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共感力を高める考え方とは?心理学のプロが解説

共感力


共感力を高める方法を心理学の専門家が解説!人間関係を良好にしよう④

考え方を広げて共感力をup

コラム③では、共感力を高める方法の1つ「相手視点の考え方を身に付ける」について考えました。共感的理解の4つのポイントとしてご紹介したスキルは、いずれもシンプルな方法です。できることから取り入れてみてくださいね。

今回は、共感力を高める方法の3つ目「程よい距離感で共感する」について解説していきます。

共感力upのカギ「考え方」と「感情」

共感力を高める考え方心理学の研究では、人間の感情は考え方に影響されることがわかっています。例えば、「カブトムシ」を見つけたとしましょう。みなさんは、カブトムシを見つけた時どのように感じるでしょうか。

大きく分けると、
「好き」
「嫌い」
のどちらかに分かれると思います。

「好き」と感じた方は、
・捕まえて鑑賞できる
・童心にかえることができる
などの考え方があると思います。

「嫌い」と感じた方は、
・足の動きが理解不能
・バイ菌を持っていそう!
などの考え方があるのかもしれません。

このように、人間の感情は考え方の影響を強く受けるということをまずは押さえておきましょう。

共感力がないのは「考え方を認められなから」

相手に共感して、相手の気持ちに寄り添おうとすることは、とても大切です。そうは言っても、なかなか共感できない!という方は、もしかしたら「考え方」が狭くなっているのかもしれません。実は、「感情だけを共感する」ということは非常に難しく、考え方も含めてはじめて強い共感が生まれるのです。

共感力がない人の考え方

共感する時のポイントは、相手の話を「考え方」「感情」に分けて、まずは考え方から理解することです。ちょっとわかりづらいと思いますので、練習問題で確認してみましょう!

練習問題
次の台詞を読んで、「考え方」と「感情」に分けてみましょう。

「実はいま、職場でいじめられていて、すごくつらいの。だってね、仕事って、みんなで仲良く協力して楽しくやるものでしょ。」

「考え方」⇒

 

「感情」⇒

 

解答例

「考え方」⇒仕事って、みんなで仲良く協力して楽しくやるものでしょ。

「感情」⇒すごくつらい

まずは「考え方」に着目します。仕事ってみんなで楽しくやるものでしょ…この点はいかがでしょうか。そんな考えもあると思いますが、なかなかそう言い切れるものではありません。「仕事はなれ合いじゃなく、目標を達成するためのものだ!」こんなふうに考える方もいると思います。

しかし、このように思ってしまうと共感はできないでしょう。仕事は目標達成のためにあるのも事実ですが、「楽しくやる部分がある」のも事実なのではないでしょうか。特に会社では、チームプレーが大事です。職場の仲間で仲良くなって、楽しく充実して仕事をすることは決して間違いではないはずです。

・感情は自然と共感

多くの場合、考え方が100%間違っているということはありません。そう考える一定の理由が必ずあるのです。その部分をしっかりと理解できればOKと考えましょう。部分部分でも認められば、感情は自然とついてきます。

共感力を高める考え方

具体的には、私であれば

「確かに仕事は楽しいに越したことはない(考え方)ですよね。楽しさがない職場にずっといると参ってしまいますね(感情)。」

こんな形で返していきます。越したことはないと確認をすると→自然と参ってしまうよね・・・と感情が出てきます。

100%ではないですが「考え方に共感できる部分があるよ」と伝えると自然と共感できるイメージですね。つまり、共感が苦手な方・共感力がないと感じている方は

①考え方で共感できる部分を探す
    ↓
②1部でOkなので考えた方を理解する
    ↓
③出てきた感情をセットで伝える

と覚えておくと良いでしょう。

考え方が広い人ほど共感力がある

「考え方」の全てを共感するのではなく、一部分でOKです。まずはその、理解できる部分を探すことが大切です。考え方を広げて共感力を高める

相手の気持ちに寄り添い、「そうなんだね」と受け入れる程度の言葉が伝えられれば、自然と共感する言葉が生まれてきますよ。焦らずに、できることから少しずつ実践してみてください。

次回は、共感力を高める方法の4つ目「程よい距離感で共感する」についてご紹介します。

★共感力を高めるカギ!考え方と感情を分けてから共感を伝えよう

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