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不信感簡易診断とチェック②

不信感簡易診断とチェック②

コラム①では、不信感について概観していきました。今回はご自身の不信感のタイプや強さを判定する方法をご紹介していきます。

不信感の4つのタイプ

以下の図は「信頼」「不信」のバランスにおいてみられる個人の対人関係の特徴を表した図です。それぞれの枠内の特徴をご説明します。パッと見は少し理解しにくいと思います。
縦軸 ↑「性善説が強い・・・人間はそもそも善人だ」
   ↓「性善説は弱い・・・人はそこまで善人ではない」

横軸 ←「性悪説が弱い・・・人間はそんなに悪人ではない」
   →「性善説が強い・・・人間は悪人だ!」

と考えるといいでしょう。皆さんはパッとしたの表を見て、どの項目に当てはまりそうでしょうか?例えば、完全な性善説の方は、「高い信頼」「低い不信」となります。性善説である性悪説である方は、「高い信頼」「高い不信」となります。もう少し詳しく説明しましょう。

1:無関心型


性善説でも性悪説でもない、すなわち人間にはそもそも良い面も悪い部分もそう多くはないと考えるタイプです。人間関係についての興味が希薄化しやすく、表面的な関係になりやすくなります。限られた人と少し狭い範囲での人間関係になります。

2:性善説型


性善説の方です。人はそもそも良い面を持っていて、悪い面はすくないと考えます。理由なく他人を疑うことはなく、他者を信頼する傾向にあります。警戒心がなく、たくさんのポジティブな経験をし、他者との信頼関係をたくさん作ることができます。2はメンタルヘルスの状態もよく理想の心理状態を言えます。

3:性悪説型


性悪説の方です。人はそもそも良い面をもっておらず、悪い面を持っていると考えます。、他者に対して用心深く、警戒心が高い傾向にあります。その結果、自分と他者との間の関係を効果的に維持することが難しくなります。

4:情緒不安定型


情緒不安定型の人の特徴とは、人は良い面、悪い面、どちらも持っていると考えます。信頼できる人は強く信頼し、不信感を持つ人には強く不信感を持ち、はっきりと区別する傾向にあります。その結果ポジティブな経験もネガティブな経験も多くなります。

不信感簡易診断

不信感をチェックするために、定期的にこちらの不信感簡易診断で自己チェックしておくことをお勧めしています。客観的な状況を知りたい方はご活用ください。

いかがでしたか、思った以上に不信感が強かったという方もいれば、気にするほどでもないのかもと感じた方もいらっしゃると思います。自分の状態を客観的に知ることで、悩みの解決策が見つかったり、悩みそのものが小さくなることあります。

診断を受けて本音で話せる関係を築きたい!という気持ちを持たれた方は、当コラムでご紹介した対処法を学んで一緒に対策していきましょう。

コラムだけでなく心理の専門家の講義を受けてみたい!という方は下のお知らせをクリックして頂けると幸いです。私たちが講義をしている講座となります

目次

①不信感を抱く理由-概観
②不信感簡易診断とチェック
③「脱フュージョン」で克服
④「逃げ癖」を克服しよう
⑤自己開示で信頼関係を築こう

助け合い掲示板

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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*出典・参考文献
嶋大樹, 川井智理, 柳原茉美佳, 大内佑子, 齋藤順一, 岩田彩香, … & 熊野宏昭. (2017).
Acceptance Process Questionnaire の作成および信頼性と妥当性の検討. 行動療法研究, 43(1), 1-13.