>
>
>

恐怖症の症状と対処法!肩の動作法で緊張をほぐす

恐怖症


恐怖症の症状と対処法!身体の緊張をほぐす肩の動作法④

身体のリラックスで恐怖症を緩和

コラム③では、恐怖症の解決策の2つ目「回唱えるワークでその場に居続ける」をご紹介しました。練習問題を繰り返す中で身に付けていきましょう。今回は、恐怖症の解決策の3つ目「身体の緊張を緩めてリラックス」についてご紹介します。

恐怖症の症状は身体が緊張している

 

身体は恐怖体験を記憶する?!

恐怖症を引き起こす恐怖体験が記憶された後の身体は、過剰に緊張しています。 身体が緊張状態にあると

例えば、
・肩が上がっている
・呼吸が浅くなっている
・背中が張っている
などの状態が起こりやすくなります。

頑張った後は、心身ともに緊張をしっかり緩めることが大切です。そこで 肩を緩めることで、こころを楽にするワークをやってみましょう! 

緊張をほぐして恐怖症を緩和

コラム③で用いた例題を使って説明します。せひAさんと一緒にワークをやってみて下さい。

例題
Aさんは、入社以来仲良くしていた同僚Bさんが他の同僚に自分の愚痴を言っていたことを聞き、対人関係に不信感を抱いています。Aさんは、対人関係に不信感を抱きつつも毎日頑張って仕事に行っています。しかし、やはり対人関係にはストレスを感じており、毎日帰宅後強い疲労を感じています。

<Aさんの心や身体の状態>
・肩こりがひどい
・腰痛を感じる
・帰宅後も会社での対人関係を思い出し、気が張っている

ワーク
まず、椅子に姿勢を正して腰掛けましょう。床に座っている場合は、腰を立てて背骨から頭をまっすぐにした姿勢を取ります。

効果を高めるために3つのポイントを意識して、手順に沿って動きをやってみましょう

<効果を高める3つのポイント>
・個々の動作をゆっくり丁寧に行う
・深く呼吸をする
・個々の動作後は余韻をしっかり感じる

<手順>
①両肩をぐっと上げ、これ以上上がらないところで10秒ほど止めましょう。

②肩の緊張を良く感じ、すとんと降ろしましょう。

③右肩をゆっくり3回ほど回しましょう。反対回りでもう3回ほど回しましょう。

④左肩をゆっくり3回ほど回しましょう。反対回りでもう3回ほど回しましょう。

⑤そのまま両肩を上げて肩の緊張を感じたら、ゆっくりおろしましょう。

ワーク後
ワークを行ったあと、Aさんのこころとからだに変化が現れました。

<ワーク後のAさんの心や身体の状態>
・思っていた以上に肩の緊張に気づいた
・深い呼吸でリラックスできた
・ワーク中は体に集中でき頭を休めた

などの心や身体の変化や気づきが得られました。みなさんはいかがだったでしょうか?

 

身体の緊張をほぐして恐怖症を克服

ワークをやって身体の緊張に気づいたけど、なかなかうまく緊張をほぐすことができなかったと言う人もいるかもしれません。それは、これまで心身が頑張っていたという証拠です。

リラックスで恐怖症を乗越える恐怖症を引き起こす恐怖体験を受けた後の心や身体は思った以上に緊張しています。今すぐにストレスを全て取り除くのは難しいかも知れませんが、身体の緊張をこまめにほぐしてあげることはこころにとっても良いことです。

ピンと張っていた身体の緊張がほぐれることで、こころの引っかかりに気づくこともあるでしょう。その気づきは、思考や行動に変化をもたらします。是非、あなたのペースで日常生活に今回のワークを取り入れてみて下さい!

次回は、恐怖症コラムの最後です。これまでお伝えしてきた内容をまとめてご紹介していきます。

★恐怖症の症状から身体の緊張ほぐす!肩の動作法で心もリラックス

次のコラムへ進むボタンはもう少し下にあります。その前にちょっとだけお知らせです・・・申し訳ありません。(^^;コラムだけでなく心理の専門家の講義を受けてみたい!という方は下のお知らせをクリックして頂けると幸いです。私たちが講義をしている講座となります。

心理学講座

*出典・参考文献
小山 恭子(2014)こころとからだのリラクセーション―動作法のすすめ 武久出版



身体の緊張を緩めていこう