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アサーティブ力を育む「断り方練習」子ども編

アサーティブ力を育む「断り方練習」子ども編

コラム①では、アサーティブについてご紹介していきました。今回は、アサーティブを育む「断りワーク子ども編」をご紹介します。

 

断りワークとアサーティブ

日常生活で自分だけが損する状況がいくつもあります。そんな時、攻撃的にも、非主張的にもならずに、アサーティブに主張するトレーニングが「断りワーク」です。

実際のシュチエーションを想定して練習できるため、より実践的にアサーティブな会話を学ぶことができます。今回は、教育者・トレーナー向けのコラムとなります。

簡単にできるので是非、授業などで実践してみてください。

コラム①、②でご紹介した、「アイメッセージ」「感謝+断り法」を使って実施しますので、それそれの技法を簡単に振り返っておきましょう。
アイメッセージ
断り方,感謝とセット法

断りワークを実践してみよう!

それでは、断りワークを実践してみましょう。以下の5つのステップで行います。

ステップ1:事前準備

①4人グループに分ける
まずはクラスの児童を4人グループに分けましょう。

②役割決め
断り役1人と、お誘い役を3人を決めます。わかりやすく、じゃんけんでなどで決めましょう。

断りワーク

ステップ2:事例を読み上げる

次に以下の事例を児童に向かって読み上げていきましょう。

ある日、お誘い役の3人から「今日いっしょに遊ばない?」と誘われました。断り役の人は、学校が終わった後に習いごとあり、お断りしなくてはなりません。アサーティブに自分の意見を述べてみましょう。

ステップ3:アクションスタート

断り役の人に、お誘い役の3人が事例の通り、「今日いっしょに遊ばない?」とお誘いをします。そして、断り役の人が、「アイメッセージ」「感謝+断り法」で断っていきます。

それでは、お誘い役の3人、お誘いしてみてください。断り役の人は、わたし・ぼくを主語にして、ありがとうを伝えてから断りましょう。

と宣言します。

アサーティブ 子ども

ステップお互い評価をする

アクションが終わったら、評価をしていきます。以下の2つの項目がクリアできていたか、チームごとにチェックするように促しましょう。

1.わたし(ぼく)を使っていたか
2.感謝を伝えてからお断りができていたか

この2つができていれば、お互いを尊重したアサーティブな断りができていると言えます。

ステップ5:役割を変えて繰り替えし

1人ずつ断り役をチェンジして、すべての人がお断りできるように回していきましょう。断るのが苦手な子供は、得意な人のまねをするように伝えましょう。

最後に解答例を紹介して終わります。

解答例
⇒「ありがとう、誘ってもらえて嬉しい。わたし(ぼく)は、今日習い事があっていけないんだ。すごく行きたいんだけど、ごめん。また今度遊ぼう。」

断りワークでアサーティブになろう!

なかなか断れないくいシュチーションは日常生活に数多くあるでしょう。そんな時に、非主張的な態度でいると不満が溜まりますし、攻撃的になってしまっては他人とのあつれきが生じてしまいます。

こうした、状況をトレーニングをしておくことで、いざという時にアサーティブに自分の気持ちを伝えることができるようになります。

ぜひ、授業のグループワークなどに活用してみてくださいね。

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 公認心理師
  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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