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会話の基礎力をネタ帳で伸ばす

会話の基礎力を伸ばす「ネタ帳」で事前準備をしよう⑧

コラム⑦では、「強調言葉くっつけ法」をご紹介しました。強調言葉をプラスして伝えたい気持ちをより明確に強く伝えてる発話スキルでしたね。練習を重ねて習得を目指してください。

今回は「ネタ帳で話題を準備」について解説していきます。

ネタ帳で会話力を伸ばす!

今回は、話しの内容・話題から会話力を伸ばす方法です。

社会人であれば、会話で使える自分の持ちネタを持っている方も多いかもしれませんね。持ちネタがあれば、会話中に相手の質問待ってしまうような状況もなくなります。

話題は、その場で見つける事もできますが、会話に苦手意識がある場合は、事前準備をしておくのがいいでしょう。

会話の基礎力を伸ばす!具体的な方法を解説

会話で困らない!ネタ帳の作り方・コツ

事前準備をするときのポイントは「話題を作ろうとする努力」です。当コラムでは方法の1つとして「ネタ帳」をご紹介しますね。

ネタを書き込むツールは、ノートやブログなど自由です。自分が書きやすいツールを使いましょう。

まずは
ネタを書き込む前の準備
「キーワード」を書き込みます。

・交通・出身・食事
・流行・恋愛・旅行
・趣味・音楽・本  など

20個くらいを目安に設定してくださいね。

続いて
「書き込み」をします。書き込みは最初は、しっかり描いた方がいいでしょう。400文字ぐらいが目安です。400文字はやや早口で1分ぐらいの話題となります。慣れてきたら箇条書きで十分です。少し大変だと思いますが頑張っていきましょう!

3つの構成で作っていこう!

ここからは、書き込みのコツをご紹介します。

書き込みは3つの構成で進めましょう。

1:声がけ
声がけとは自分から発話するときに使う、初めの一言です。会話中に話題がとぎれた時に使えますよ。

例えば、

・そういえば、この前の〇〇…
・さっきの話なんだけど…
・最近○○が気になるんだよね…
・少し聞いて欲しい…

などです。

会話の初めに使う一言は、不安が大きくなりがちなため、声がけを用意しておくと楽な気持ちで話せるようになると思います。

声がけ=会話の入り口言葉

です。いくつか用意しておくと、状況に応じて使い分けでき便利ですよ。

2:切り出し
切り出しとは、目次のような役割です。話の概要を説明するときに使います。

切り出しは、

・when(いつ)
・Who(人)
・where(どこ)
・what(何)

を使ってざっくりでOKです。

なお会話の内容によっては、不要な項目もあるので、状況に応じて当てはめてくださいね。

3:メイン部分
最後は、話題のメインです。

キーワードにテーマを設けて書いていきます。慣れないうちやテーマが思いつかない!という場合は、下記いずれかから自分が書きやすいテーマを選んで考えていきましょう。

「思い出に残ったのは?」
「面白かったのは?」
「おどろいたことは?」
「印象にのこったのは?」

もちろん別のテーマでもOKです!

ちなみに書き方は、内容を箇条書きと文章の2パターンで書くのがおすすめです。慣れてきたら箇条書きだけでもOKですよ。

実践!3つの構成を練習してみよう!

それでは、ここで3つの構成でつくるネタ帳づくりをやってみましょう。

キーワード
「旅行」

 1:声がけ
→「そういえば…」

2:切り出し(when Who where what)
→「この前話していたバス旅行に彼氏と行ってきたよ~。仕事の休みが一緒になった日が1日だけあったから、急いで申し込んだら何とか参加できたよ~。」

3:メイン部分(テーマ)
「印象に残ったのは」を選択しました。

○バス旅行
→人気のガイドさんがガイドしてくれるバス旅行だったんだけど、すごくよかった。話す内容はもちろん、バスや施設内での演出・食事会場での企画も充実していて、楽しめる内容だったな~。特に、食事会場でガイドさんがマジックショーを始めた時には驚いたなー。結構本格的でみんなびっくりしていたよ。

○食事会場
→食事会場は、ホテルのビュッフェだったんだけど、美味しかった~。新鮮な魚介類が豊富で高級感があったね。海が見える席でゆったり過ごせたたのは、バスツアーとは思えない演出だったな~。

○工場見学
→ツアーの目玉が〇〇工場の見学だったんだけど、アミューズメントパークみたいな工場で驚いたな~。メーカー商品の試食やお土産もたっぷりあったので、満足度が上がるよね~。

3つの構成で会話のネタ帳をつくろう

3つの構成はイメージできましたか。

1:声がけ
2:切り出し(when Who where what)
3:メイン部分

でネタ帳の書き込みをしてみてくださいね。ある程度慣れるまではしっかり描いて、慣れてきたら箇条書きでメモをする程度で十分使いのなせるでしょう。

会話の基礎力を鍛えよう!

ネタ帳づくりはイメージできましたか。ネタ帳ができたら、次はいよいよ実践です。ネタ帳をもとに、いろいろな場面で使ってみてください。

人前で話すのは苦手…という方は、1人で練習するのもOKです!ポスターや写真に向かって話しかけるのも効果的なトレーニングになります。自分なりのトレーニングで会話の基礎力をつけていきましょう。

専門家の講義を受けたい方へ

最後に、これまで「会話」コラムにお付き合いしていただき、ありがとうございました!まずは、ご紹介したスキルをトレーニングしてみてください。

そして、専門家から直接学びたい!という方は良かったら私たち臨床心理士・精神保健福祉士が開催している、コミュニケーション教室への参加をおススメしています。

コラムだけでは伝えきれない知識や実践的なワークを進めていますよ。みなさんのコミュニケーション能力が向上するよう、講師も一緒に頑張ります!よかったらいらっしゃってくださいね(^^)