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親近感には類似性アピールが必須!成功例と思考のポイント解説

親近感


親近感には類似性アピールが必要②

親近感を高める方法とは

コラム①では、親近感を高める方法を3つあげました。具体的には「①類似性をアピールする」「②共感力を高める」「③自己開示を積極的に」でしたね。今回は方法の1つである「類似性をアピールする」をご紹介するコラムです。

類似性と親近感とは?

楠見(2002)は、類似性は「知覚的類似性」「刺激や手がかりの類似性」「概念的類似性」の3つに分けることができるとしています。表現が難しいですね(^^; もう少し身近に言い直すと、「外見」「住所・時間」「価値観」と考えるといいでしょう。

①外見(知覚的類似性)
服の色、身に付けているもの、持ち物…色や形、動き、音の高さ、音色、などの知覚的に感じる類似性です。

②住所・時間(刺激や手がかりの類似性)
お互いの住所、世代などがあたります。出身地、住所、行ったことある場所、所属している部署、出身学校など。

③価値観(概念的類似性)
考え方が似ている部分があたります。同じ趣味や考え方を探していきましょう。

先ほどご紹介したように、類似性は見た目や性格だけでなく、学歴や出身地、などにも親近感を抱くことが知られています。そのため、親近感お互い高めるには積極的に似ている部分を探し、アピールすることが効果的です。似ている部分を積極的に探して共感力を伸ばす

練習問題で習得しよう!

先ほどご紹介した方法を踏まえながらお互いの親近感を高める練習問題を進めていきましょう。以下に示す対人関係に対して、以下の3点についてそれぞれどのような類似性をアピールするポイントがあるか?アイデアを考えてみましょう。

練習問題1
「仕事の関係で会った、同性の取引先の方と親睦のため飲み会をすることになった。見た目は同い年ぐらい・・・何とかお互いの親近感を育てたいのだけれど、どうすればいいでしょうか?いくつかアイデアを考えてみましょう。

①外見
②住所・時間
③価値観

 

解答例
①外見
外見的な趣味で一致しそうな部分を捜す。例えば、色使いや、小物の趣味など。同じ傾向が見つかれば、洋服の趣味が自分も好きであるとアピールする

②住所・時間
年齢が同じぐらいに見えるので、同年代しかわからないような話題をふってみる「松坂世代とよく言われます」など。相手が乗ってきたら意気投合する。

③価値観
話をしていく中で、積極的に同じ考えを探す。例えば食べ物の好みなど、同じ好みがあったらリアクションを大きめにする。

練習問題2
「最近、コミュニケーション講座に通い始めた。全体的におとなしそうで、ゆったりしている。みんなと仲良く楽しく習い事を続けていきたい。でも、どうすればみんなと打ち解けていくことができるだろうか。」

①外見
②住所・時間
③価値観

 

解答例
①外見
比較的大人しい方が多そうなので、普段身につけているブランド物のネックレスを今回は外す。落ち着いた方が多いことを伝えて、私と似ているとアピールする。

②住所・時間
出身地を聞いたときに、行ったことがある場合は積極的に伝える。「大阪ですか!年に2回は行くんですよ」など

③価値観
話をしていく中で、積極的に同じ考えを探す。例えば食べ物の好みなど、同じ好みがあったらリアクションを大きめにする。

 

類似性がお互いの親近感を上げるカギ

練習問題はいかがでしたか。対人関係に対して、どのような類似性をアピールするポイントに注目していくかの問題でした。

日常的に類似するポイントに注目していくと、自然と似た部分を発見する力も養われていきます。過剰に意識する必要はないですが、親近感を高めるヒントにして頂けると幸いです。

次のコラムでは、親近感を高める「共感力を高める」についてご紹介します。

★似ているところを見つけ親近感をUPしよう!

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人間関係講座

*出典・引用文献
楠見 孝 2002 類似性と近接性―人間の認知の特徴についてー 人工知能学会誌 17-1



類似性をアピールしてみよう