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目を見て話す事が苦手!自分の心理と向き合う克服法

目を見て話す


目を見て話すのが苦手!自分の心理と向き合って克服しよう②

まずは自信のなさと向き合う

コラム①では、目を見て話すことができない3つの原因をあげました。具体的には「①自分を認められない」「②思い込みが強すぎる」「③不自然なアイコンタクトの癖」でしたね。

今回は原因の1つである「自分を認められない」を解決するためのコラムです。

目を見て話すことができない心理の根底には、「自分に自信がない」という原因があります。自信がないと、ついつい視線は下を向き、人と目を合わせることができなくなります。

 

プラスの心理を目指そう!

目を見て話すことができない時に、もしもあなたが、今の自分に自信がないとしたら、いきなりアイコンタクトのテクニックから入ることは、おすすめできません。なぜなら、問題は心理的な部分にあるので、テクニックを学習しても、根本的な解決にはならないことが多いからです。

目を見て話す苦手意識の克服法ここで言う「自信」とは、心理学的には「自己肯定感」という用語で表されます。

自己肯定感とは、「自己の存在を積極的に認めること」です。自分の良い部分も苦手な部分も認め、ありのままの自分を、大切でかけがえのない存在だと思う心理です。自己肯定感が高い人と低い人では、例えばこんな違いがあります。

自己肯定感が高い人
⇒自分は価値のある人間だと思う
⇒人から見られる価値がある
⇒目を見て話しても見られてもOK

自己肯定感が低い人
⇒自分には何の価値もない
⇒人から見られる価値がない
⇒注目を浴びないように目をそらそう

両者は真逆で大きな違いがあるため、目を見て話すことができるようになるには、自己肯定感を高めることがとても大事になってくるのです。

しかし、自己肯定感というものは、実は高めるのにすごく時間がかかります。一カ月、二カ月の話ではなく、数年単位でやっと変化していくものです。そのため、急がずじっくりと取り組んでいくことが大切です。自己肯定感を高める方法はいくつかありますが、今回は基本的な手法として3つのステップをお伝えします。

自己肯定感を高める3つの習慣

3つの習慣で苦手意識を克服自己肯定感を高めるには、現在・未来・過去それぞれの自分を認めることが必要です。少し遠回りかと思われるかもしれませんが、目を見て話す心理の基礎となります。順番に見ていきましょう。

①現在の自分を認める
自己肯定感が低い人は、できないことや失敗にばかり目がいきがちです。自分にとって特別じゃないと思っていることでも、人から見れば羨ましいくらい得意なことの場合もあります。自分の得意分野を知ることは、自信を持つ近道になります。

1日3回は、自分の長所、頑張り、存在価値を認めてあげましょう。

・朝ちゃんと起きることができたな…
・今日は笑顔で挨拶できたな…

こんな些細なことでOKです。1日3褒め!を原則に1年間過ごしてみましょう。少しずつ自信がついてきて、目を見て話す気持ちの基礎ができます。

早速ですが、「今日の3褒め」を練習問題としてやってみましょう。どんな小さなことでもOKですよ。

練習問題1
「3褒め」してみよう!


 

解答例
・眠いけど、早起きできた
・英単語を3つ覚えた
・飲み会の誘いを断らなかった

 

②未来へ向かう目標を持つ
最近の研究では、未来に対して前向きな目標を持っている方は、メンタルヘルスが良いことがわかってきています。逆に、失敗をしてはいけない…と後ろ向きな目標を持っている方は、自信を喪失しやすいと言われています。ぜひ、未来への前向きな目標を持つように心がけましょう。

大きな目標が難しい方は、小さな目標でもOKです。

・今日は1キロ歩こう
・今日は挨拶だけしっかりしよう

こんな目標から始めてみてください。一つ一つの目標が小さくても、達成できるたびに小さな自己肯定感がついていきます。その小さな自己肯定感の積み重ねが、最後には大きな自信へとつながり、だんだんと目を見て話す心ができていきます。

それでは、練習問題をやってみましょう。

練習問題2
3日以内に達成する目標を立てよう!

 

解答例
・残業を減らし7時に帰る
・気になっていた子にメールする
・声に抑揚をつけて話す

 

③過去の自分を認める
最後に、過去に視点を向けてみましょう。ただ、この作業は少し負担が大きいので、余裕のある時にしましょう。自己肯定感には、子どもの頃の環境が大きく影響すると言われています。

例えば、自己肯定感が少ない方には、以下のようなケースがあります。

・何をしても両親から褒められなかった
・両親が共働きで構ってくれなかった
・小さい頃いじめにあった経験がある

過去に向き合い、自分を客観的に見ることで、まずは自分を認められない原因を知ることから始めていきましょう。客観的に見ることができたら、もう一度、解釈をし直してみましょう。過去を変えることはできませんが、解釈は変えることができます。

例えば、
両親が共働きで構ってくれなかった…ということが自己肯定感の低下につながっているとします。

もしかしたら両親は、自分のために一生懸命働いてくれたのかもしれません。

コミュニケーションの時間は少なかったかもしれませんが「自分の教育のために身を粉にして働いていたのかも…」と解釈することができるのです。

もちろんケースごとに変わってきますが、自分の自信のなさにつながっている過去は、余裕のある時に一度解釈し直してみる勇気も必要です。

それでは練習問題に取り組んでみましょう。※負担が大きいので、余裕がある時だけにしましょう!

練習問題3
1:過去に嫌な体験をしたことがありますか?

 

2:その体験を、もう一度前向きに解釈するとどうなりますか?

 

 

解答例
1:過去に嫌な体験をしたことがありますか?
⇒小さい頃、異性に「かわいくない」とからかわれた

2:その体験を、もう一度前向きに解釈するとどうなりますか?
⇒からかったのは一人だけで、よく考えたら「かわいい」と言ってくれる友達がたくさんいた

 

自己肯定感は自信につながる!

自己肯定感を高めて苦手意識を克服自己肯定感を高める方法と練習問題はいかがでしたか。現在、未来、過去、どの自分ともきちんと向き合い、自分自身の心理とゆっくり対話してみてください。だんだんと、自分を認めることができるようになりますよ。その自己肯定感は、必ず自信につながります。相手の目を見てコミュニケーションがとれる日を目指して、焦らず対処していきましょう!

次回は、目を見て話すことができない原因の2つ目「思い込みが強すぎる」の対処法についてご紹介します。

★目を見て話せるように、自分の心理と向き合い、自己肯定感を高めよう

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