>
>
>
人間関係を改善!ジョハリの窓を意識しよう

人間関係はジョハリの窓を意識して改善①

コラム①では、人間関係を良好にするためのポイントを3つご紹介しました。具体的には「心理的健康」「言葉・非言語コミュニケーション」「交互作用」でしたね。

ここからのコラムでは、人間関係を良好にしていくための具体的な方法をご紹介していきます。今回は心理学編として「ジョハリの窓」についてご紹介します。

ジョハリの窓とは?

ジョハリの窓とは(Johari window)、自分をどのように公開し、また隠すかを考え、コミュニケーションを円滑に進めるために提案された心理学の考え方です。

ジョハリの窓では、4つの窓(自己)があるとされています。

ジョハリの窓のイラスト

①明るい窓→自分も他人も知っている自己
②盲目の窓→自分は気付いていない・他人は分かっている自己
③隠された窓→自分は分かっている・他人は気付いていない自己
④未知の窓→自分も他人も気付いていない自己

初対面や人間関係が浅い場合は、②盲目の窓③隠された窓④未知の窓が開かれている事が多いです。

ジョハリの窓を用いて人間関係を良好にしようそしてコミュニケーションが増え、お互いの事を知っていくことで、隠された窓や盲目の窓が減り①明るい窓が開かれていきます。

窓を広げて人間関係を築こう!

一般的には①明るい窓が大きいほうが、良好な人間関係を築くうえで大切とされています。

また窓(自己)が小さいと、

・自分の才能や特性に気付けない
・本来あるべき人生を歩めない
・他人に理解されない
・対人関係で疲れやすい

などのマイナス面もあります。

そのため、自分にも他人にも分かっている自己の領域を広げることが、良好な人間関係には欠かせないのです。

人間関係を良好にする明るい窓を解説

 

自己開示を積極的に!

自己開示をすると、相手も情報を開示しやすくなり、不信感が取れるという効果があるのです。もし相手としっかり信頼関係を築きたい場合は、自分と相手双方が自己開示をすることが有効なのです。

マルトマンとテイラーは社会的浸透理論によって自己開示の原理を説明しています。社会的浸透倫理では、六分円を使いながら自己開示について解説しています。それぞれの意味は次の通りです。

外側「表面的な話題」
中間「やや踏み込んだ話題」
内側「人に言えないような深い話」
矢印「自己開示の深さ」

下の図を見ると、人物A・人物B、それぞれの矢印が最初は外側の表面的な話題からはじまり、徐々に内面的な話題へと変化していることが分かります。相手の気持ちを知る自己開示の深さと広さの図自己開示は「お互いの自己開示のバランス」がポイントです。自分が積極的に自己開示すれば、相手も開示しやすくなり互いに信頼を築きやすくなります。まずは、表面的な話題から自己開示をして、徐々に深い話題にしていくのがコツと言えます。いきなり深い話をしたり、逆に表面的な話題だけでも不信感は払拭できません。お互いの自己開示のバランスを取りながら、ゆっくり進めていきましょう。

他人の意見を聞くようにしよう

ジョハリの窓では「自分がどう見られているか?」を大事にしています。自分の意見を行ったら「盲目の窓」を広げるには、以下の3つがお勧めです。

① 相手の意見を聞く

自分の主張が終わったら、「どうおもう」など相手の意見を聞くようにしましょう。自分の意見がどう思われているか知る機会になります。たまには積極的に議論をしてみることも大事です。

② 非言語部分のチェック

動画機能などを使って、自分が話している姿を見てみるのも良いかもしれません。客観的に自分の振る舞いをチェックしてみましょう。

③ 自己分析

心理学の様々な尺度で自分の性格などを知るのもとても役に立ちます。ビックファイブ性格診断などを使って、自分の性格傾向を見てみるのも良いかもしれません。

各窓が大きい場合の対処法

人間関係が良好にするためには、なるべく明るい窓をオープンにすることが大事とご説明しました。そのためには、他の窓を広げる方法知ることが大切です。そこで、各窓が大きい場合に対処法をご紹介します。

1.明るい窓が大きい場合
コミュニケーションが円滑に取れている状況で問題ないと言えます!
人間関係が良好なのでそのままキープしましょう。

2.盲目の窓が大きい場合
自分では気づいていない部分を見極めるには、自己分析をするのがオススメです。
深く自分を掘り下げていくことで、自分では気づかなった点を知ることができます。
もちろん、他人に質問したり、性格診断を行うのも有効ですよ。

3.隠された窓が大きい場合
これは自己開示に限ります。自分が見せていない点をさらけ出すことで、周りが
今以上にあなたを理解してくれるようになります。特に相手に質問された際は、
一問一答にならないようにしましょう。サービス精神をもって多めに話すことが大切です。

4.未知の窓が大きい場合
新しいことに挑戦してみましょう!自分も他人も気づいていない側面を見るためには、
自分がまだ経験したことがないジャンルに触れるのが近道です。
芸術に触れたり、海外に行ってみたり、スポーツを始めてみたりと自分の領域を広く
してみてください。

実践!ジョハリの窓ゲーム

ここでは明るい窓を広げる「ジョハリの窓ゲーム」をご紹介します。学校関係者の方は教育場面で、友達同士でもできるゲームです。合コンでも盛り上がるかもしれません笑

ジョハリの窓ゲームは、他人から見た自分と自己開示を組み合わせた、コミュニケーションを促進するゲームです。

お題を用意して
「他人から見た自分の答え」
「自分の答え」
を照らし合わせていきます。

<ジョハリの窓ゲームのやり方>
①回答者を決める
②お題を決める(カードなど用意)
③お題の答えを決める(カードに記載)
④回答者以外のメンバーが一人ひとり発表する
⑤回答者が最後に発表する

例えば

お題「宝くじが当たったら?」

他人から見た自分の答え
・海外へ移住する
・別荘を持つ

自分の超えた
・貯金、ローン返済、旅行

ジョハリの窓ゲームでは
「自分にはそういった一面があるかも」
「他人からはこんな風に思われるんだ~」
などの気付きから自己の領域を広げることができます。

明るい窓OPEN!良好な人間関係を

ジョハリの窓について、ゲームを交えながら解説してきましたがいかがでしたか。

明るい窓は、自分を相手に見せていくことや相手の意見を聴くことで広げることができます。

これから人間関係を構築する!という場面では、ぜひ意識をしてみてくださいね。経験を重ねることで互いを知ることができるようになり、良好な人間関係を構築できるようになると思います!

次回は「アサーション」について解説します。引き続き人間関係への知識を深めていきましょう!