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人見知りの原因「完璧主義」を柔らかくする方法

人見知り,あるある


人見知りの原因「完璧主義」を柔らかくする方法③

コラム②では、人見知りになる原因の1つ、「自意識過剰」の対処法を考えました。「事実集め」という方法で、自分を客観的に見つめ直し、考え方を修正することが大切でしたね。

今回は、人見知りになる原因の2つめ「完璧を求めてしまう」について考えます。一見結びつかないように思える「人見知り」と「完璧主義」ですが、自分にも相手にも完璧を求めるあまり、人とのコミュニケーションを避けようとするタイプの人見知りです。このタイプの人見知りと、自分自身うまく付き合っていくには、「思考パターンをほぐす」という練習が必要です。一緒に確認していきましょう!

 

失敗OK!の姿勢が大切

では、「思考パターンをほぐす」とはどういうことなのでしょうか。具体的には、

○ 少しくらいダメでも、いいじゃない♪
○ 深い意味はない。気にしなくても大丈夫♪
○ 失敗したとしても大したことない♪

というような考え方ができることです。失敗OKの姿勢でいられたら、人とのコミュニケーションがもっと楽しくなるはずです。
とはいえ、気の持ち方というのは、すぐに変えることが難しいですよね。練習を繰り返して、日頃から意識するコツを身につけましょう。

 

思考パターンをほぐす練習問題

それではここで、完璧主義が原因で人見知りになっている人の、思考パターンをほぐす練習をしていきましょう。

◎ 言い換えの練習問題1 
Aさんは、心理学講座に初参加する前日、「自己紹介を完璧に成功させて、全員から好感を得なければ!」と意気込んでいました。ところが、いざその場に立つと、緊張して頭の中が真っ白になってしまいました。なんとか名前を言うのが精一杯、その後は一度も発言しないまま過ごしました。

完璧主義な考え「自己紹介を完璧に成功させて、全員から好感を得なければならない」をちょっとほぐして言い換えてみましょう。
ヒント:「○○しなければならない」→「○○できたらいいな」に言い換えよう!

【解答例】
「自己紹介では、3人くらいがうなずいてくれたらいいな。」
「とりあえず、名前を知ってもらえたらいいな。」
「自己紹介がうまくいかなかったら、次の発言で挽回できたらいいな。」
などなど…

ポイントは、「○○しなければならない」という思考を柔らかくすることです。同じような意味合いでも、少し言い換えるだけでずいぶんラクな気持ちになれるはずです。

◎ 言い換えの練習問題2
出席者30名の心理学講座に初参加したBさん。自己紹介が始まり、一人一人「名前・好きな食べ物・おすすめの映画」を言う流れになっています。18人目に自己紹介したCさんは、「名前・好きな動物」を言いました。Cさんが流れを乱したと感じたBさんは、「あの人は空気が読めない非常識なやつに違いない」と決めつけて、その後話しかけるのを避けました。

Bさんの、他人に対する完璧主義な考え「あの人は空気が読めない非常識なやつに違いない」をちょっとほぐして言い換えてみましょう。
ヒント:「○○に違いない」→「○○かもしれない」に言い換えよう!

【解答例】
「Cさんは、ちょっと空気を読まないタイプの人かもしれない。」
「なかなかユニークな人なのかもしれない。話しかけてみようかな。」
「自分の考えをしっかり持っている人かもしれない。新しい話題を持ち込めるってかっこいいな。」
などなど…

ポイントは、「○○に違いない」「絶対○○だ」という思考を「○○かもね!」という程度に考えてみることです。完璧主義の人は、自分の思い込みに意味を持たせがちです。ちょっと言い換えることで、気持ちをほぐしていきましょう。

 

思考をほぐして豊かな人間関係を!

完璧主義さんが、自分の人見知りとうまく付き合っていくコツはいかがでしたか。自分の思考や発言に対して、意味の持たせ方を柔らかくすると、今よりもっとコミュニケーションを楽しめるようになります。決めつけて、人との関わりを避けるのはもったいないですよ。

自分の人見知りとうまく付き合っていくために、繰り返し練習して、日常生活の中で「思考をほぐす」を意識するようにしましょう。これまで避けていた場面でも、柔らかい思考を持つことで、新しい出会いや発見があるかもしれませんね。

次回の人見知りコラムは、人見知りになる原因の3つ目「目標が高すぎる」について考えていきます。次回もお楽しみに!

★ 完璧を求めすぎると人見知りになる
★ 失敗OK!の姿勢で思考パターンをほぐそう
★ 自分にも相手にも完璧を求める思考を言い換えてみよう

 



思考をほぐして症状を緩和させましょう。