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社会不安障害のをチェック

社会不安障害診断とチェック⑥

コラム⑤では、社会不安障害の原因「ソーシャルスキル不足」について解説していきました。会話力の低下は、対人不安が強まる悪循環を引き起こすため注意が必要でしたね。

今回は社会不安障害診断をご紹介します。

社会不安障害をチェック

定期的にこちらの社会不安簡易診断で自己チェックしておくことをお勧めしています。客観的な状況を知りたい方はご活用ください。

社会不安障害‐傾向診断・チェック

それではここで今の状況を知るために、「社会不安障害について傾向診断」をチェックしてみましょう。*医療行為ではありません。あくまで参考程度に検討してみてください。

社会不安障害‐傾向診断・チェック
全くそう思わない あまり思わない どちらでもない ややそう思う とてもそう思う
1.
人と接すると緊張する
2.
表情が硬くなる
3.
会話への恐怖心がある
4.
対人場面では気が休まらない
5.
雑談場面を避ける
6.
飲み会など社交的な場面を回避する
7.
人前ではしっかりしないとダメだと思う
8.
ダメな自分を人に見られるのは嫌だ
あなたの生まれた年は?
あなたの性別は?  
あなたのお住まいは?
診断についての注意

社会不安障害傾向診断・注意事項
・当尺度は心理系大学院を卒業した精神保健福祉士の監修の元作成しました
・当尺度は医療的な診断を行うものではありません
・当尺度は、段階では予備調査の段階となります
・あくまで参考程度にご使用ください

以下は尺度作成についての、手順や趣旨が明示されています。尺度について疑問を持たれた方、専門家の方、興味がある方はご一読ください。


社会不安障害・尺度作成の趣旨
現代社会では、スマートフォンでの検索がメインとなっており、メンタルヘルスに対する疑問点や、解決策や対処法をインターネット検索から調べ始める傾向があります。こうした調査の方向性を誤ると、メンタルヘルスの改善が迷宮入りしてしまう恐れがあるため、限りある時間の中で、比較的簡易に自分の心理状態を分析できるコンテンツや診断が必要と考えています。
そこで弊社では、メンタルヘルスの問題となりやすい根本的なの感情に焦点を当て、簡易的な自己判断ができる尺度を作成することとしました。医療行為、学術的な研究を目的とした診断ではなく、メンタルヘルスに興味をもって頂き、予防を促すを趣旨として作成します。

 

決断力診断作の要点
尺度を作成する際には、以下を意識して作成する。
・カフェや電車でスムーズに読める文章を心掛ける
・学術的な表現は避ける
・あくまでヒントとして診断をし、断定はしない
・尺度の限度を明示する

 

尺度作成手順
わが国では社会不安障害について1930年代から森田療法を中心として継続的に研究がなされてきた。元々は文化的な要因による日本人独自の症状として解釈されていたようである。その後1980年代にDSM-Ⅲで「社会不安障害」が診断基準として登場し、現在では社交不安障害と呼ぶことが多く、社会不安障害や対人恐怖症という言葉は医学的・学術的には衰退している。ただし当診断は社会不安障害という旧来の概念の興味を持っているユーザーが多いため、あくまで社会不安障害という名称で作成することとする。

本尺度では医学的な基準もある程度参考にする。DSM-5の分類においては、薬物乱用などに触れる尺度項目もあるが、医学的な目的ではなく、あくまでスマートフォンユーザーを主体とした、一般的な啓蒙であるため、枝葉の部分ではなく、社会不安障害の基本的な心性を理解、予防する診断する尺度を作成することとする。

その上で、具体的には社会不安障害に近接する論文や国際基準、臨床心理士・社会心理学の大学院を卒業した者が協力し質問項目をブレーンストーミングし、質問項目を網羅した。

 

参考文献
DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引
2014  American Psychiatric Association
ICD‐10 精神および行動の障害―臨床記述と診断ガイドライン2005 
融 道男 (翻訳), 小見山 実 (翻訳), 大久保 善朗 (翻訳), 中根 允文 (翻訳), 岡崎 祐士 (翻訳)
医学書院
Liebowitz Social Anxiety Scale Liebowitz MR. Social Phobia. Mod Probl Pharmacopsychiatry 1987;22:141-173
対人恐怖  新臨床医学文庫 1984 山下格
社会不安障害の診断と治療 2015 朝倉聡 精神神経学雑誌117巻6号 413-430

 

質問項目を列挙した後、 KJ法によりグルーピングを行い
4グループにまとめ、ラベリングを行った。WEB対応簡易型尺度とするため、2グループ質問項目をそれぞれ4つの質問に削ったまたスマフォ画面に収まるように文言を微調整した。
*通常であれば予備調査で説明変数から多い順に
 採用するが今回は川島の判断で選択した

*身体的症状
人と接すると緊張する
表情が硬くなる

*心理的緊張
会話への恐怖心がある
対人場面では気が休まらない

*回避欲求
雑談場面を避ける
飲み会など社交的な場面を回避する

*評価過敏
人前ではしっかりしないとダメだと思う
ダメな自分を人に見られるのは嫌だ

 

診断については、5件法で行う。因子ごとの評価は行わず総合点について4群に分類し解説文を200文字程度で作成した。結果については長所と注意点の2方面からバランスよく記述することを心掛ける。診断結果については提案程度にとどめ、自己決定できるように記述を行う。

 

今後の予定
→回答数が充分集まった段階で
 因子分析と他の尺度との関連を精査し、
 精度を高めていく予定である

 

診断結果
34~40 ・社会不安障害傾向‐かなり強い 
*長所
社会不安障害傾向が強いと言えます。対人不安が強い方は、コミュニケーションにおいて慎重に取り組むため、誠実なイメージを持たれることが多いと言えます。また自分の話しをあまりしないので、深みのある人と思われることもあるでしょう。他人に対して敏感に反応するため、人の心を読むことが得意な方もいます。過去の偉大な小説家なども社会不安が強い方が多く、ある意味で人間関係の機微にとても富んでいるとも言えます。

*注意点
社会不安障害は回避欲求を起こしやすいと言われています。対人場面を長期的に避けることで社会性がなくなり、孤独を感じることもあります。本コラムで基本的な改善策を解説しましたので参考にしてみてください。また社会不安傾向がかなり強いと感じる方は心療内科や精神科の受診も視野に入れましょう。

 

30~33 ・社会不安障害傾向‐強い 
*長所
社会不安障害傾向がやや強いと言えます。他人が怖いという気持ちを持ちながら、最低限はコミュニケーション場面に参加をされている方が多いでしょう。また対人不安がある方は、人間関係に慎重に取り組むため、誠実なイメージを持たれることが多いと言えます。また自分の話しをあまりしないので、深みのある人と思われることもあるでしょう。他人に対して敏感に反応するため、人の心を読むことが得意な方もいます

*注意点
社会不安は回避行動と結び付きやすいと言われています。人がいる場面を長期的に避ける生活を続けると社会性がなくなり、生きにくさを抱えることになります。本コラムで対策を解説しました。興味がある方は参考にしてみてください。

 

25~29・社会不安障害傾向‐ややあり
*長所
社会不安障害傾向がやや強いと言えます。他人が怖いという気持ちは少しあるものの、コミュニケーション場面に参加をされている方が多いでしょう。その意味でご自身の人への不安感をうまくコントロールして社会でやっていけていると言えそうです。また対人不安がある方は、人間関係に慎重に取り組むため、誠実なイメージを持たれることが多いと言えます。

 

*注意点
社会不安は回避行動と結び付きやすいと言われています。人がいる場面を長期的に避ける生活を続けると社会性がなくなり、生きにくさを抱えることになります。本コラムで予防策を解説しました。興味がある方は参考にしてみてください。

 

8?24 ・社会不安障害傾向‐なし~あまりない
*長所
社会不安傾向はほとんどないと言えます。人が怖いという気持ちは少なく、社会的な場面に参加をされている方が多いでしょう。社会不安傾向が少ない方はソーシャルスキルが高く、孤独感が低いことが分かっています。暖かい人間関係の中でメンタルヘルスも良好な方が多いでしょう。接客業や営業職など人と日常的に接する仕事も向いていると言えます。

 

*注意点
社会不安傾向がほとんどない方は、積極的がゆえに「自分中心になりすぎる」ことがあります。特に内向的な方、慎重なタイプの方と接する時は、ゆっくりと話し、会話に入れるようにすることが大切です。主導権も握りすぎないように相手への気配りも意識するようにしましょう。

 


*本尺度は対人恐怖診断とほぼ同一概念であるため、
 診断もほぼ同じ内容となった
https://www.direct-commu.com/chie/mental/fear1/

 

社会不安障害傾向(MAX 40)

社会不安障害傾向(MIN 8)

あなたのライン

男性
女性

点数が高いほど、社会不安障害傾向があることを示しています。以下の基準を参考にしてください。

 ・34~40 社会不安障害傾向‐かなり強い 
 ・30~33 社会不安障害傾向‐強い 
 ・25~29 社会不安障害傾向‐ややあり
 ・8~24   社会不安障害傾向‐なし~あまりない

社会不安障害傾向(MAX 40)

社会不安障害傾向(MIN 8)

あなたのライン

年代別の比較となります。ご自身の年代と比較してみましょう。

あなたが所属する群

以下の3群に当てはまった方は注意しましょう。

 ・34~40 社会不安障害傾向‐かなり強い 
 ・30~33 社会不安障害傾向‐強い 
 ・25~29 社会不安障害傾向‐ややあり

  • 総合

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 山口県 38 1
    2 栃木県 37.5 2
    3 秋田県 37 4
    3 富山県 37 2
    5 熊本県 36.6 5
    5 山梨県 36.6 5
    7 青森県 36 5
    8 岩手県 35.83 6
    9 沖縄県 35.75 8
    10 三重県 35.67 6
    10 高知県 35.67 3
    12 埼玉県 35.42 12
    13 広島県 35.33 3
    14 福井県 35 3
    15 滋賀県 34.75 4
    15 香川県 34.75 4
    17 福島県 34.57 7
    18 北海道 34.54 37
    19 京都府 34.45 11
    20 長野県 34 3
    21 静岡県 33.67 9
    22 新潟県 33.56 9
    23 福岡県 33.55 11
    24 愛媛県 33.13 8
    25 奈良県 33 1
    26 千葉県 32.93 14
    27 茨城県 32.6 5
    28 宮崎県 32.4 5
    29 岐阜県 32.25 4
    30 愛知県 32.1 21
    31 兵庫県 31.94 17
    32 東京都 31.78 37
    33 佐賀県 31.67 3
    34 大阪府 31.6 15
    35 神奈川県 31.55 22
    36 岡山県 31.1 10
    37 和歌山県 31 4
    38 宮城県 30.87 15
    39 石川県 30.85 13
    40 山形県 30.4 5
    41 徳島県 30.25 4
    42 群馬県 29.2 5
    43 鹿児島県 27.15 13
    44 島根県 24 1
    45 鳥取県 22.5 2
    46 長崎県 21.5 2
  • 男性

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 青森県 40 1
    1 秋田県 40 1
    3 山形県 38 1
    3 広島県 38 1
    3 岩手県 38 2
    3 岐阜県 38 1
    7 山梨県 37 2
    7 富山県 37 1
    9 佐賀県 36 1
    9 沖縄県 36 3
    11 熊本県 35 2
    12 宮崎県 34.5 2
    13 静岡県 34 1
    13 徳島県 34 2
    13 石川県 34 5
    16 兵庫県 33.55 11
    17 三重県 33.5 2
    18 愛知県 33.43 7
    19 福島県 33 1
    19 群馬県 33 1
    19 千葉県 33 3
    19 埼玉県 33 2
    23 北海道 31.75 4
    24 神奈川県 31.6 5
    25 大阪府 31 4
    26 東京都 30.8 15
    27 岡山県 28 1
    27 宮城県 28 7
    27 鹿児島県 28 1
    30 長崎県 21.5 2
    31 新潟県 20 1
    32 福岡県 18 1
  • 女性

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 山口県 38 1
    2 熊本県 37.67 3
    3 栃木県 37.5 2
    4 富山県 37 1
    5 三重県 36.75 4
    6 山梨県 36.33 3
    7 秋田県 36 3
    8 高知県 35.67 3
    9 沖縄県 35.6 5
    10 新潟県 35.25 8
    11 北海道 35.22 32
    12 福岡県 35.1 10
    13 福井県 35 3
    13 青森県 35 4
    15 埼玉県 34.88 8
    16 福島県 34.83 6
    17 滋賀県 34.75 4
    17 香川県 34.75 4
    17 岩手県 34.75 4
    20 京都府 34.45 11
    21 広島県 34 2
    21 長野県 34 3
    23 静岡県 33.63 8
    24 宮城県 33.38 8
    25 愛媛県 33.13 8
    26 奈良県 33 1
    27 千葉県 32.91 11
    28 茨城県 32.6 5
    29 東京都 32.33 21
    30 大阪府 31.82 11
    31 神奈川県 31.56 16
    32 岡山県 31.44 9
    33 愛知県 31.43 14
    34 宮崎県 31 3
    34 和歌山県 31 4
    36 岐阜県 30.33 3
    37 佐賀県 29.5 2
    38 兵庫県 29 6
    39 石川県 28.88 8
    40 山形県 28.5 4
    41 群馬県 28.25 4
    42 鹿児島県 27.08 12
    43 徳島県 26.5 2
    44 島根県 24 1
    45 鳥取県 22.5 2

2018年8月6日から調査を開始しています。現在集計中です。

*長所
社会不安障害傾向がかなり強いと言えます。対人不安が強い方は、コミュニケーションにおいて慎重に取り組むため、誠実なイメージを持たれることが多いと言えます。また、自分の話しをあまりしないので、深みのある人と思われることもあるでしょう。他人に対して敏感に反応するため、人の心を読むことが得意な方もいます。過去の偉大な小説家なども社会不安が強い方が多く、ある意味で人間関係の機微にとても富んでいるとも言えます。

*注意点
社会不安障害は回避欲求を起こしやすいと言われています。対人場面を長期的に避けることで社会性がなくなり、孤独を感じることもあります。本コラムで基本的な改善策を解説しましたので参考にしてみてください。また、社会不安傾向がかなり強いと感じる方は心療内科や精神科の受診も視野に入れましょう。

*長所
社会不安障害傾向が強いと言えます。他人が怖いという気持ちを持ちながら、最低限はコミュニケーション場面に参加をされている方が多いでしょう。対人不安がある方は、人間関係に慎重に取り組むため、誠実なイメージを持たれることが多いと言えます。また、自分の話しをあまりしないので、深みのある人と思われることもあるでしょう。他人に対して敏感に反応するため、人の心を読むことが得意な方もいます

*注意点
社会不安は回避行動と結び付きやすいと言われています。人がいる場面を長期的に避ける生活を続けると社会性がなくなり、生きにくさを抱えることになります。本コラムで対策を解説しました。興味がある方は参考にしてみてください。

*長所
社会不安障害傾向がややあります。他人が怖いという気持ちは少しあるものの、コミュニケーション場面に参加をされている方が多いでしょう。その意味でご自身の人への不安感をうまくコントロールして社会でやっていけていると言えそうです。また、対人不安がある方は、人間関係に慎重に取り組むため、誠実なイメージを持たれることが多いと言えます。

*注意点
社会不安は回避行動と結び付きやすいと言われています。人がいる場面を長期的に避ける生活を続けると社会性がなくなり、生きにくさを抱えることになります。本コラムで予防策を解説しました。興味がある方は参考にしてみてください。

*長所
社会不安傾向はほとんどないと言えます。人が怖いという気持ちは少なく、社会的な場面に参加をされている方が多いでしょう。社会不安傾向が少ない方はソーシャルスキルが高く、孤独感が低いことが分かっています。暖かい人間関係の中でメンタルヘルスも良好な方が多いでしょう。接客業や営業職など人と日常的に接する仕事も向いていると言えます。

*注意点
社会不安傾向がほとんどない方は、積極的がゆえに「自分中心になりすぎる」ことがあります。特に内向的な方、慎重なタイプの方と接する時は、ゆっくりと話し、会話に入れるようにすることが大切です。主導権も握りすぎないように相手への気配りも意識するようにしましょう。

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あなたの診断結果

いかがでしたか、想像以上に社会不安障害だったという方もいれば、意外にも社会不安障害の傾向が少なかったという方もいらっしゃると思います。自分の状態を客観的に知ることで、悩みの解決策が見つかったり、悩みそのものが小さくなることあります。

診断を受けて社会不安障害を克服したい!という気持ちを持たれた方は、これから当コラムでご紹介する対処法を学んで一緒に対策していきましょう。

心理学講座

目次

①社会不安障害とは‐概観
②社会不安障害の症状を!
③対人恐怖心性の問題点
④原因「公的自己意識」とは
⑤「ソーシャルスキル不足」
⑥診断とチェック
⑦認知行動療法で症状を緩和
⑧「不安階層表練習」
⑨対処法「あるがままに」
⑩「ソーシャルスキルトレーニング」
⑪症状を改善する「薬物療法」

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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