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慰める時の言葉は「過程」から見つける

慰める時の伝わる言葉「過程>結果」③

コラム①では、慰めることの効果や具体的な方法をご紹介しました。今回は、上手に慰める時のポイント「過程で慰める」について解説します。

慰める気持ちが伝わらない

皆さんは落ち込んでいる相手を慰める時に、どのような言葉をかけますか?

「次は絶対できるよ」
「結果から学べばいいさ」
「結果はだめだったけど、次頑張れば大丈夫だよ」

このような結果に着目した、慰め方をする人は多いのではないでしょうか。

慰める時の言葉

ポジティブな点を見つけ、相手を慰めることはNGではありません。しかし、やや他人事っぽい印象があるため、相手によってはあなたの慰めの気持ちが伝わらないこともあります。

ではどのように慰めるといいのでしょうか。

「次は絶対できるよ」
「結果から学べばいいさ」
「結果はだめだったけど、次頑張れば大丈夫だよ」

  ↓

「これまで頑張ってきた姿をずっと見てきたよ。毎日コツコツ休まず続けてきた君の姿にはとても尊敬する。本当にすごいね!」

慰める時には、結果ではなく過程に着目するようにしましょう。

慰める時は「過程>結果」

慰める時のポイントは「過程」にフォーカスすることです。慰める時には、結果が報われるかどうかではなく、相手が頑張った過程や結果に至るまでの気持ちに目を向けます。「過程>結果」が大切です。

たとえば
「昨日のプレゼンは失敗ばかりだった…」

  ↓

「昨日はプレゼンお疲れさま!イメージ通りには行かなかったんだね。資料の準備はもちろん、プレゼンのリハーサルを何度も何度も重ねてほんとすごい努力していたよね。最初はどうなるかと思ったけど、粘り強く努力したところが本当にすごいと思う!」

過程から言葉を選ぶこのように結果ではなく、過程の中でも成果や気持ちに目を向けたことで、相手のことを心から慰めている印象がありますね。

過程で慰める!練習問題

それでは、過程に目を向けて慰めるコツを、練習問題で確認していきましょう。

練習問題1
後輩は大切な入社面接で合格通知をもらうことができませんでした。目標の会社は、とても人気があるため入社が難しいです。これまでの過程に目を向け、後輩に慰める言葉をかけてあげましょう。

 

解答例
「入社試験お疲れさま。入社試験に向けて随分前から情報を集めて行動していた姿を見ていたよ。すごいと思った。かなりハイレベルの会社だったから、どうなるかと思ったけど最終面接まで行ったのは本当に尊敬するよ。やっぱりこれまでの努力があったからだね。」

 

練習問題2
あなたには娘がいます。難関大学を受験しましたが、年単位の時間をかけて努力をしたにも関わらず、その結果は不合格でした。これまでの過程に目を向け、娘に慰める言葉をかけてあげましょう。

 

 

解答例
「受験を決意した時から努力を見ていたよ。結果は残念だったけど、その努力で得られた知識やスキルは決して無駄にならないと思う。あなたにとってもとても貴重な経験だったと思う。ママとパパは頑張っているあなたの姿が頼もしかったわ」

3つのポイントで慰めよう

慰める時は「過程」を大切に

上手に慰める方法「過程」に目を向けるのコツがお分かりいただけましたか?

慰める時には、結果よりも努力や経験値などのそこに至るまでの過程に注目することで、慰める言葉が相手に伝わりやすくなります。ぜひ取り入れてみてくださいね。

★慰める言葉は「結果」よりも「過程」からチョイスしよう!

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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