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励ますのが苦手な人はリフレーミングで克服しよう

励ますのが苦手を克服する「リフレーミング」の使い方③

視野を広げて励ますポイントを探そう

コラム②では、励ます技術を高める方法の1つ目「結果よりも過程を励ます」について考えました。「励ます時」は過程からアプローチするとしっかり伝わります。繰り返し実践して身に付けていきましょう。今回は、励ます技術を高める方法の2つ目「リフレーミングで視野を広げる」について、練習問題を交えながら解説していきます。

励ます時は視点を増やすのが重要

励ますのが苦手な人は、ある1つの視点でしか物事を見ていないことがあります。視点が少ないと、状況によっては相手の良い部分を見つけられず、励ます時に言葉が出てこない時があります。物事を幅広い視点で見ることで、励ます時に相手が勇気づけられる言葉をスムーズにかけることができるのです。

例えば、仕事の進みが遅いAさんがいたとします。毎回締め切りに遅れて、納品準備を始めている状態です。このAさんの“仕事が遅い人”を違った角度から捉えるとどんな部分が見えてくるでしょうか?

 「仕事が遅い」

   ↓
・落着きがある
・丁寧な人
・自分のペースがある

などの新しい要素が見えてきます。“仕事が遅い人”は悪い部分として捉えていますが、“落着きがある”だとその人自身についての特性として捉えられ、励ますポイントして活用できます。このように視点を広げて、新しい部分に目を向けることを、心理学では「リフレーミング」と言います。

励ます時はフレームを取り替えよう

リフレーミングとは1つの捉え方を別の「フレーム」に変えて捉え治すことを言います。心理療法の1つである解決志向型アプローチ(Solution FocusedApproach :SFA ) によって良く用いられる技法です。物事を多方面から見ることで考え方を柔軟にしていく方法になります。

リフレーミングは、1つの捉え方(フレーム)に縛られることなく、幅広い枠組で考えることを大切にしています。偏った見方に気づき、広く俯瞰して物事を捉えることが重要です。そのため、リフレーミングの技法を身に付けることで、どんな相手でもスムーズに励ますことができるようになるでしょう。では、これからリフレーミングを使った練習問題を行っていきましょう。

視点を変えて励ます練習問題

問題1 落ち込んでいる人を励ます
ある夜、あなた友人のBさんから電話が来ました。Bさんは、対人場面がとても苦手で悩んでいます。自分を変えたいと、街コンに参加をしたり、飲み会に出席したりしているですが、毎回会話が弾まず、孤立してしまうようです。リフレーミングして励ますにはどのように視点を変えますか?

解答例
「Bさんの強みは、自分に足りないものを見抜いて、しっかり努力できるところだと思うよ。苦手なのに実際に、街コンや飲み会に参加するところを見ると努力家なんだなぁと思った。きっとそのまま、継続していけば必ずコツを掴めるはず。応援しているよ~。」

などのフレーズを言い変えることできると思います。このようにリフレーミングで捉え方を変えることで、上手に相手を励ますことができます。

 

練習問題2 短所を長所にリフレーミング
相手の悪い分をリフレーミングで長所に変換してみましょう。以下に性格を表すワードが並んでいます。これらをポジティブな要素に考え直してみましょう。

・口下手 ⇒ 

・意地っ張り ⇒ 

・自己中 ⇒ 

・気分屋 ⇒

 

解答例

・口下手 ⇒ 気配り上手 慎重

・意地っ張り ⇒ 自信がある リーダーシップがある

・涙もろい ⇒ 人間味がある 共感力が高い

・気分屋 ⇒ アイデアマン 自由な考えができる

リフレーミングで良い点を見つけよう

リフレーミングの練習問題はいかがでしたか。励ます技術を高めるにはリフレーミングの技法はとても役に立ちます。日常生活の何気ない状況を変換して練習してみてください。相手を励ます時に自然と長所を見つけて声をかけることができます。ぜひお試しください!今回はリフレーミングを使って、励ます技術を高める方法について紹介してきました。

次回は、励ます技術を高まる方法の3つ目「相手の立場で考える」についてご紹介します。

★励ますのが苦手!「リフレーミング」で視点をチェンジ!

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リフレーミングで励ますポイントを見つけよう