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アサーティブトレーニング「断りワーク」大人編

アサーティブトレーニング「断りワーク」大人編

コラム①では、アサーティブについて概観していきました。今回は、学校・企業でできるアサーティブトレーニングの2つ目「断りワーク」をご紹介します。

アサーティブと断りワーク

社交的な場面では、自分ひとりが不快な気持ちになってしまう状況がいくつもあります。そんな時、攻撃的にも、非主張的にもならずに、アサーティブに主張する練習が「断りワーク」です。

実際のシュチエーションを想定して練習できるため、より実践的にアサーティブな会話を学ぶことができます。

今回は教育者・トレーナー向けのコラムとなります。職場で簡単にできるので是非研修などで実践してみてください。

ステップ1:基礎知識を学ぶ

もしあなたが研修担当になったらまずは断りのテクニックについてシェアしていきましょう。

今回は断りワークの大人編として、飲み会に参加する事例をご紹介します。コラム②でご紹介した「DESC法」を使って実施しますので、以下のコラムで軽く振り返っておきましょう。
「段階的主張-DESC法」

ステップ2:事例を述べる

次に実戦練習で練習していきます。まずは以下のような事例を挙げましょう。

事例
・皆さんは会社の同僚
・4人で高級な飲み屋にいくことに
・あなたは体調が悪い
・お茶とお通しだけしか食べれず
・割り勘になり、一人当たり8000円

断り方を魔防

ステップ3:ワークの始め方

*4人グループを作る
*幹事役・断り役を決めておく
*1分程度は普通に雑談する
*会計が総額32000円であると伝える
*一人8000円である旨を伝える

ステップ4:アクションスタート

それでは、実際にワークを始めていきます。研修担当者の人は、

それでは、飲み会も終盤です。幹事役の方、集計してみてください。断り役の人は、DESC法を使って断りましょう。

と宣言します。参加者は各々実践していきます。トレーナーは暖かく見守ります。

ステップ5:フィードバック

アクションが終わったら、評価を促していきます。以下の流れで断りができているかを確認するように伝えます。

1.Describe(描写する)

2.Explain(説明する)

3.Specify(提案する)

4.Choose(選択とメリット)

段階的に断ることができていれば、お互いを尊重したアサーティブな自己主張ができていると言えます。

ステップ6:役割を変えて繰り替えし

1人ずつ断り役をチェンジして、すべての人がお断りできるように回していきましょう。前の断り役の人が使ったフレーズを1語1句同じにするのはNGです。

最後に解答例を紹介して終わります。

解答例
1.Describe(描写する)
私、実はウーロン茶とお通ししか頼んでなくて
1000円分ぐらいしか食べてません。

2.Explain(説明する)
実はあまり体調が優れなくて
食欲が沸きませんでした。

3.Specify(提案する)
なので、今回は少し多めに出してもらいたいです。

4.Choose(選択とメリット
今度、自分が多く食べた時は多く支払います♪

 

 

アサーティブ 断り

断りワークでアサーティブになろう!

断りワークの大人編はいかがだったでしょうか。自己主張の場面を事前ににトレーニングをしておくことで、いざという時にアサーティブに自分の気持ちを伝えることが可能です。

社員がきちんと主張できると、パワハラなどが少なくなり、風通しの良い職場になります。その結果、従業員のパフォーマンスや定着率が向上するなどの影響が見込まれます。

ぜひ、社内研修などに活用してみてくださいね。

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 公認心理師
  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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