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会話力を伸ばす2つの方法を解説

会話


会話力を伸ばす方法!感情表現法と自分へ質問法③

コラム②では、発話の情報整理に活用できる「5W1H発話」を解説しました。6つの項目で情報をまとめて会話にボリュームを出してくださいね。

今回は「感情表現法」「自分への質問法」の2つを解説します。

感情表現法とは?

まず、感情表現法についてみていきましょう。

感情表現法は、相手の発話に
「自分がどう感じたか
を交えて発話する発話スキルです。

次の2つの会話を読んでみてください。

【会話①】
「好きな旅行先はどこですか?」

「私は沖縄が好きです。今年は5回行ってきました。」

【会話②】
「好きな旅行先はどこですか?」

「私はスキューバーダイビングにハマっているので、綺麗な海が魅力の沖縄への旅行が大好きです。今年は5回行ってきましたよ。」

2つの会話にどのような印象を持ちましたか。

どちらも質問に対してしっかりと答えていますが、発話の内容に興味がもてるのは【会話②】ではないでしょうか。

【会話②】には、自分がどう感じたかの感情が織り交ぜられているため、面白みのある会話になっています。

会話を広げる2つのスキルを解説

感情表現法のメリットを知ろう

感情表現法を織り交ぜた会話ができると、次のような効果が期待できます。

・発話が豊かになる
・互いに楽しい気分になる
・安心感が生まれる

このように感情表現法は、会話にポジティブな要素を付加してくれるため、自分自身の幸福感を高めてくれる会話スキルです。

自分への質問法とは?

つづいて「自分への質問法」を見ていきましょう。

自分への質問法は、会話の聴き手を自分自身の中に作り、その聴き手から自分に質問をして会話を続けていく方法です。

例えば、次のような情報があるとします。

・好きな食べ物はラーメンです。
・美味しいラーメン店にハマっています。
・お店のチャーハンや餃子も美味しいです。
・会社帰りに1人で行くことが多いですね。

これらの情報から自分への質問法で会話を続けてみると、次のようになります。

ハマっている…と言うと

「ラーメン店で飲んだ地ビールにハマっています。フレイバービールの「梨」を飲みましたが、これまで飲んできたビールのイメージをいい意味で裏切ったような味で、ラーメンともとても合うんですよねー。」

 

  ↓

ラーメンに合う?と言うと

  ↓
  
「地ビールとラーメンの組み合わせも好きなんですが、やっぱり・・・・・。○○さんは、ラーメンに合うといえばどんなモノが思いつきますか?」

このように、自分への質問法では「…と言うと」という質問を自分にして、会話を作っていきます。

2つのコツで会話力を高めていこう

「感情表現法×自分への質問法」

ここまで2つの方法を紹介してきましたが、2つの方法は組み合わせて使うと会話力をアップさせることができます。

感情発話を会話に取り入れる時に「自分への質問法」を取り入れてみましょう。

自分への「…と言うと」という質問を感情部分にスポットをあて、感情を混ぜた発話で返します。

例えば、

「秋の味覚の中でも果物が好きですね。中でも栗は秋に必ず食べます。」

という発話に対して、感情部分にスポットをあてた「自分への質問」をしてみると、次のようになります。

・秋の果物?と言うと
・栗の一番の魅力?と言うと
・おススメのお店?と言うと

ここで「感情表現法」を使ってみると…。

「秋の果物といえば、柿もおいしいですよね。美容にもいいので、秋の味覚の中でもおすすめの1つですね~。」

「栗の一番の魅力といえば、ホクッとした食感の優しい甘さですね~。秋にしか味わえない風味なので、毎年楽しみにしています…」

「栗が美味しいおススメのお店は○○です。お店の栗きんとんはとても有名で、紅葉を楽しんだ後のお土産にしている人がたくさんいます」

このように2つの方法を組み合わせて使うと感情を織り交ぜた会話が自然と広がっていきます。

感情表現法を使うときには「感情」表現の言葉をいくつか持っておきたいですね。

例えば、

うれしい・楽しい・欲しい
ワクワク・よかった・おすすめ

などです。

練習問題を実践!会話力を高めよう!

ここからは練習問題に取り組んでみましょう。

練習問題1

「最近筋トレにハマっています。トレーニングジムでトレーナーからの指導をもらいながら行っています。ストレス発散にもなっておすすめですね。」
感情部分にスポットをあてた自分への質問を3つ考えてください。


解答例

・最近ハマっている?と言えば
・トレーニングジムの魅力?と言えば
・ストレス発散のおすすめ?と言えば

 

練習問題2

「念願だったハリネズミをペットに迎え入れることになりました。夜行性なので、帰宅してから活動している様子をしっかり見る事ができます。帰宅する楽しみが増えました!」
感情部分にスポットをあてた自分への質問を3つ考えてみましょう。


解答例

・ハリネズミの魅力?と言えば
・帰宅する楽しみ?と言えば
・ペットの魅力?と言えば

会話力を伸ばす2つのポイント!

今回は、感情発話法と自分への質問法を紹介しました。

感情にスポットをあてていくので、言葉選びのセンスや豊かな語彙力も必要になります。そのため、少し難易度は高めになりますが、繰り返しの練習で習得することができますので、ご紹介したコツで実践しながら、練習を繰り返していきましょう!

次は、会話力を伸ばすスキルの1つ「例えば-具体的には?法」を解説します。引き続き発話スキルを伸ばして、会話力に自信をつけていきましょう。



練習と語彙を増やすことで習得しよう