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会話が続かない時の対処法「オウム返し」は傾聴の基礎固めになる

会話が続かない


会話が続かない時の対処法!「オウム返し」で傾聴の基礎固め②

会話が続かない時は「聴く姿勢」

コラム①では、会話が続かない3つの解決策をあげました。対処法は「①傾聴力をつける」「②自己開示と2つのコツ」「③4段構えのネタで会話力UP」でしたね。今回は、会話が続かない時の対処法の1つ目「オウム返しテクニックで解消」についてご紹介します。簡単に取り入れることのできるテクニックを、練習問題を交えながら解説していきます。

話しやすい人になるには?

会話は大きく分けて、「聴く」「話す」の2つの要素から成り立っています。この点、会話が続かない人はどちらかかもしくは両方が苦手だと言えます。コラム2では特に「聴く」ことに焦点を当てます。傾聴力が付くと、相手の気持ちに寄り添い、相手の話を理解することができます。その姿勢が伝われば、相手は気持ちよく話すことができ、会話が続かないというお悩みも改善できるでしょう。傾聴姿勢で会話が続かないを改善

オウム返し練習

傾聴においてはまずは、基本スキルとして相手の言葉を繰り返す「オウム返し」という方法が有効です。「関心がありますよ」という姿勢を効果的に表すことができます。入門として身に付けておくと良いでしょう。オウム返しには2通りの方法があります。

①基本のオウム返し

基本のオウム返しは相手の発言が比較的短い時に使います。相手の話や、語尾のキーワードをそのまま繰り返します。相槌を打つイメージで、話しやすい雰囲気を作り出せます。

例文1
「最近、東京から引っ越してきました。」
→「引っ越しですか~」
→「東京から来たんですね!」

例文2
「このカレーめっちゃ辛い!でもうまい!」
→「辛いよね~」
→「確かにうまい!」

単純ですがこのように、シンプルに返すと会話が続きますくなります。相槌よりも積極的な印象になりますので、「そうなんですね、へ~」で会話が終わってしまう方はまずは単純に繰り返すことからはじめてみてください。

 

練習問題
会話している相手が、次のように発言しました。あなたならどのように「オウム返し」をしますか。練習してみましょう。

・「来年青森に転勤なんだ」
・「今度ケンタッキーでチキン食べたい!」
・「最近簿記の勉強を始めたんだ。結構面白いよ」

 

解答例

・「え!?転勤?!」
・「ケンタッキーおいしいよね」
・「面白いんだ!やりがいありそうだね」

会話が広がるオウム返し4つのコツ

②要約のオウム返し

基本のオウム返しは相手の発言が比較的短い時に使いますが、相手の話が長い時は「要約のオウム返し」を使います。イメージとしては、録音した相手の発言を3割ぐらいに編集してダイジェスト版を再生をしてみるのです。そんなイメージで返すとうまくいきやすいですよ(^^)

例文1
「最近、東京から引っ越してきました。住んでいるところは、池袋の明治通り沿いです。ちょっと狭い部屋なのですが雑司ヶ谷や目白駅が近く、食べ物屋さんが多いので楽しんで生活できそうです。特にハマっているのは駅前の揚子江という中華屋さんです。ここのあんかけ焼きそばがマジでおいしいです。もう3回も行ってしまいました。」

→「今住んでいるところは食べるところがたくさんあって、毎日選ぶ楽しさがありそうですね。あんかけやきそば私も行ってみたいな~」

このように、相手の発言をダイジェスト版で編集して返すととても自然に会話が進んでいきます。いきなり質問をしたり、タンパクに相槌で返すのではなく、しっかり言葉にして返すことを心がけてください。

会話を続けるためのコツ

練習問題
会話している相手が、次のように発言しました。あなたならどのように「要約のオウム返し」をしますか。練習してみましょう。

・「来年青森に転勤なんだ!今の仕事のプロジェクトが青森で研究されていて新しい部署の立ち上げの責任者になっちゃった。おそらく2年ぐらいかかると思うけど、前から青森の十和田湖とか行ってみたかったから、詳しくなって帰ってくるよ!」

 

解答例

・「青森に2年行くんのか~。たしかに責任もありそうだけど、青森の観光名所にも詳しくなれそうだね。楽しみだね」

オウム返しを使う時の注意

このようにオウム返しは、慣れると簡単で使いやすいテクニックです。まずは1か月程度毎日チャレンジしてみましょう。かなり会話の展開力が変わってくると思います。そして、ある程度オウム返しに慣れたら以下の3つも意識してみてください。

①自分の言葉で自然な流れを
オウム返しはシンプルなテクニックのため、一歩間違うと機械的な返しになってしまう恐れがあります。一字一句同じ言葉を繰り返すのではなく、気持ちを込めた自分の言葉で、自然な流れを作りましょう。

②相手の話の腰を折らない
相手の話題を途中で区切らないようにしましょう。相手が話し終えたタイミングで自分の意見を伝えると、印象が良いでしょう。

③まずは受け入れる
相手と自分の意見が違っていても、まずは、いったん受け入れましょう。否定や批判は避け、もしアドバイスしたいなら、相手の意見を肯定した上で自分の考えを伝えるようにします。

④積極的に反応する
会話の中で、笑顔やうなずき、相槌を意識的に取り入れましょう。雰囲気がなごみ、自然と話題が広がるようになります。

オウム返しをより効果的に使うコツを、4つご紹介しました。このコツを上手に使うことができれば、だんだんと会話が続くようになりますよ。

傾聴で「会話が続かない」を克服!

簡単にできる傾聴テクニックはいかがでしたか。オウム返しは、会話が続かない問題を改善する大きなチカラとなるはずです!まずは入門の傾聴スキルとして会話の中に、ぜひ取り入れてみてください。

次回は、会話が続かない時の対処法の2つ目「自己開示の事前準備」についてご紹介します。

★会話が続かない時は傾聴の姿勢を示して乗り切ろう!

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