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疎外感が強い

疎外感が強い時は「肯定名人」に甘えてみよう④

コラム①では、疎外感について概観していきました。今回は「③肯定名人に甘えてみよう」について解説していきます。

疎外感 対処法

対象となるお悩み
・否定されてばかりいる
・肯定してくれる人がいない
・結果を出さなきゃ認められない

 

  • 全体の目次
  • 入門①疎外感とは何か?
  • 入門②コミュニティへの所属
  • 入門③見捨てられ不安とは
  • 入門④肯定名人を探す
  • 入門⑤会話力を付けるSST
  • 発展簡易診断とチェック
  • 発展疎外感の4つのタイプ
  • 発展心理学上の意味と定義

具体的には
1,疎外感=肯定されない
2,条件付きの肯定は△
3,無条件の肯定は◎
4,肯定名人を探そう

の4つを解説していきます。肯定される機会が少ない人や、実績がないと認められないと感じている人は肯定名人を見つけることで疎外感を解消できます。

疎外感=肯定されない

疎外感が強いときは、多くの方が、

・誰も認めてくれない
・褒めてもらえない
・相談に乗ってもらえない

などの悩みを抱えている傾向にあります。お話を伺っていると、

・誰にも迷惑わけてはいけない
・悩みを相談するのが恥ずかしい
・辛いことを乗り越えるのが人生だ

こんな価値観を持っている方が多いように感じます。

もちろんこれらの価値観を完全に否定はできませんが、人はお互いに支えあうことで、この厳しい生存競争を乗り越えてきたのです。

本当に疎外感で苦しい時は、たまには誰かを頼ってみませんか?誰かに励ましてもらって、認めてもらったりして回復したら、今度はあなた自身が誰かをサポートすれば良いのです!

愛情と孤独感の関係

さて!今回は「認めてもらう」「甘える」ことについて詳しく解説していきます。ここで心理療法の1つであるストロークという概念を紹介します。

ストロークとは「関わり方」「人との触れ合い方」を意味します。ストロークはさらに

「条件付き肯定的ストローク」
「無条件の肯定的ストローク」

の2つに分類されます。まずは「条件付きストローク」について具体的に説明します。条件付きの肯定的ストロークとは、〇〇をしたからもらえる愛情です。

例えば、
いい点数を取ったから
 お母さんが褒めてくれた!

営業成績が伸びたから
 上司が認めてくれた!

大手の企業だから
 異性が好きになってくれた!

これらはすべて「条件付き」ストロークですね。

条件付きの肯定と疎外感

条件付きであっても、肯定的ストロークは喜ばしいものです。もらえるものはもらっておきましょう笑。しかし、条件付きの肯定には実は欠点があるのです。

それは「その条件がなくなった時に、肯定してもらえない」という点です。

先ほどの例ですと、成績が落ちた、営業成績が下がった、大手の会社をクビになったら・・・どうでしょう。途端に愛情をもらえなくなってしまいます。

条件付きの承認をもらうと、常に条件を損なわないように努力しなくてはならないのです。

□褒められるために肩書や年収を上げる
□チヤホヤされるために能力を高める
□見た目や持ち物にこだわり注目を集める

上記に当てはまる項目が多い方は注意が必要です。「人は損得でしか動かない」「認めてもらうには結果を出すしかない」こんな感覚があると、疎外感が心から解消されることはないのです。孤独感を強めている原因

無条件の肯定で疎外感減

精神的に安定するためには「無条件の肯定的ストローク」がカギとなります。無条件の肯定的ストロークには条件がいりません。

例えば、
ありのままの私をお母さんがほめてくれた!
素の自分を異性が好きになってくれた!

無条件の肯定的ストロークは「どんな状況であれあなたと私は肯定されている」という感覚です。どんな状況でも・・・というのが大切ですね。

何か特別なことを行わなくても良いのです。〇〇だから・・△△だから・・・という理由は必要ないのです。

無条件に「自分は周りの人と同じように愛される存在だ」という気持ちを育むことが、疎外感を減少させる上で大切になります。

無条件の肯定的ストロークで孤独感を減らそう

肯定名人を探そう!

そこで1つ提案があります。もし可能であれば、無条件の肯定的ストロークが得られるような、「肯定名人」を探してみて欲しいのです。ポイントは2点あります。

無条件の肯定屋さんを探す
周囲に、無条件の肯定ストロークを人はいませんか。

僧侶のようなあなたを癒してくれる人がいればチャンス!その方の迷惑の迷惑にならない程度に話をきいてもらい、無条件の肯定をしてもらいましょう。

・僧侶系男子・僧侶系女子を探そう
優しい上司、もしくは同僚でも良いでしょう。私は密かに「僧侶系男子」「僧侶系女子」と読んでいます笑

ネットのお悩み相談室、公的機関を利用するのもOkです。おそらく、話しかけることには勇気がいると思いますが、思った以上に相談に乗ってくれる方は多いと思います。

・何人かに声をかけよう
人は元々「助けあう」という根源的な遺伝子を持っています。

全ての人がとは言えませんが、何人かに声をかければ、必ず温かい言葉をくれる方が居るはずです。その方との付き合いを相手に迷惑にならない範囲で継続してみましょう。

*監修の川島(精神保健福祉士)が動画でも解説しています。
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解説①

解説②

無条件の否定屋さんから離れる
周囲に「無条件の否定屋さん」がいるようなら、その方とはなるべく距離を置くをとり、交流を減らすことも疎外感を軽減するために大切です。

否定にも自分の成長に繋がるというメリットがありますが、疎外感で苦しい時は距離を置くのが無難です。無条件の否定屋さんとは、会う頻度を少し減らしてみるのもいいかもしれません。

無条件の肯定をもらおう

自分も他人は別次元の存在ではなく、同じように呼吸、ご飯を食べて、怒ったり、わらったりして、うんちもしますし、おこったり、わらったり、そこに特別なものなどないのです。

そうした人間の自然な関わりをお互い愛せるようになれば、人間関係は安定していきます。

まずは身近な人から、無条件の肯定ストローク屋さんを見つけ「無条件の肯定的ストローク」を増やしていきましょう。環境が整うことで温かい関係が増え、疎外感は減っていくでしょう。

「無条件の肯定的ストローク」ぜひ参考にしてみてください。

はい!抽象的なコラムでしたね(^^; でもとっても大事なことだと考えています。次回は、孤独感を強めている原因の4つ目「会話力の不足」の対処法として「会話力を付けるSST」についてご紹介していきたいと思います。

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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