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ネット依存症の対策と予防

ネット依存症の対策「ネットとうまく付合う方法」⑤

コラム④では、統計や症状からネット依存の現状をお伝えしました。今回はネット依存症の対策として「インターネットと上手く付き合う方法」をご紹介します。

ネット依存症の対策を知ろう

インターネット依存症の対策として「インターネットと上手く付き合う方法」を3つご紹介します。ネット依存の予防にもつながりますのでぜひ参考にしてください。

対策① マイナスとプラスを知る

ネット依存症の症状は、特に真面目な人に現れやすい傾向があります。ネットを使うことに義務感を覚えたり、オンライン上の人間関係で気遣いをするなど、心身ともに負担をかけます。

まずは、自分の状況を分析してみて「ネットに依存している自分」に気づくことから始めます。そして、利用することで「失うもの」「得られるもの」の2つを紙に書き出し、どのくらいの利用頻度なら自分にとって「バランスが良いか」を考えていきます。

依存症を緩和する方法

たとえば、
失うもの
・家族との時間
・友人と遊ぶ時間
・勉強の時間
・健康

得るもの
・新しい出会い
・知りたい情報
・ゲームや動画

バランス
・平日…ネットは1日2~3時間
・休日…家族や友人と過ごす時間を優先

急激にネットを使う時間を減らすのは難しいかもしれませんが、一番納得できるバランスで決めましょう。

対策② ルールを決める

ネット依存している状況に気づくことができたら、次は利用制限のルールを決めて改善を目指しましょう。大事なのは、自分にとって無理をしない「具体的なルール」にすることです。ルール決めをしておくことで自分にとってバランスの良いネットの利用ができます。

ネット依存症を克服するルールたとえば、
時間の制限
・22時以降は使わない
・1日3時間以内にする
・土日、祝日は使わない

場所の制限
・家にいる時だけ
・塾にはもっていかない
・会社ではロッカーに入れる

また、ラインやSNSなどの通知に「即座に返信(即レス)しない」という利用制限もオススメのルールです。相手に「即レスしない人」というイメージをもってもらうのも、健康的にネット使うためには必要です。

即レス癖のある方は、
2~3時間程度で返信する
など、無理をしない程度の制限ではじめてみましょう。

対策③ 第三者を介入させる

ネットの利用ルールが決まったら、第三者に介入してもらいルールを守り続けていきましょう。ネット依存の症状がある人が、ルールを一人で厳守し実践することは、難しいでしょう。他人に管理をしてもらうことで、対策していきましょう。

たとえば、
学生の場合なら
夜10時以降は使わないと宣言
夜10時になったら両親に、スマフォを預ける

成人の場合なら
ブログ・SNSで利用ルールを宣言
フォロワーに経過報告をする

対策④ ハマれるものを探す

現実世界でのコミュニケーションを増やす事は、オンライン上での人間関係への依存傾向を減らすことにつながります。可能であれば、カフェは飲み屋、サークル活動、地域のボランティア活動など、継続して関われるこみに転職することができるとメンタルヘルスを安定に保つことができます。

特に、健康的で楽しめるコミュニティに所属するのはオススメですね。

たとえば、
・ホットヨガ
・フットサルサークル
・バンド活動
・ジム  など

現実世界でのコミュニケーションを増やすことを考えて、ネットに偏らない場所づくりをしていきましょう。

ネット依存の予防策

対策⑤コミュニケーション講座の利用

実際に人と話す機会を増やしたいという方は、専門家の元でしっかり学ぶこともお勧めしています。 私たち公認心理師・精神保健福祉士は、孤独感の改善、緊張の軽減、暖かいコミュニティの創造を目指し、講座を開催しています。コミュニケーションを体系的に勉強されたい方のご参加をお待ちしています。

執筆者も講師をしています(^^)
 ・孤独感の軽減プロセス
 ・傾聴力・会話力をつける
 ・暖かいコミュニティへの所属
初学者向けコミュニケーション教室を開催しています

ネット依存症の対策と予防を

依存症は、症状に波があるため、周りの人がネット依存と気づくことができず、症状を放置されてしまうことがあります。また、スマホなどで行う場合、周囲の目が行き届きにくくなり、発覚が遅れることがあります。ネットから離れられなかったり、利用について気になるところがあれば早めに対策することで依存症を予防することにつながります。

最後に、これまで「ネット依存」コラムにお付き合いしていただき、本当にありがとうございました!日常生活に欠かせないインターネットも依存傾向が強くなってしまうとさまざまな問題を引き起こしてしまいます。ネット依存の問題や心身への影響の理解を深めて、ネット依存の緩和や予防を心がけてください。

そして、専門家から直接学びたい!という方は良かったら私たち臨床心理士・精神保健福祉士が開催している、コミュニケーション講座への参加をおススメしています。コラムだけでは伝えきれない知識や実践的なワークを進めています。みなさんのコミュニケーション能力が向上するよう、講師も一緒に頑張ります!よかったらいらっしゃってくださいね(^^)

★ 自分にあった方法でネット依存症に適切な対策をしよう
人間関係講座

目次

①ネット依存の原因と診断基準
②簡易診断で依存度チェック
③身体・心理面への症状
④統計・症状の例
⑤ネット依存症の対策

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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