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罪悪感を手放す簡単な方法!辛い・苦しい気持ちを解消

罪悪感


罪悪感には「多角的な視野+昇華」で健康的に②

罪の心理をなくす健康的な方法

コラム①では、罪悪感を消せない3つの原因をあげました。具体的には 「①過度の自責」「②謝ることが苦手」「③謝る相手がもういない」でしたね。 今回は原因の1つである「現実検討力の低さ」への対処法「多角的な視野+昇華」について解説します。

罪悪感を健康的に手放す方法

現実検討能力・認知の複雑性とは?

罪悪感を必要以上に持ちやすい方は、現実離れした自責をすることで、自分を苦しめてしまいます。例えば、友達と待ち合わせをしていた時間に遅刻をしたとします。

*過剰な罪悪感を持つ方
「遅刻=相手の時間を奪う行為だ・・・大罪である」
1つの価値観で考えます。このように現実離れした考えをしてしまう状態を現実検討能力が欠如しているといいます。罪悪感を持ちすぎる方は、特に現実検討能力が欠如している可能性が高いと言えます。

これに対してメンタルヘルスが良い方は、様々な角度から検証をして、必要以上の罪悪感をもたないようにしています。

*罪悪感を健康的に持つ方

「遅刻は相手の時間を奪う行為だから謝ろう」
「ただし今日は休日だ!謝って許してもらえたらあとは全力で楽しもう」
「険悪なムードよりも、友人に楽しんでもらって遅刻した分とりかえそう」(昇華)

このように様々な角度から考えていくのです。このように多角的な視野から考えることができる人は認知の複雑性があると言ったりします。

もちろん健康的な範囲内で罪悪感を持つことは大事なのですが、様々な角度から検証することで、過剰な罪悪感に支配されないように気を付けましょう。過剰な罪悪感を持つことは相手も望んでいません。健康的な範囲内で持つように心がけましょう。

昇華とは?

先ほどの例のうち、

「険悪なムードよりも、友人に楽しんでもらって遅刻した分とりかえそう」

このようにマイナスの心理をむしろプラスの行動に役立てることを昇華といいます。罪悪感を持った時はある意味で、ポジティブな出来事へ変えるチャンスでもあるのです。災い転じて福となすということわざがあるように、考え方の1つに「昇華」を加えることをお勧めします。

罪悪感を消す方法を実践しよう

練習問題① 多角的な視野+昇華 を練習してみよう

あなたは友人から借りていた本に誤ってコーヒーをこぼしてしまい、びちゃびちゃにしてしまいました。友人にとってその本はとても大事で、なかなか手に入らない本でした。

・過剰な罪悪感を持つ人

・健康的な罪悪感を持つ人

それぞれどんな考え方をするか解答を作成してみてください。

 

  ↓

考えてみましたか?

  ↓

 

解答例

過剰な罪悪感を持つ人
大事にしていた本を台無しにしてしまった・・・もう終わりだ・・・

健康的な罪悪感を持つ人
大事な本を台無しにしてしまった・・・時間がかかるかもしれないがしっかり謝ろう

まずは本代を弁償して、できる限り努力して同じ本がないか探してみよう

友人はやさしいから誠意を示せばきっと許してくれる。いい関係を取り戻して失敗を糧に将来的な信頼関係につなげよう(昇華)   

 

練習問題② 自分の問題で練習してみよう

・あなたが罪悪感を持っているできごとはなんですか?
・どんな考え方がありますか?
・ほかにどんな考え方ができますか?3つほど考えましょう
・考えの中に昇華の概念は入っていますか?ない場合は取り入れましょう

様々な価値観を元に罪悪感を考えよう

練習問題はいかがでしたか。強い罪悪感を持ったら、認知の複雑性を大事にして多角的な視野で考えるようにしましょう。そして、考え方の1つに「昇華」の概念を入れると、罪の意識を前向きなエネルギーに変えることができます。

次回は、罪悪感を消す方法の1つ「罪悪感は謝罪で解消」についてご紹介します。

★罪悪感は自分中心の考え方!多角的な視野+昇華で解消しよう

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*出典・参考文献
水島広子(2014) 大人のための「困った感情」のトリセツ



相手の立場で考えてみよう