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人間関係で疲れたら「交互作用」

人間関係で疲れない!交互作用を知ろう

コラム①では、人間関係について概観していきました。今回は、人間関係を良好にするための考え方として「交互作用」についてご紹介します。

交互作用とは何か?

定義

心理辞典(2013)では「交互作用」について、以下のように解説しています。

交互作用効果とは、分散分析において2つ以上の独立変数が、従属変数に対して、それぞれが単独で与える効果の和を超えて特別に組み合わせ効果を与えること

少し難しいですね。平たくまとめると、交互作用とは、異なる要素が組み合わされる事で生まれる価値のことです。

組み合わせで価値が高まる

ここで、身近な食べ物「かき氷」で思考実験をしてみましょう。

「宇治金時かき氷」は、3つの具材からできています。

・氷
・宇治シロップ
・金時

交互作用の解説

この3つの具材をバラバラで食べた場合、何点で評価しますか?まずいが0点、おいしいが100点で評価してみてください。

私の評価は

氷(60点)
宇治シロップ(20点)
金時(40点)
合計 120点

宇治シロップは、そのままだとても食べられません。

では、3つの具材を合わせた「宇治金時かき氷」として食べたらそれぞれ何点になりますか。

交互作用効果を解説私ならこんな感じになります。

氷(90点)
宇治シロップ(70点)
金時(80点)
合計 240点

このように、3つの要素を合わせたことで、互いの価値が高くなり合計が120点もアップしてしました。

人間関係は組み合わせで価値が高まる

交互作用は、人間関係でも同じことがいえます。一見マイナスに見える個性も相性次第で輝き出します。また、さまざまな個性の人が集まるほど組み合わせの幅が広がり、さまざまな価値が生まれるのです。

人間関係を良好にするために、さまざまな人の個性の組み合わせによる価値を意識しておいてくださいね。

*講師川島の訴え 私たちには1人1人備わっている価値があります。さらに言えば、人と人が出会いまじりあうことで、思わぬ発見や楽しみが生まれることがあります。これは理屈ではなく、会ってみなければわからないことです。是非たくさんの方と出会い、たくさんの価値を生み出してほしいなと説に思います。

 

講座のお知らせ

最後に、これまで「人間関係入門」コラムにお付き合いしていただき、ありがとうございました!まずは、スキルをトレーニングしてみてください。

そして、専門家から直接学びたい!という方は良かったら私たち臨床心理士・精神保健福祉士が開催している、コミュニケーション教室への参加をおススメしています。

コラムだけでは伝えきれない知識や実践的なワークを進めていますよ。みなさんのコミュニケーション能力が向上するよう、講師も一緒に頑張ります!よかったらいらっしゃってくださいね(^^)

心理学講座

目次

①人間関係入門-概観
②人間関係構築力-簡易診断

・「心理学の学習」編
ジョハリの窓を意識
アサーションで自己表現
帰属意識を高めよう
信頼関係を築くメリット
相手に興味を持つことから

・「心理的健康」編
人間関係の不安は認知療法
マインドフルネスで客観視
不安や心配は森田療法で克服

・「言語・非言語コミュニケーション」編
「会話スキル」の高め方
「笑顔と視線」で構築力UP

交互作用で生まれる価値

 

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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*出典・参考文献
・ファンデンボス,G.R.(2013)APA 心理学大辞典 p263