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嫉妬感情をなくす方法「限界設定」とは

嫉妬感情をなくす方法「限界設定」とは

嫉妬コラム①では、基本的な対策を網羅してきました。今回は嫉妬しない方法として「限界設定」について解説していきます。

限界設定が「嫉妬」を抑える

嫉妬と悪循環

嫉妬が強くなっている状況は、相手の愛情を確認する、攻撃的になる、相手の行動を制限する、これらの行動をしやすくなります。

しかし、不幸なことにこれらの行動がうまくいくことはあまりなく、良かれと思った行動が余計に関係性を悪化させるという悪循環になります。

限界設定をしよう

ここで大事なのが、自分の中で「限界設定をする」ことです。

限界設定とは、
「自分には、ここまでは確かめるけど、ここから先は深く詮索しない」
という区切りの部分になります。

限界設定できない人
1.嫉妬する
2.ラインをしまくる
3.返信がないと電話しまくる
4.相手が疲弊する

限界設定出来る人
1.嫉妬する
2.自分のなかで制限をかける 
 ⇒ラインは1日2回まで    
 ⇒返信がなくても電話は控える
3.相手と良好な関係が保てる
 ⇒相手がちょうど良い距離感を感じる
 ⇒困惑することが少ない

嫉妬感情のままに暴走してしまうと、人間関係を破壊しやすいです。本来は親しい関係を保ちたいのに、その気持ちが返って、関係を悪化させてしまうことがあるのです。

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限界設定の3ステップ

ここで、実際の限界設定のやり方を見ていきましょう。具体的には以下の3つステップで行っていきます。

①まずは気がつく

嫉妬感情に抱く方のほとんどは、無自覚であることが多いです。その結果、知らず知らずの間に暴走してしまう傾向にあります。

対処としては「あっ、いま嫉妬が出てきたな・・・」と意識を向けることからはじめましょう。特にメールの返信がない、好きな人が自分以外の誰かと楽しそうにしてるなどに出やすい感情です。

このような状況では注意して自分の嫉妬心を観察してみましょう。

②限界設定を考える

もし嫉妬心が強く、行動に結びつきそうだ…と感じたら、自分の中で限界設定をしましょう。

具体的には
メールは1日2回まで
電話は1回まで
深夜の連絡は避ける

など紙にメモをしておきます。特に時間や、連絡の回数などは押さえておくべきポイントです。

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③実際に行動する

限界設定ができたら、あとはその基準に従って行動するだけです。嫉妬感情がつよすぎると、限界を超えたくなるかもしれませんが、度が過ぎる確認は逆効果になります。

相手への期待はほどほどにして、自分ができることに注目するようにしましょう。

練習問題で嫉妬を克服

それでは、実際に限界設定を実践する、3ステップの練習問題にトライしてみましょう。

練習1-友人に嫉妬した花子さん

花子さん
・恋人の太郎さんが大好き
・太郎さんは友人が多い
・最近太郎さんの笑顔が少ない気がする

花子さんは、最近自分と会話をしている時だけ、太郎さんの笑顔が少ないと感じます。一方で、友達といる太郎さんは、イキイキしているように見えます。

嫉妬心をなくす方法と練習問題花子さんは、嫉妬の気持ちが込み上げてきて、夜遅くに太郎さんに何回も電話をかけてしまいました。このような花子さんの状況について、以下の3ステップを考えてみましょう。

①まずは気づく


②限界設定


③実際に行動する

 

 

 

解答例
①まずは気づく

「私より友だちといる方が楽しそう」
「あっ、私いま嫉妬しているな」

②限界設定
・深夜の電話は避けよう。
・電話は1日に2回まで。
・ラインやメールは3回に抑える。

③実際に行動する
「日曜日は休みと言っていたから、
 お昼ぐらいに電話してみよう!」

「今日は2回ラインしたから、
 あと1回で終わりにしよう!」

練習2-あなたの状況で限界設定を

最後にあなた自身の状況で、限界設定を行ってみましょう。

嫉妬心から、過剰な行動に結びつきそうだ…と感じている状況があれば、以下の3ステップで考えてみましょう。

①まずは気づく


②限界設定


③実際に行動する

 

嫉妬感情は、暴走すると人間関係を破壊しやすいです。限界設定で適度な距離を保ち、関係を良好に保っていきましょう。

嫉妬感情のなくし方

嫉妬は限界設定で克服!

練習問題はいかがでしたか。最初はなかなか難しいかもしれませんが、意識し続けることで自然と、嫉妬感情に気づき、限界設定ができるようになります。

親密な相手から愛情を感じられないと、どうしても確認してしまいがちですが、度が過ぎると関係を破壊しかねません。むしろ、本来はもらっていたはずの愛情が、嫉妬によって崩壊する恐れもあります。

嫉妬に飲まれて暴走してしまいそうな時は、限界をしっかりと定めて適度な距離感を保っていきましょう。

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 公認心理師
  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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