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ストレスの対処方法「コーピングスキル」の種類

ストレスの対処方法「コーピングスキル」の種類⑤

コラム④では、ストレスに対処できるかどうかを考える「二次評価」について解説してきました。様々な、対処方法を身に付けて「その状況を対処できる」と評価できるようにしましょう。

今回は、ストレスの対処方法「コーピングスキル」について解説していきます。

ストレスコーピングとは?

皆さんは、ストレスを感じた時のどのような行動を取りますか?カラオケに行ったり、運動をしたり人によって様々な発散方法をがあると思います。

こうした、上手くストレスに対処することを「ストレスコーピング」と言います。心理学者のR.Sラザルスによって提唱され、現在では世界的に有名な理論となっています。ラザルスによれば、ストレスコーピングには以下の5つの種類があります。

1.問題焦点型コーピング
ストレス要因に対して、自分の行動や周囲のサポートを得て解決しようとする。
例)やり方を変える
  上司や親に相談する。

2.情動焦点型コーピング
解決手段がない場合に怒りや悲しみを表出させる感情発散型と、心の中で抑え込む抑圧型がある。
例)愚痴をこぼす、
  気持ちを抑制する。

3.認知評価型コーピング
ストレス要因に対して見方や視点を変えたり、認知の仕方を変える。いわゆるポジティブシンキング。
例)失敗から学びを得る、
  苦しみに価値を見いだす。

4.社会的支援検索型コーピング
周囲にアドバイスを求めたり、信頼できる人に打ち明ける。
例)家族や友達に相談する。

5.身体的コーピング
睡眠、食事、運動など健康面からストレスを発散する。
例)睡眠を7時間以上とる。

6.気晴らし型コーピング
運動や趣味等によるストレス解消方法でリフレッシュする。
例)スポーツに打ち込む、読書にふける

このように、自分をサポートしてくれる人を作ったり、適度に感情を吐き出したり、ストレスの捉え方を変えるなどすることで、うまく対処することができます。また、日頃からストレスが解消できるように、没頭できる趣味を持つことも大切です。

同じような状況に対しても、その緊張(ストレス)を負担に思うか、個人的なチャレンジの機会とみなし成長や達成感、自信に結びつけるのかを考えるのかによってストレスの度合いが変わっていきます。

身体づくりでストレス発散・解消

ストレスコーピングを学ぼう!

6つのストレスコーピングはいかがでしたか?どれか1つに偏ることなく、幅広い視点からストレスに対処していきましょう。

悩みを打ち明けたり、考え方を変えたりすることで、今感じているストレスにプラスの側面を見いだすことができます。ぜひ、様々やストレスコーピングを試してみてくださいね。

次回は、「ストレス症状の種類」について解説していきます。次回もお楽しみに!

★6つのストレスコーピングで軽減させよう!

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目次

①原因と症状を知ろう-概観
②「ストレッサー」の意味と種類
③考え方が原因「一次評価」とは
④対処行動を考える「二次評価」
⑤対処方法「コーピングスキル」
⑥種類!短期・長期のストレス反応
⑦ストレス診断とチェック!
⑧問題解決型コーピング
⑨情動焦点型コーピング
⑩症状の原因「認知のゆがみ」
⑪ソーシャルサポートを得よう
⑫身体的コーピング
⑬気晴らし型コーピング

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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