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会話の土台になる「5W1H発話」を解説

会話


会話の土台づくりに欠かせない「5W1H発話」を専門解説②

会話コラム①では、会話を築くために大切な4つのスキルをご紹介しました。ご紹介した内容を元に、これからの具体的なトレーニングで会話力に自信をつけていきましょう。

今回は、会話力を伸ばすスキルの1つ「5W1H発話」を紹介します。

5W1H発話とは?

5W1H発話法とは、5W1Hで話の土台を作る発話法です。

5w1Hとは

・時間(When)
・人(Who)
・場所(Where)
・きかっけ(Why)
・特徴(What)
・方法(How)

この6つの項目で会話を作っていきます。

5W1H発話を専門家が解説しています

例えば、次のような質問を受けたとします。

「好きな食べ物はありますか?」

結論だけ答えるなら

「みかんです・・・」

となりますが、少し寂しい解答になってしまいますよね。

ここで、5W1H発話で情報を出してみます。

時間(When)
→毎年秋~冬にかけて

人(Who)
 →母

場所(Where)
→愛媛の実家

きっかけ(Why)
→ 1人暮らしを始めてから

特徴(What)
→珍しい品種や懐かしい風味

方法(How)
→宅配便

ざっと、こんな感じになりました。この情報を元に解答を考えてみますね。

「みかんが好きですね。1毎年秋から冬にかけて、愛媛県に住む母から宅配便で送られてきます。

懐かしい味もあれば、希少な品種も…。1人暮らしをはじめてから毎年送ってくれるので助かります。」

発話法で会話力に自信をつけよう

5W1H発話の魅力

5W1H発話は、「時間・人・場所・きかっけ・特徴・方法」の6つの項目に当てはめるだけで、会話の土台づくりができるため

「何を話していいのかわからない…」
「発話に自信がない…」

という方におすすめです。また、発話にボリュームを出せるため「発話が短文になってしまう…」という方の対処にも使えます。

会話の基本づくりの種としてはもちろん、手軽さと便利さもあるので、暗記して覚えておきたい発話スキルの1つといえます。

例文で確認!会話のコツを知ろう

ここからは、5W1H発話の例文を見ていきましょう。

例文1
「よく行く飲食店を教えてください?」

結論
「回転すしに行きます」

5W1Hで情報を出してみるとこんな感じでしょうか。

時間(When)
→土日どちらかの夜
人(Who)
→彼氏と一緒に
場所(Where)
→○○駅近くのお店
きっかけ(Why)
→出張帰りに立ち寄った
特徴(What)
→ネタが新鮮・接客が丁寧
方法(How)
→電車でいく

情報を元に、会話の内容を作るとこんな感じになります。

「毎週1回は必ず行くお店は、○○駅近くにある回転すしのお店です。出張帰りに立ち寄ったのがきかっけなんですが、ネタが新鮮で接客もいいから頻繁に足を運んでいます。週末に行くので彼氏と一緒に、電車で行くことが多いですね。」

5W1H発話の例文

例文2
「好きなスポーツはありますか?」

結論
「サッカーが好きです」

時間(When)
→日曜日の朝
人(Who)
→学生時代の友達
場所(Where)
→地元の体育館
きっかけ(Why)
→成人式での再会
特徴(What)
→大会で優勝を目指している
方法(How)
→知り合いに声をかけている

「サッカーが好きです。毎週日曜日の朝、学生時代の友達と地元の体育館でサッカーの練習をしています。成人式での再会がきかっけで始めたサッカーですが、大会で優勝する!という意気込みなので、知り合いに声をかけながら人集めも一生懸命にやっていますよ」

5W1H発話を作っていく流れはイメージできましたか。

発話に、6つの項目すべてを入れる必要はありませんが、いずれか3項目程度入れるようにするのがおすすめです。

実践!5W1H発話のポイントを確認

ここからは、練習問題に取り組んでいきます。

次の質問について、5W1H発話で返していきましょう。「時間・人・場所・きかっけ・特徴・方法」の中から3つ以上入っていればOKです。

質問
「行ってみたい旅行先はどこですか?」

「好きなタレントは誰ですか?」

「好きな乗り物は何ですか?」

 

 

 

 

会話に自信を持とう!

5W1H発話は、発話の土台として欠かせないスキルですが、実際の場面で使っていくと内容に少し物足りなさを感じることも出てきます。

そのため、慣れてきたらもう少しボリュームを出せるように、他の発話スキルと組み合わせて使っていくようにしてみてくださいね。

実際の会話の場面で、自信をもって会話を組み立てていけるようになると思います。

次は、会話力を伸ばすスキルの1つ「感情発話法」「自分への質問法」を解説します。引き続き発話スキルを伸ばして、会話力に自信をつけていきましょう。



6つの項目に沿って作っていこう