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自分の共感力を客観視

共感力簡易診断でチェック②

共感力の改善を目指すときには、まず簡易診断で今の状態をチェックしておきましょう。以下に、「共感力簡易診断」のリンクをご用意しました。自分の共感力の度合いを、客観的な状況を知りたい方はご活用ください。定期的に自己チェックしておくことをお勧めしています。

共感診断

それではここで実際に今の状況を知るために、「共感診断」をしてみましょう。

共感診断
全くそう思わない あまり思わない どちらでもない ややそう思う とてもそう思う
1.
話を聴くことは楽しい
2.
映画や読書で感情移入する
3.
思いやりがある方だと言われる
4.
相手の立場に立って理解できる
5.
相手の不安感や動揺が自分にも伝わる
6.
友達に良いことがあると自分も嬉しくなる
7.
不快にさせないように言葉を選ぶ
8.
相手と深い話ができる
あなたの生まれた年は?
あなたの性別は? 
あなたのお住まいは?
診断についての注意

共感力診断・注意事項
・当尺度は臨床心理士の監修の元作成しました
・当尺度は医療的な診断を行うものではありません
・当尺度は、段階では予備調査の段階となります
・あくまで参考程度にご使用ください

 

以下は尺度作成についての、手順や趣旨が明示されています。尺度について疑問を持たれた方、専門家の方、興味がある方はご一読ください。

 

尺度作成の趣旨
現代社会では、主にスマートフォンでの検索やアプリが入り口となっており、多くの方がメンタルヘルスに関わる疑問や、問題解決の糸口をWEB検索から模索を始める傾向があります。当該入り口において方向性を誤ると、メンタヘルスの改善の迷路に迷い込む恐れがあるため、限られた時間の中で、ある程度簡易的に自分の状態を把握するコンテンツや診断が必要と考えています。

そこで弊社では、メンタルヘルスの問題につながりやすい種々の感情に焦点を当て、簡易的な自己判断ができる尺度を作成することとしました。医療行為、学術的な研究を目的とした診断ではなく、予防機能、メンタルヘルスに興味をもって頂くことを趣旨として作成します。

 

尺度作成の条件
尺度を作成するにあたっては以下を意識して作成する。
・電車や喫茶店で簡易的に読める文章を心掛ける
・学術的な表現は控える
・深刻性はやや軽めのワードなのでややライトに記述する
・尺度の限界を明示する

 

 

尺度作成手順
① 共感性とは、対人関係において必要な能力であると考えられる。主に共感性の能力が問われる場面は、具体的なコミュニケーションをする場面であると考えられる。そのため本尺度においては、対人コミュニケーションにおける共感性能力という点を中心に尺度を作成する。

 

① 尺度抽出について
共感性に関する5つの論文と、それに基づき臨床心理士がブレーンストーミングを行い、質問項目を網羅した。

 

出典
・登張真稲(2000) 多次元的視点に基づく共感性研究の展望 性格心理学研究 第9巻 第1号 36-51
・登張真稲(2003)青年期の共感性の発達:多次元的視点による検討 発達心理学研究第14巻第2号 136-148
・鈴木有美・木野和代(2008) 多次元共感性尺度(MES)の作成 -自己指向・他者指向の弁別に焦点をあてて- 教育心理学研究 56 487-497
・櫻井茂男・葉山大地・鈴木高志・倉住友恵・萩原俊彦・鈴木みゆき・大内晶子・及川千都子(2011) 他者のポジティブ感情への共感的感情反応と向社会的行動,攻撃行動との関係 心理学研究 第82巻 第2号 123-131
・Davis,M.H(1983) Measuring individual adllfferences in empathy : Evidence for a  multidimensional approach journal of Personality  and  Social Psychology

 

② KJ法によりグルーピングを行い
  4グループにまとめ、ラベリングを行った

因子1:姿勢
共感の土台と考えられる対人コミュニケーションに関する姿勢を表している。

他の人の話を聴くことは楽しい
映画や読書は好きな方である
他の人のあり方に興味がある
どちらかといえば、相手の話を丁寧にきく方である

因子2:他者視点
先行研究において共感能力を構成する1つの能力であると考えられる他者視点に関しての構成となっている。

人から思いやりがある方だと言われる
相手の立場に立って物事を理解するようにしている。
ある状況で相手がどう感じているのか、時々考えてみることがある
できごとの色んな側面を考える

因子3:情緒的反応
先行研究において共感能力を構成する1つの能力であると考えられている情緒的な反応についての構成となっている。

相手の不安感や動揺が、自分に伝わることがある
友達に良いことがあると、自分も嬉しくなる
誰かが悲しそうだと、自分も悲しくなってしまうことがある
相手の喜びや楽しさが、自分に伝わることがある

因子4:スキル
対人関係の具体的なスキルについての構成となっている。本来の共感性概念には含まれない場合も多いが、本コラムの特性上、具体的な対人コミュニケーションの場面をとらえる必要性があると考えられたため、本因子を採用している。

相手を不快にさせないように、言葉を選ぶことがある
TPOをわきまえるように気を付けている
困っている人がいたら、自分ができる範囲で手助けしようと思う
相手と深い話しできる

 

③ WEB対応簡易型尺度とするため、4グループ質問項目をそれぞれ2つの質問に削った。
  *通常であれば予備調査で説明変数から多い順に、採用するが今回は臨床心理士の判断で選択した

因子1:姿勢
話を聴くことは楽しい
映画や読書は好きである

因子2:他者視点
思いやりがある方だと言われる
相手の立場に立って理解できる

因子3:情緒的反応
相手の不安感や動揺が自分にも伝わる
友達に良いことがあると自分も嬉しくなる

因子4:
不快にさせないように言葉を選ぶ
相手と深い話ができる

 

④ 診断結果については、因子ごとの評価は行わず
  総合点について4段階で注意事項を200文字程度で作成した
  
・5件法
・32~40
・22~31
・16~21
・8~15

の4段階とする。共感性はある程度高得点である方が望ましいとされているが、共感性が高すぎることのデメリットも存在するため、結果については長所と注意点の2方面からバランスよく記述することを心掛ける。診断結果については提案程度にとどめ、自己決定できるように記述を行う。

 

診断結果に関する文章は以下の通り。

・共感高い(32~40)
共感はとても高いと言えます。

※長所
共感の高い人は、周囲の人と気持ちの面でも交流できるため、職場での良好な人間関係や、充実した友人関係を持つことができると考えられます。他者の心の動きを感じ取ることができるため、周囲から頼りにされたり、相談を持ち掛けられることがあるのではないかと考えられます。
周囲から信頼される人間関係を作りやすいでしょう。

※注意点
共感力が高いが故に対人関係において疲労感を抱きやすいという研究もあります。
これは他者のネガティブな感情を感じやすい点や、困った人に対して、ご自身ができること以上に助けようとしてしまう事などと関連していると考えられます。時には、あまり共感しすぎないようにも注意してください。

 

・共感比較的高い (25~31)
まぁまぁの共感をお持ちと考えられます。

※長所
おそらく日常生活のほとんどは問題なく送れていることが多いのではないでしょうか。時々生じる対人関係の些細なトラブルがあるかもしれませんが、比較的その事に気づいて修正する力もおありではないでしょうか。周囲からは、「思いやり」のある人と見られることが多く、あなたのことを嫌いという人は少ないでしょう。

 

※注意点
共感が比較的高いタイプの方は、他者のネガティブな感情を感じやすい点などがあり、かえって対人関係において困難を抱える傾向も指摘されています。
あまり共感しすぎないように注意してください。コラムを読み、バランスのよい共感について考えてみてください。

 

・共感やや低い (20~24)
共感力は、やや低めな印象があります。

※長所
共感力が低いということはメリットもあり、他者にあまり影響されない生き方ができたり、論理的に効率的に物事を進めることができる傾向の人が多いようです。ご自身の世界観をしっかり持っている人といえますので、あなたのことをとても気に入る人も出てくるのではないかと考えられます。

 

※注意点
基本的には、対人関係での大きなトラブルはないかもしれませんが、周りにあなた以上に配慮してくれる人がいるからこそ円滑な対人関係が成り立っている状況もありそうです。またひょっとしたら、あなたのことを冷たい人という印象を持っている可能性もあります。少し見直してみてください。より円滑な対人関係や交友関係が増えることがありますよ。

 

・共感低い (1~19)
共感は低めと言えます。

※長所
共感力が低いということはメリットもあり、他者にあまり影響されない生き方ができたり、論理的に効率的に物事を進めることができる傾向の人が多いようです。ご自身の世界観をしっかり持っている人といえますので、あなたのことをとても気に入る人も出てくるのではないかと思われます。このような生き方が合っている人もいますので、どちらがいいか考えてみてください。

※注意点
ひょっとしたら、対人関係でトラブルを抱えている可能性があります。ご自身も「なぜうまくいかないのか?」という違和感を感じておられる場合もあるかもしれません。共感力を高めることで解決される問題も少ない可能性があります。ぜひ読んでみてください。

 

⑤ 今後の予定
→回答数が充分集まった段階で因子分析と他の尺度との関連を精査し、精度を高めていく予定である

 

※長所
あなたの共感性は高い状態です。共感性の高い人は、周囲の人と気持ちの面でも交流できるため、職場での良好な人間関係や、充実した友人関係を持つことができると考えられます。他者の心の動きを感じ取ることができるため、周囲から頼りにされ、相談を持ち掛けられることも多いのではないでしょうか。周囲から信頼され、人間関係を作りやすいでしょう。

※注意点
共感性が高い方は共感をしすぎて、対人関係において疲労感を抱きやすいという研究もあります。これは他者のネガティブな感情を感じやすい点や、困った人に対して、自分ができること以上に助けようとしてしまう事などと関連していると考えられます。共感しすぎにも注意しましょう。

 

※長所
共感性はやや高い状態です。日常生活の人間関係では共感的で健康的に過ごすことができると言えます。周囲からは、「思いやり」のある人と見られることが多く、皆と笑ったり、悩み相談を受けることもあるでしょう。映画や読書等でも感情移入をすることができるため楽しむことができます。

※注意点
共感性が比較的高いタイプの方は、他者のネガティブな感情を感じやすい点などがあり、かえって対人関係において困難を抱える傾向も指摘されています。共感しすぎにも注意しましょう。

※長所
共感性がやや低い状態です。ただし、共感力が低いということは長所でもあります。他者にあまり影響されない生き方ができ、論理的に効率的に物事を進めることができます。ご自身の世界観をしっかり持っている人といえますので、周りにとらわれず、冷静にわが道を進むことができる方もいるでしょう。

※注意点
基本的には、対人関係での大きなトラブルはないかもしれませんが、ひょっとしたら、あなたのことを冷たいと感じている方がいるかもしれません。もし人間関係で問題がある場合は、共感力を高めるトレーニングにチャレンジしてもいいかもしれません。当コラムでは改善策も解説していますのでよかったら参考にしてみてください。

 

※長所
共感性が低い状態です。ただし、共感力が低いということは長所でもあります。他者にあまり影響されない生き方ができ、論理的に効率的に物事を進めることができます。ご自身の世界観をしっかり持っている人といえますので、周りにとらわれず、冷静にわが道を進むことができる方もいるでしょう。

※注意点
ひょっとしたら、あなたのことを冷たいと感じている方がいるかもしれません。もし人間関係で問題がある場合は、共感力を高めるトレーニングにチャレンジしてもいいかもしれません。当コラムでは改善策も解説していますのでよかったら参考にしてみてください。

共感性(MAX 40)

共感性(MIN 8)

あなたのライン

男性
女性

点数が高いほど、共感性が高いことを示しています。以下の基準を参考にしてください。

・32~40 高い
・25~31 やや高い
・20~24 やや低い
・8~19   低い

25点以上の方は平均的に共感性が高いと言えます。また、男性よりも女性の方が高いという結果になっています。先行研究とも一致しています。共感性は心理学の学習やトレーニングで向上させていくことができます。24点以下の方はトレーニングをお勧めします。

共感性(MAX 40)

共感性(MIN 8)

あなたのライン

年代別の比較となります。ご自身の年代と比較してみましょう。年齢が上がるにつれて共感性が向上していることが分かります。大人になると様々な経験を重ねるため、考え方が柔軟になり、相手の気持ちが分かるようになると考えられます。

あなたが所属する群

以下の2群に当てはまった方は注意しましょう。

・20~24 共感性やや低い
・8~19   共感性低い

  • 総合

    順位都道府県平均値回答数
    1鹿児島県31.774
    2佐賀県29.5625
    3熊本県29.3667
    4徳島県29.2326
    5大分県29.1741
    6愛媛県29.1354
    7山口県28.9132
    8高知県28.7625
    9京都府28.6198
    10群馬県28.6100
    11大阪府28.59646
    12埼玉県28.57469
    13広島県28.53144
    14静岡県28.48203
    15宮城県28.37180
    16福岡県28.31279
    17石川県28.2782
    18岩手県28.2386
    19東京都28.191861
    20新潟県28.13105
    21愛知県28.1430
    22神奈川県28.08733
    23福井県2849
    24滋賀県27.9560
    25奈良県27.8876
    26香川県27.8148
    27栃木県27.7897
    28和歌山県27.7427
    29山形県27.7487
    30岡山県27.7283
    31岐阜県27.56124
    32千葉県27.48436
    33長野県27.3998
    34長崎県27.3842
    35三重県27.3598
    36北海道27.2698
    37兵庫県27.15318
    38鳥取県27.1527
    39茨城県27.1147
    40沖縄県26.8786
    41福島県26.86101
    42青森県26.79127
    43山梨県26.7536
    44島根県26.6926
    45宮崎県26.6444
    46富山県26.4762
    47秋田県25.8878
  • 男性

    順位都道府県平均値回答数
    1鹿児島県33.1340
    2高知県29.65
    3佐賀県29.5812
    4福岡県28.45107
    5山口県28.310
    6徳島県28.2114
    7大分県28.1414
    8岐阜県28.1332
    9大阪府28.07244
    10宮城県28.0370
    11埼玉県28.01185
    12広島県27.2551
    13愛媛県27.2313
    14京都府27.1185
    15新潟県26.9330
    16愛知県26.88152
    17東京都26.8762
    18秋田県26.7731
    19熊本県26.7722
    20静岡県26.7779
    21石川県26.7427
    22沖縄県26.6422
    23長野県26.5652
    24福島県26.4346
    25群馬県26.3444
    26神奈川県26.3265
    27奈良県26.2924
    28島根県26.2711
    29兵庫県26.25126
    30鳥取県25.899
    31岩手県25.7934
    32滋賀県25.7524
    33北海道25.61260
    34岡山県25.6128
    35山梨県25.5819
    36福井県25.5317
    37千葉県25.46175
    38茨城県25.4667
    39栃木県25.3938
    40山形県25.3435
    41青森県25.1249
    42三重県24.5848
    43香川県24.4613
    44富山県24.3719
    45宮崎県22.3816
    46和歌山県21.388
    47長崎県20.9314
  • 女性

    順位都道府県平均値回答数
    1長崎県30.8127
    2熊本県30.6245
    3和歌山県30.4219
    4徳島県30.4212
    5群馬県30.3856
    6三重県30.2249
    7鹿児島県30.2232
    8岩手県29.8352
    9京都府29.8111
    10石川県29.7753
    11愛媛県29.7341
    12宮崎県29.6926
    12大分県29.6926
    14滋賀県29.6935
    15静岡県29.56124
    16山形県29.3552
    17栃木県29.3259
    18福井県29.3132
    19広島県29.2692
    20山口県29.1822
    21東京都29.171087
    22埼玉県29.13277
    23神奈川県29.12458
    24佐賀県29.0911
    25香川県29.0635
    26大阪府28.91396
    27千葉県28.82258
    28新潟県28.7774
    29山梨県28.7516
    30愛知県28.71270
    31岡山県28.6954
    32奈良県28.6252
    33茨城県28.5179
    34宮城県28.43106
    35富山県28.4238
    36福岡県28.23169
    37長野県28.1845
    38高知県28.1619
    39北海道28.13425
    40島根県28.0714
    41鳥取県27.9417
    42青森県27.7176
    43兵庫県27.69191
    44岐阜県27.3692
    45福島県27.2553
    46沖縄県26.9564
    47秋田県25.1546

2018年、5月4日より調査を開始しました。現在、集計中です。ご協力ありがとうございます。

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あなたの診断結果

いかがでしたか、思った以上に共感力が低かった!という方もいれば、気にするほどでもないのかもと感じた方もいらっしゃると思います。自分の状態を客観的に知ることで、悩みの解決策が見つかったり、悩みそのものが小さくなることあります。

診断を受けて「共感力を高めたい」という気持ちを持たれた方は、当コラムでご紹介した対処法を学んで一緒に対策していきましょう。

次のコラムへ進むボタンはもう少し下にあります。コラムだけでなく心理の専門家の講義を受けてみたい!という方は下のお知らせをクリックして頂けると幸いです。私たちが講義をしている講座となります。

目次

①共感力を高める方法-概観
②共感力簡易診断でチェック
③「オウム返しの基本」
④テクニック「感情の明確化」
⑤共感を示す「質問の作り方」
⑥「非言語の読み取り」
⑦「いったん相手になる法」
⑧「考え方を発見⇒共感法」
⑨「励ましのテクニック」
⑩高めるテクニック「自己開示」

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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