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慰める方法と言葉のかけ方,努力の過程を褒める

慰める方法と言葉のかけ方,努力の過程を褒める

コラム①では、慰めることの効果や具体的な方法をご紹介しました。今回は、上手に慰める時のポイント「過程で慰める」について解説します。

慰める気持ちが伝わらない

皆さんは落ち込んでいる相手を慰める時に、どのような言葉をかけますか?

「次は絶対できるよ」
「結果から学べばいいさ」
「次は良い結果を残せるよ」

このように結果を重視して、慰める人は多いのではないでしょうか。 

もちろん、結果重視で慰めることは完全にNGな行為ではありません。しかし、裏を返せば「結果を出さなきゃダメ」という価値観を相手に刷り込んでしまうことにもつながります。

 

慰める時の言葉

慰める時は「過程>結果」

そこで、慰める時のポイントは「結果」ではなく、「過程」にフォーカスすることです。慰める時には、結果が報われるかどうかではなく、相手が頑張った過程や結果に至るまでの気持ちに目を向けることが大切です。

たとえば、あなたの友人が昨日プレゼンに失敗したとします。このとき、以下のように慰めていきます。

「昨日のプレゼンは失敗ばかりだった…」

  ↓

「昨日はプレゼンお疲れさま!イメージ通りには行かなかったんだね。資料の準備はもちろん、プレゼンのリハーサルを何度も何度も重ねてほんとすごい努力していたよね。最初はどうなるかと思ったけど、粘り強く努力したところが本当にすごいと思う!」

過程から言葉を選ぶこのように「過程>結果」を意識するようにしましょう。結果ではなく、過程でも成果や気持ちに目を向けたことで、相手のことを心から慰めている印象がありますね。

過程で慰める!練習問題

それでは、過程に目を向けて慰めるコツを、練習問題で確認していきましょう。

練習問題①

後輩は大切な入社面接で合格通知をもらうことができませんでした。第一志望の会社は、とても人気があるため入社が難しいです。これまでの過程に目を向け、後輩に慰める言葉をかけてあげましょう。 



解答例
「入社試験お疲れさま。入社試験に向けて随分前から情報を集めて行動していた姿を見ていたよ。すごいと思った。かなりハイレベルの会社だったから、どうなるかと思ったけど最終面接まで行ったのは本当に尊敬するよ。やっぱりこれまでの努力があったからだね。」

練習問題②

あなたには娘がいます。難関大学を受験しましたが、年単位の時間をかけて努力をしたにも関わらず、その結果は不合格でした。これまでの過程に目を向け、娘に慰める言葉をかけてあげましょう。

 

解答例
「受験を決意した時から努力を見ていたよ。結果は残念だったけど、その努力で得られた知識やスキルは決して無駄にならないと思う。あなたにとってもとても貴重な経験だったと思う。ママとパパは頑張っているあなたの姿が頼もしかったわ」

練習問題③

先日、あなたの親友が大好きな異性に告白しました。しかし、結果はフラれてしまいました。親友はそれ以来ずっと元気がなく、あなたが話しかけても上の空といった様子です。これまでの過程に目を向け、親友に慰める言葉をかけてあげましょう。

 

解答例
「フラれちゃったね…。結果は残念だったけど、自分の気持ちをちゃんと伝えられたことはスゴイと思う。○○ちゃん自身が自分の気持ちに正直でいれば、いつかきっと恋が報われる時がくるよ。告白すること自体凄く勇気にいることだから、本当に尊敬する。」

3つのポイントで慰めよう

まとめ+お知らせ

まとめ

上手に慰める方法「過程」に目を向けるのコツはいかがでしたか?

慰める時には、結果よりも努力や経験値などのそこに至るまでの過程に注目することで、慰める言葉が相手に伝わりやすくなります。ぜひ取り入れてみてくださいね。

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 公認心理師
  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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