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傾聴スキル「感情のオウム返し」を解説

傾聴力を伸ばしたいなら「感情のオウム返し」を習得しよう③

コラム②は、「①言葉を使った傾聴スキル」として、オウム返しを紹介しました。4種類あるオウム返しの中から前回は「事実のオウム返し」を解説しましたね。事実のオウム返しは、取り入れやすい傾聴スキルですから、日常生活にぜひ取り入れてください。

「①言葉を使った傾聴スキル」の2回目となる今回は「感情のオウム返し」を解説していきます。

傾聴スキル感情のオウム返しを解説しています

感情のオウム返しとは?

感情のオウム返しとは、相手が言った言葉の中から感情の部分だけを切り取って返す傾聴スキルです。

例えば、

「昨日、幼なじみと偶然あうことができてうれしかった。また会う約束もできたんだ!」

と同僚が言ったとします。

感情のオウム返しをすると、こんな感じです。

「偶然の再会かぁ。うれしいよね~

このように相手の感情表現だけを切り取って返すだけですが、前回ご紹介した事実のオウム返しよりも自然な印象になるのが特徴です。

相手の気持ちに100%添える傾聴スキル

感情のオウム返しは、相手の発話から感情部分を切り出して返しているだけなので、相手の気持ちに100%沿うことができる傾聴スキルです。そして相手の気持ちに反応していることで、共感も表現できます。

相手の言葉を使って返すだけなので、4つのオウム返しの中でも即戦力として取り入れやすい傾聴スキルといえます。

事例で感情のオウム返しをチェック

感情のオウム返しのポイント、メリットがわかったところで、感情のオウム返しの会話例を確認しながら、傾聴のコツを見ていきましょう。

「今年の夏は、沖縄でスキューバーダイビングをして楽しかった!」
  ↓
楽しかったんだね!」

「今週は、残業つづきで体がとても疲れている…すごく眠いよ。。。」
  ↓
「そうか、疲れているんだね」

「昨日、人気のレストランに初めて行ったんだけど、評判通りとてもおいしくて感動した
  ↓
感動したんだ!」

感情のオウム返しは、「相手の発話から感情表現を切り出して返す」だけです。

相手の発話に感情表現があれば、ぜひ取り入れて返してくださいね。

感情のオウム返しで傾聴のコツを知ろう

練習問題「感情のオウム返し」

それではここから「感情のオウム返し」のトレーニングを練習問題でしていきましょう。

練習問題
次の発話について、感情のオウム返しをしてください。

①「大きなプレゼンが終わったから、ホッとしている。今日はゆっくり眠れそう」

②「明日の学祭は台風の影響で中止になりそう…とても残念だな」

③「昨日はじめて登山をしたんだ。すごく疲れたけど楽しかった」

 

  ↓

さあ、
考えてくださいね~。

  ↓

 

それでは解答例を、
見ていきましょう!

解答例
①「大きなプレゼンが終わったから、ホッとしている。今日はゆっくり眠れそう」
  ↓
「ホッとできたんですね」

②「明日の学祭は台風の影響で中止になりそう…とても残念だな」
  ↓
「中止だと、残念だよね。。。」

③「昨日はじめて登山をしたんだ。すごく疲れたけど楽しかった」
  ↓
「へー登山かぁ。疲れたけど楽しかったんですね」

傾聴力を伸ばすポイント!注意点も知ろう

今回は、4つのオウム返しの中から「感情のオウム返し」をご紹介してきました。

相手の感情に100%沿うことができ「事実のオウム返し」より自然な印象になるとご紹介しましたが、会話で使いすぎると違和感を出してしまうため注意が必要です。

例えば

「今日はとても楽しかったね」
「とても楽しかったね」

「また会えたらうれしいな~」
「会えたらうれしいんですね」

「・・・」

何度も使うと会話が不自然になり、相手から会話に関心が無いように感じられてしまう可能性もあります。

感情のオウム返しで傾聴するときは、使いすぎに十分注意してくださいね。

次回は、言葉を使った傾聴スキルから「言い換えのオウム返し」をご紹介します。引き続き傾聴力を伸ばしていきましょう!

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