせず、ポジティブな目的に注意を向けることを重視します。

まず、自意識過剰という気持ちへのこだわりを自覚し、あるがままに受け入れていきましょう。そして、やるべき目的に向かって行動することで、人が怖い気持ちの緩和が目指せるでしょう。

実践!不安を緩和する捉え方のポイント

それではここで、練習問題に取り組んでいきましょう。

練習問題では「行動に意識を向ける。やるべきことに集中する」をポイントに考えてくださいね。このポイントは、自意識過剰と感じる気持ちを和らげる捉え方のコツになりますよ。

練習問題1
Aさんは大切な入社面接を控えています。Aさんは入社試験が思わしくない結果であるため、面接官にからどう思われるか気になり自意識過剰になってしまいました。相手の目を意識しないように…と思えば思うほど、自意識過剰が増してしまいます。
この時どのように考えるといいでしょうか?

 

解答例
・面接には恐怖はつきもの
・不安な気持ちがあっても当たり前
・面接では一言一言しっかり話そう
・怒られるわけではない。ぎこちなくてもOK!

 

練習問題2
Bさんは、婚活パーティに参加することにしました。異性と話をした経験が少なく、周囲の視線を感じるだけでも不安になります。婚活パーティ参加に向けて、不安を抑えようとすればするほど、自意識過剰が強まってきます…。
この場合どのように考えるとよいでしょうか?

 

 

解答例
・異性との話した経験がないので不安は当然
・まだ親しくないから多少の恐怖はOK!
・無理なく自分らしく表現しよう
・不安な気持ちを素直に伝えてみよう

森田療法の考え方で人が怖い気持ちを緩和しよう

「あるがまま」で自意識過剰を軽減

自意識過剰を強めている「過剰なこだわり」を、森田療法のあるがままを受け入れることで緩和する方法をご紹介してきました。

周囲からの評価へのこだわりを、多少なりとも軽減できればポジティブに考えられるようになります。

ポジティブな行動するための捉え方のポイントは「行動に集中する。やるべきことに意識を向ける」でしたね。こうした捉え方を大切に実践してくださいね。

次回はコラムのまとめです。これまで紹介してきた内容を改めて確認していきましょう!

★ 自意識過剰を和らげには「こだわり」を少しだけ減らしてみよう!

次のコラムへ進むボタンはもう少し下にあります。コラムだけでなく心理の専門家の講義を受けてみたい!という方は下のお知らせをクリックして頂けると幸いです。私たちが講義をしている講座となります。

目次

①意味や原因・治し方を解説
②意味や性質を解説
③「こだわりを手放そう」
④「社会不安障害」へのリスク
⑤「私的自己意識を高める」
⑥治し方「現実検討力」
⑦「前向きな目標設定」に
⑧「あるがまま」森田療法とは

コメント

コメントを残す

コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


ブログ→
YouTube→
Twitter→