>
>
>

共感力を高める「程よい距離感」をトレーニングしよう

共感力


共感力を高めるコツ!相手との程よい距離感を大切にしよう⑤

心地よい共感を目指そう

コラム④では、共感力を高める方法の1つ「「感情」と「考え方」を分けて共感」についてご紹介しました。理解できないと諦めるのではなく、まずは「考え方」で共感できる部分を見つけ、「感情」の共感も伝えるということが大切でしたね。

今回は、共感力を高める方法の4つ目「程よい距離感で共感する」について解説していきます。

心地よい共感には距離感が大切

距離感は共感力を伸ばすために必要「相手も自分も無理なく気持ちいい」そんな心地よい共感ができれば、理想的ですよね。しかし、そのさじ加減はなかなか難しいものです。必要以上に相手の心理に合わせる癖をつけると「過剰適応」につながってしまいます。過剰適応とは、必要以上に自分を相手や環境に合わせることで、ストレスをためすぎることを意味します。

共感は人間関係で大切なことですが、そもそも自分の心を痛めつけてまでするものではありません。

心地よい共感には、これまでご紹介したコツやポイントを実践すると共に、相手との程よい距離感を保つことも必要です。

例えば、自分とは違う価値観の人に対して「なるほど、そういう人もいるのか」という程度で共感する感覚です。「とりあえず受け入れる」程度の距離感で共感できれば、「共感疲れ」もなくなります。

程よい距離感をトレーニング!

程よい距離感をトレーニングそれではここで、程よい距離感を確認するために、練習問題をやってみましょう!

練習問題
① まずは次の文章を読んでみましょう。

「卵かけごはんにケチャップをかけると、めちゃくちゃうまいんだよね〜!」

② あなたはご飯にケチャップをかけるのはNGと感じたとします。どんなリアクションをするか考えてみましょう

 

 

考えてみましたか?

解答例 次のうちどれが一番近いでしょうか?

A:「え…ありえない」「それ無理」

B:「へ〜、おいしいんだね〜!」

C:「え~食べてみようかな!」

あなたの解答は、A、B、どちらのリアクションに近かったですか。詳しい解説を見ていきましょう。

程よい距離感とは?

共感力のトレーニング解答例A「え…ありえない」「それ無理」に近いリアクションの方は、注意が必要です。

Aは、相手の好みを全否定していますよね。基本的な信頼関係がしっかりとできればいれば、多少否定的なことを言っても面白いかもしれません。しかし、毎回否定されると誰でも嫌になってしまいます。否定パターンが普段から多いかも…という方は、意識して注意してみてください。

 

解答例B「へ〜、おいしいんだね〜!」に近いリアクションの方は、程よい距離感が保てているかもしれません。

Bは、単純にオウム返しをしているリアクションです。オウム返しの便利な点は、自分の意見は不要という点です。「おいしいんだね」というのは主語が相手なので、自分の意見は実は言っていないのです。リアクションの困ったらとりあずオウム返し!を基本として考えると程よい距離感を保てるでしょう。

 

解答例C

Cは好きでもないものを食べたい!と言っているので「過剰適応」に入ります。こういった反応を繰り返していると心にストレスが増えてしまいます。間違っても、無理してケチャップをかけた卵かけごはんを食べて、「おいしかったよ!」なんて伝えないでくださいね(^^;

 

気持ちを尊重して共感を示そう

共感力を高める方法練習問題をやってみていかがでしたか。相手の価値観を受け入れる距離感が、何となくおわかりいただけましたか。

共感するためには、相手の言葉を全力で肯定しなければ!と思う方がいるかもしれません。しかし、力が入り過ぎては自分も相手も疲れてしまいます。

相手の価値観を過度に受け入れる必要はありません。相手の気持ちを尊重した上で共感する姿勢を伝えることができれば、それで十分です。今後の会話の中で、意識してみてください。

次回は、共感力コラムのまとめとしてお伝えしてきたポイントをご紹介します。一緒に確認していきましょう!

★共感は、無理なく程よく!相手の気持ちを尊重して共感力を高めよう

次のコラムへ進むボタンはもう少し下にあります。その前にちょっとだけお知らせです・・・申し訳ありません。(^^;コラムだけでなく心理の専門家の講義を受けてみたい!という方は下のお知らせをクリックして頂けると幸いです。私たちが講義をしている講座となります。

人間関係講座



程よい距離感をつかもう