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相手の気持ちがわかる2つのコツ!本音を知ろう

相手の気持ち


相手の気持ちがわかる「本音を知る方法」-2つのコツでわからないを解決②

言葉以外で伝わる気持ち

コラム①では、相手の気持ちがわからない3つの原因をあげました。具体的には「①相手の言葉をそのまま受取ってしまう」「②相手の気持ちを考えすぎてしまう」「③信頼関係ができていない」でしたね。

今回のコラムでは、原因の1つ目「相手の言葉をそのまま受取ってしまう」の解決方法をご紹介します。

相手の言葉をそのまま受取ってしまう人は、ある意味、素直な人だといえます。そのため、マイナス要素だと感じない人もいるかもしれません。しかし、相手の本当の気持ちがわからないと、仕事やプライベートに支障をきたす恐れがあるため、「相手の伝えたいことを感じ取る」スキルは大切です。

相手の気持ちを知る手がかりを、このコラムでご紹介していきます。それでは、具体的にみていきましょう。

 

言葉のまま受け止めない

相手の気持ちを理解するコツ

まず相手の伝えたいことを理解するには、「言葉をそのまま丸ごと受け止めない」ということが必要です。実は、相手の気持ちがわからないという方は、この「言葉を丸ごと受け止めてしまう」という癖を持っています。

例えば、恋愛などで「また逢いましょう」と言われたら、あなたならどう思いますか?

「社交辞令だな」「また会えたらいいな」と思う方が多いと思います。しかし、言葉を丸ごと受け止めてしまう癖を持っている人は、「私のことを気に入ってくれた」「今度、必ず会うことができる」と思ってしまう傾向があります。

また、恋愛が終わる時に同じ台詞を言われたら、相手がいい印象で別れることができるよう気を遣った言葉だとしても、「私に未練がある」「まだ可能性がある」と、誤解して受け止めてしまうかもしれません。

どちらの場合も、相手の言葉をそのまま受け止めてしまったため、自分と相手の捉え方や気持ちに誤解が生じてしまいました。このような状況では、相手に嫌な思いをさせてしまったり、自分自身も傷ついてしまうという、望まない状態が生まれてしまいます。

もしも「また逢いましょう」と言われたら、その言葉を丸ごと受け止めるのではなく、「社交辞令や、礼儀として言っただけかもしれない」と、一歩引いた気持ちで受け止めることが必要です。もし相手が本心で言っているのなら、次のアクションや、あなたの言葉に対して前向きな反応があるはずです。

相手の気持ちに添った行動をするには、相手の言葉のすべてを受け止めるのではなく、他の可能性も考えて対処することが大切です。そのためには、社交辞令などの会話をパターン化して覚えておくと良いでしょう。

「皺眉筋」で相手の気持ちを知ろう!

相手の気持ちは表情にでる人の本音は「皺眉筋」に出やすいという特徴があります。眉間のシワを作っているのは、皺眉筋(しゅうびきん)と頬骨筋(きょうこつきん)という筋肉です。この筋肉は感情と直結していて、無意識のうちに本音が表れやすいという特徴があります。人は、自分にとって不快な話題の時は、いつの間にか眉間にシワが寄ってしまうのです。

会話中、相手の眉間にシワが寄っていたら、相手の言葉を鵜呑みにするのは危険です。会話の流れを変えるなどして、対処するようにしましょう。

また、相手との会話で特に気になるのが、「このまま会話を続けてもいいのか?」「相手が不快に思っていないか?」という点ではないでしょうか。

そんな時は、「相手の眉間のシワ」をチェックしてみてください。

「声」で相手の気持ちを知ろう!

相手の気持ちは声にでる表情の他に、人の本音が出やすいところは「声」です。そして、相手の気持ちを知る上でポイントになるのが、「声のトーン」です。大げさに思われるかもしれませんが、声のトーンを意識するだけで、驚くほどコミュニケーションがうまくいきます。

声のトーンを確認して、相手の気持ちを感じ取る力を身につけましょう。

・通常より声のトーンが高くなる
⇒会話に前向きだと言えるでしょう。「嬉しい」「気持ちが高まる」など、プラスの感情を持っています。

・ 通常より声のトーンが低くなる
⇒会話に後ろ向きで、「つらい」「話を切り上げたい」など、マイナスの感情を持っている可能性があります。

・ 声のトーンが変わらない
⇒会話に抑揚があれば問題ありませんが、一定の音を保っているのであれば、話に飽きている可能性、ちゃんと聴いていない可能性があります。

生まれつき声が低い人、早口の人もいますから、その人の普段の状態を知っておくと良いでしょう。また、声のトーンに問題があっても、声が強くなったり、あいづちが増えたりすれば、それは強い興味の表れです。どんどん会話を広げて、コミュニケーションを深めましょう!

 

練習問題で克服を目指そう

それではここで、相手の気持ちを知るための練習問題をやってみましょう!

練習問題
あなたはお付き合いしている異性に、今度アクション映画を観に行こうと誘いました。相手は基本的には映画が好きなようです。

「ぜひ行きましょう!」と言葉では言ってくれました。しかし、皺眉筋にシワがよっていて、声のトーンも低くなっています。

この場合、どのように会話を展開すると良いでしょうか?

 

 

解答例
⇒「やっぱりアクション映画はやめて、別の映画にしようか。観たい映画ある?」と、別の映画を提案する。

⇒「映画はまた今度にしようか。行きたいところある?美味しいお店を知ってるよ。」と、別のプランを提案する。

相手の「ぜひ行きましょう!」という言葉をそのまま受け止めるのではなく、相手の表情や声のトーンから本音を感じ取り、会話の流れを変えてみましょう。相手が本当に乗り気になる、別の提案ができるといいですね。

 

「表情」と「声」を意識しよう!

相手の気持ちを知るためには、

① 表情(特に眉間のシワ)
② 声のトーン

に注目することが大切だとわかりました。このちょっとしたコツが、相手の気持ちがわかる人になるための第一歩になるはずです。ぜひ日頃から意識してみてください。

次回は、相手の気持ちがわからない原因の2つ目「相手の気持ちを考えすぎてしまう」の対策についてご紹介します。

★相手の気持ちがわからない時は「表情」「声」に注目しよう

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人間関係講座

*出典・参考文献
・ADHD と自閉症の関連がわかる本 ダイアン・M・ケネディ著,田中康雄監修, 海輪由香子訳 明石出版
・自分の気持ちがあらわれる?人に気持ちを伝える? 一対人関係の中での感情表出一 同志社大学 山本恭子



本音を知る2つの方法を実践しよう