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人間関係が今より楽に「信頼関係」を解説

人間関係が今より楽に!信頼関係を築くメリット⑤

コラム④では、「帰属意識」について紹介しました。帰属意識がもてる組織に所属して、良好な人間関係を作ってくださいね。

今回は「信頼関係」についてです。心理学の研究を交えながら解説していきます。

信頼関係とは?

「信頼関係」は、普段あたりまえに使っている言葉ですが、どのような意味なんでしょうか?

まずは「信頼関係」の理解を早めるために「安心」との違いを解説します。

安心とは
「しっかりとした根拠があり、互いを信じる」

信頼とは
「しっかりとした根拠がなくても、互いを信じる」

ポイントは「あり」「なくても」ですね。具体例を恋愛関係で見てみましょう。

例えば

安心
「浮気が心配でスマホを確認した。
異性との連絡履歴が無かったから信じられる」

信頼
「浮気をしていないか心配。
でも確認しなくても相手を信じられる。」

いかがでしょう。違いがわかりましたか。恋愛はもちろん良好な人間関係には、信頼がある方がいいですよね。

安心と信頼の違いから人間関係を解説

安心に潜むリスク

わたしたちは安心を得るために、さまざまな根拠を求めています。

例えば、

賃貸契約での保証人

貸す相手が信頼できなくても保証人がいるため安心です。

このように自らが損をしない状況であれば、安心は得られます。しかし「安心」を求めすぎると、良い人間関係を逃してしまう場合もあります…。

信頼が信頼を生む

ここでもう1つ例を見てみましょう。

Aさんは
自分のアイデアを商品化することにしました。
しかし、資金が1,000万円足りません。
そこで、Aさんはお金を借りに行くことにしました。

安心を求める銀行は、
自宅を担保に500万円を貸してくれました。
残り500万円も希望しましたが、
担保がないと安心できないため貸せないと言われました。

信頼してくれる投資家は
担保がなくても、あなたを信頼します!
500万円を貸してくれました。

その後…

Aさんの商品は、
予想以上の売れ行きとなりました。

さてこの後、あなたがAさんなら信頼をするのは「銀行」「投資家」どちらでしょうか?

信頼のある人間関係を築こう

より信頼できるのは担保が無くても信頼してくれた投資家ではないでしょうか。

人は信頼されると、信頼してくれた人を信頼します。信頼しあう中で信頼関係が築かれ強くなっていきます。

信頼関係のある人間関係を築くには、根拠が少なくとも相手を信頼することが大切です。

相手を見抜く力で信頼関係を

しかし、根拠なく相手を信用することは不安が大きいものです。そして「だまされるのでは…」という気持ちも多少なりあるでしょう。

一般的には、相手を信頼しない方が正しい判断ができるイメージだと思いますが、他人を信頼する人の方が正しい判断ができる傾向にあることが、研究で分かっています。

菊地・渡邊・山岸(1997)は、96人の大学生を、一般的な信頼関係が高い群と低い群に分け、信頼関係と情報選択実験を行いました。その結果、

「他人を信頼する傾向の強い人」
「正確な行動をする」傾向があることを示しました。

信頼感と行動予測から人間関係を解説もちろん根拠なく信頼してきた人の中には、裏切られた経験もあると思います。この裏切りの体験からの学びや、信頼することで見えてくる情報が多いのかもしれませんね。

そして相手を見抜き信頼できるようになれば、自分が得をすることも多くなるでしょう!

根拠が薄くても信頼する!

この決意には一定のメリットがありそうです。

信頼関係を築くことで良好な人間関係が築かれる

信頼関係ある人間関係を築こう

人間関係では、信頼ある関係が築けるとよいですよね。

まずは、自分から根拠なく相手を信用することから始めてみましょう。信頼しあうことからより強い信頼関係を築くことができます。

積極的に信頼関係を築こうとする自分自身の姿勢を、アピールしていきましょう!

少しだけ勇気を出して信頼して見てくださいね。

次回は「相手に興味を持つ」について解説していきます。引き続き人間関係への知識を深めていきましょう!



安心と信頼の違いを理解して対人関係を築こう