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親近感は共感力と近い!親近感を高めるポイントを心理の専門家が解説

親近感


親近感は共感力と近い!親近感を高めようー心理の専門家が解説③

共感力と親近感について知ろう

コラム②では、親近感を育てる方法の1つとして「類似性アピール」を紹介しました。3つのコツを活用して親近感を感じてもらうようにしていきましょう。

今回は親近感を感じてもらう方法の1つ「共感力を高める」をご紹介するコラムです。

親近感には共感力が必須

経営学者の小泉(2012)によると、「人は、自らの境遇や立場に理解や共感をもってくれる相手には親近感を感じる。」と示しています。共感は「共」という文字が入っているぐらいなので、相手と近い気持ちになる必要があります。共感≒親近感と解釈してもいいでしょう。親近感と非常に近い概念なので、お互いの親近感を育てるには共感力を磨くことが重要です。

親近感は共感力で伸ばす

そこで、東イリノイ大学のマーク・デイヴィス教授が考案した、共感を持ってもらうための3つのポイント(一部改変)をご紹介していきます。それぞれのポイントについて、「自分ならこうしてみよう、ああしてみよう」と日常生活に当てはめながら考えてみてください。

ポイント➀
同じ経験をアピールする
同じことや経験をしていると共感ができるようになって親近感も高まります。様々なことに挑戦したり、経験をして共感ができることを増やしていきましょう。より様々なことを経験すると、それだけ共感の引き出し委が増え、お互いに親近感を持ちやすくなります。

ポイント➁
苦労に共鳴する
特に、苦労をしていることについて思いやりをもって共鳴すると、親近感を持ってもらえます。例えば、友人の愚痴話を聞いたりするときのようなものですね。

ポイント③
考え方の視点を広げる
共感をするためには、その人の見ている視点を理解する必要があります。そのためには、自分の視野を広げること、自分とは意見が違うからと遠ざけないことを心がけましょう。考えを偏らせないでいることで親近感も感じられていきます。

 

練習問題で習得しよう!

先ほどご紹介した方法を踏まえながら練習問題を進めていきましょう。以下に示す対人関係に対して、共感をアピールしていくために、どのようなポイントに注目をしていきますか。➀~③のどのポイントに注目したのか、具体的な内容も考えてみましょう。

練習問題1
相手が『最近飲み会があったんだけど、うまく話せなくて孤立して辛い。』と言ってきました。あなたなら相手にどのように話して親近感を示しますか。ヒントは、同じ経験・苦労に共鳴・考え方の視点を広げる、です。

 

 

 

解答例
『そうか、飲み会で孤立すると辛いよね。実は昔、私も飲み会で孤立したことがあってすごくつらかったんだ・・・』など、苦労している人には共鳴し、同じ経験がある場合はアピールすることが効果的です。

 

練習問題2
初対面の方と話す機会がありました。その際、食べ物の話題となり、『最近、自炊にはまっていて、調味料とか拘るのにはまっています』と言われました。共感的に返すとどのようになるでしょうか。

 

 

解答例
『調味料は一振りで変わるから、味の変化があってたのしいよね。私も結構色々調味料試しているよ』など、相手の考えを受け入れつつ、自分の体験など語ります。

 

練習問題3
「『バンジージャンプってやる前は怖いけど、やってみると開放的になって気持ちいいよね。』と友達に言われました。しかし、あなたはバンジージャンプをしたことがないので、その気持ちがわかりません。どのように共感していきますか。」

→       

 

解答例
→『ええ!バンジー?怖そうだなあ~。でも〇〇君がいうくらいだかから開放的になって気持ちいいのかもね。今度やってみようかな。』と嘘はつかずに、相手の感じたものを伝え返し、興味を持っていることをアピールしましょう。ここで大事なことは「考え方の視点を増やす」ということです。

共感力が高い方は新しい考え方でも柔軟に広げ、理解しようと努力します。第一印象で、え?と思うようなことでも、相手なりにどう考えているのかを理解しようと努めればお互いの親近感を育てることができるでしょう。

共感で親近感を高めよう!

練習問題はいかがでしたか。「同じ経験をアピール、苦労に共鳴、考え方を広げる」という3つのポイントを意識しながら話をするようにしましょう。共感力を高めることで、お互いの親近感を高めていくことができます。

次回の親近感コラムでは、親近感を高める方法として「上手な自己開示」についてご紹介します。

★共感力を高めると親近感も高まる!広い視野と練習で高めていこう!

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人間関係講座

*出典・引用文献
小泉 修平 2012 ビジネス心理学入門 三恵社.
サルバトーレ・V・ディダート (著)・渡会 圭子 (翻訳) 2012 自分がわかる909の質問 宝島SUGOI文庫.



共感力で親近感を伸ばそう