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アサーティブコミュニケーション-学校や職場できる「価値観ワーク」

アサーティブを学校や職場できるワーク

コラム①では、アサーティブについて概観していきました。今回は、学校や職場で使える「価値観ワーク」について解説していきます。

アサーティブの肝となる部分は、お互いの価値観を尊重しながらすり合わせていくという作業です。

そこで活用できるのが、「価値観ワーク」です。

自他尊重の精神を鍛えるためには、複数人の価値観を個々の偏りなく合わせることが大切になります。

今回は教育者・トレーナー向けのコラムとなります。学校や職場で簡単にできるので是非研修や授業で実践してみてください。

価値観ワークを実践しよう!

それでは、さっそく価値観ワークのやり方をお伝えします。

①優先順位を個人で考える

まず初めに以下の5つを黒板などに書きます。

1.愛
2.仕事
3.お金
4.自由
5.遊び

その後、生徒に

以下の項目についてあなたの人生観における優先順位の高い順に順位をつけてください。

と宣言します。

アサーティブ 授業

②優先順位をチームで考える

次に今度はチームで価値観の優先順位を考えていきます。

それでは今度はお互いの価値観を発表しあい、チームでの価値観を決めていきましょう。

と宣言します。時間は10分程度でOKです。

③各チームごとに結果発表

話し合いをが終わったら、チームごとに結果発表を促します。各チーム1~3分程度で回していきましょう。

④偏りがないか確認

最後にアサーティブがしっかりできているか確認するように促します。

実は価値観ワークは結論を出すことが目的ではありません。本当の狙いは4つのポイントを達成することにありました。

と宣言し、以下の項目を読み上げます。

①結論にみんなの意見が入ってる
全員の意見がまんべんなく入っているということは、アザーティブが上手くいっている証拠です。

②それぞれが少しずつ譲り合えたか
各個人が譲り合うことは、自他尊重の視点が持てていることになります。

③全く主張しない人はいなかったか
終始無言の人がいると、チームの意見に偏りが生じてしまいます。

④主張できない人に声をかけたか
発言に偏りが出ないように配慮することは、アサーティブでは大切な姿勢となります。

 

アサーション 価値観ワーク

ワークがそれなりにうまくいったチームは、アサーティブ力がある方が多いと言えます。逆に、チームとして議論がうまくいかなったなあ~と感じる方が多いチームは、アサーティブ力が不足しています。

ぜひ、アサーティブが活発なコミュニティを目指していきましょう。

価値観ワークをやってみよう

今回は、グループの意見をうまくすりわせる価値観ワークをご紹介しました。

日常生活の場面では、主体性のあるリーダ的存在な人が舵取りをして、それ以外の人は従属してしまうことがよくあります。

こうした、コミュニケーションのあり方では、グループのバランスが崩れてしまいます。そこで、価値観ワークを定期的に行うことで、グループのまとまりが現れてきます。

具体的には、いじめの防止、助け合いの心の成長、お互いの価値観、個性を認め合う態度などが促進されていきます。ぜひ、学校や職場などで活用してみてくださいね。

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 公認心理師
  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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