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第一印象は見た目で決まる!

第一印象は見た目で決まる!「身振り手振り」で表現上手③

コラム②では、第一印象をよくする方法の1つ「表情筋トレーニング」についてご紹介しました。練習を繰り返すことで自然なしぐさや表情になっていきます。繰り返し試してみてくださいね。

今回は、第一印象をよくする方法の2つ目として「身振り手振り」についてご紹介します。第一印象は言葉よりも見た目の部分で決まることが多くあります。そこで、コミュニケーション場面でスムーズに身振り手振りが使えるように、使い方のポイントをいくつかご紹介します。

身振り手振りのやり方‐6つの基本動作

身振り手振りを意識しようとしても、どこで入れたらいいかわらかずに曖昧なジェスチャーになってしまったことはありませんか?話しの内容とジェスチャーが合ってないと第一印象も落ちてしまいます。実はジェスチャーにはある程度、「型」が決まっていて使用しやすいタイミングが存在します。これをしっかりと頭にいれておくことで、自然と身振り手振りある話し方ができるようになります。いくつかご紹介しましょう。

1.数字
話しの内容の中に、数字が出てくる場合は確実にジェスチャーを入れることができます。例えば、「~です。その理由は3つあります!」といった表現をする時は、指を3本立てて見せた方が分かりやすくなります。

2.大きさ、形
話の内容だけでは、なかなか物の大きさや形は伝わりません。そこで、サイズ感を手を動かして聞き手にイメージさせることが大切です。

3.YES/NOを示す時
相手の話に同意する時や肯定する時、または断りや否定を示す時にはジェスチャーを入れることができます。肯定する時は親指を立てて「グットサイン」をしたり、人差し指と親指を合わせて「OKマーク」を作って表現する分かりやすいです。否定する時は、「手のひらを横に振る」「腕をクロスして✕を作る」などで表現できます。

4.模倣
何かを真似て話す時は、身振り手振りで表すと伝わりやすくなります。例えば、カニの話しをする時は両手をチョキにして指を閉じたり開いたりするとスッと頭に入っていきます。

5.身体的な表現
「頭を使う」「心臓ドキドキ」「はずかしい!」など身体的な表現はジェスチャーを使って表すことができます。頭を使う話であれば、こめかみ辺りで手を横にして回す、こぶしを額に当てて考えるしぐさをするなどで表すことができます。

6.手の位置は胸のあたり
身振り手振りを加える時は、基本的には「お腹から上」「頭より下」を意識すると良いでしょう。手が低すぎると弱々しい印象を与えてしまいますし、高すぎると騒がしい印象を与えてしまいます。ただ、毎回を同じ位置でジェスチャーをすると極端になってしまうので、感情表現や言葉を強調した時には意識するようにしてみてください。

この5つのポイントを頭に入れておけば、スピーチやプレゼン、日常会話で身振り手振りを入れるタイミングが明確になります。ジェスチャーで分かりやすく伝えると第一印象がグッと良くなるので、しっかりと押えて起きたいところです。

身振り手振りでの感情表現

身振り手振りは感情表現の1つでもあります。自分の気持ちを相手に伝えたい時にジェスチャーがないと、ある種ロボットのような印象になってしまいます。第一印象をよくするためにも、身振り手振りでの「マイナス」と「プラス」の感情表現を覚えておきましょう。

「マイナス」のジェスチャー
第一印象をよくしたい場合には、これらのマイナスなジェスチャーを出さないように注意するようにしましょう。

1.腕組み        ・・・ガードしている印象をを与えてしまいます。
2.後傾姿勢   ・・・興味関心がないと思われがちです。
3.ふんぞり返る ・・・見下されている感じがします。
4.足を組む   ・・・態度が大きいイメージを与えてしまいます。
5.横に揺れる  ・・・落ち着きがない印象になります。
6.貧乏ゆすり  ・・・イライラしていると思われがちです。

etc…

こうした身振り手振りを自分がしないよう気を付けることが大切ですが、もし相手に表れている場合には注意が必要です。相手に質問をするか、別の話に切り替える必要があるかもしれません。このように、身振り手振りで第一印象が大きく変わってしまうので、話の中で好印象を与えるジェスチャーを入れられるといいですね。

ただ、ジェスチャーによる印象を嫌う人も中にはいます。また、話しの中で使いすぎると、メリハリや強調が薄れてしまうため多用しすぎないように注意しましょう。

アイコンタクトの重要性

アイコンタクトとは、相手と目線を合わせることで、お互いの意思疎通を行うコミュニケ―ション手段の1つです。皆さんは会話の相手が一切の自分の目を話してくれない場合、どんな気持ちになるでしょうか。

アイコンタクトとは?重要性について解説しています

多くの人は「私の話しっかり聞いているかな?」「興味を持っていないのかな」「つまらない」など、悪い印象を抱くと思います。ここで1つ研究を紹介しましょう。梅野(2015)は非言語コミュニケーションと好感の関係について、大学生230名に対して調査を実施しました。

調査
調査は4段階評価で行いました。得点は以下の通りです。

4点:好感をもたれる
3点:やや好感につながる
2点:あまり好感につながらない
1点:好感につながらない

結果
この研究では、アイコンタクトや視線に関する非言語コミュニケーションが好感につながる事が分かりました。

アイコンタクト  ⇒平均2.9
目の表情     ⇒平均3.1
視線       ⇒平均2.7

点数を見ると、3点前後(やや好感につながる)になっています。逆に言えば、アイコンタクトをきちんとしないと、好感を持たれづらいと言い換えることもできそうです。ちなみに、他の項目は次の通りです。

笑顔       ⇒3.7
ボディタッチ   ⇒2.4
髪色       ⇒2.8
アクセサリー   ⇒2.6

第一印象

「目の表情」に関する非言語コミュニケーションは、笑顔ほど大きく印象に関わらないものの、髪色やアクセサリーより好感に影響しています。特に女性の場合は、髪やアクセサリーに努力をされている方が多いと思いますが、笑顔や目の表情、視線にも気を配ることが大切といえそうです。

第一印象は見た目で決まる!

今回は話しの中で身振り手振りを入れるポイントをご紹介しました。適度にジェスチャーで話しの内容を補うことで第一印象を確実に良くすることができます。まずはジェスチャーを入れるタイミングを抑えて、活用する場面を明確にしておきましょう。

すると、迷いが無くなり自信のあるボディランゲージで話すことができるようになります。ぜひ、初対面で好感を与えるような身振り手振りを身に付けていきましょう!

次回は、第一印象をよくする方法の3つ目「色彩心理学」についてご紹介します。

★第一印象は身振り手振りでガラリと変わる!

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人間関係講座

コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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出典・参考文献
梅野(2005)好感をもたらす非言語コミュニケーションに関する研究 目白大学大学院 修了論文概要