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スマイルできない原因

スマイルできない原因を「リフレーミング」で克服②

視点を変えてスマイルを増やそう

コラム①では、スマイルと感情の関係性、練習方法、スマイルと心理面のケアについて解説しました。ご紹介した練習をはじめ、これかも?と思う対策が見つかれば、まずはそこから取り組んでみましょう!

今回は「リフレーミング」という技法をご紹介します。スマイルにまつわる過去の嫌な体験を克服していきましょう。

捉え方を変える「リフレーミング」

リフレーミングとは、出来ごとの見方・捉え方(フレーム)を新しいフレームで捉える事です。1つの視点で物事を見るのではなく、様々な角度から考えられるため、スマイルに関わるトラウマを克服するために一役買ってくれます。

スマイルに関係した嫌な体験や失敗がある人は、スマイルに関してネガティブ視点で考えてしまうクセがあります。出来ごとを多方面からとらえることで、柔軟な思考を身に付けていきましょう。

例えば、重要な試験で最後の一問となった時、残り時間が10分になりました。あなたならどのように考えるでしょうか。

「あと10分しかない…」
「まだ10分ある!」

この2つパターンに分かれると思います。状況の捉え方が大きく違いますね。「あと10分しかない…」と思えば、プレッシャーによって頭の働きが悪くなりタイムアップしてしまうかもしれません。しかし「まだ10分ある!」と思えば、本来の力を発揮することができるでしょう。

このようにリフレーミングを使う事で、ある物事をポジティブに捉えたりと多角的な視点で考えられるようになります。

スマイルの嫌な過去を克服したヤマダさんの事例

ここで、カウンセリングに訪れたヤマダさんについてご紹介します。

ヤマダさんは「いつも顔が緊張している」と友人から何度も指摘された経験から、自分のスマイルに自信が持てませんでした。それからというもの、スマイルしようにも「作り笑いだと思われてしまう…」という気持ちが強くなって対人場面を避けるようになり、滅多に人前で笑わなくなってしまったそうです。

ヤマダさんは自分のスマイルについて

「緊張した表情でぎこちない」

と思っていました。カウンセリング後、ヤマダさんはリフレーミングの思考で

「緊張した表情でぎこちない」

「緊張するのは当たり前」

と考え方を変えていきました。ヤマダさんは、無理にスマイルを作る必要はないので自分の素を出していけばOK!気持ちを楽にする事ができるようになりました。

カウンセリング後は、以前よりもスマイルを外に出してコミュニケーションが取れるようになったそうです。スマイルの捉え方にも、工夫次第でいくらでも見方を変えることができます。リフレーミングを活用して嫌な体験をポジティブに変えるとスマイルも沸き起こりやすくなります。

リフレーミングのコツ3つ

ここで、リフレーミングを取り入れる3つのポイントをご紹介します。

①あの人だったら考えるか
自分だけの視点では、どうしても考えが偏りがちになります。新しいフレームも見つけづらいでしょう。まずは「あの人は、自分のスマイルをどう思うだろうか」と、一度、主観から離れて外側から自分を想像してみましょう。客観的な思考が大切です。

②もっと悪い状況と比較する・・・状況リフレーミング
過去にスマイルに関して嫌な経験があっても、状況や環境が変われば「あの時はよかったな」と思えるようにになるケースがあります。個人的には、成功した人の自伝などを読むのをお勧めします。過酷な状況から成功したストーリーに触れることで、「自分も辛い体験をしたけれど、今後の糧にしていかなきゃ」とスマイルにまつわる嫌な体験を力に変えることができます。「もっと悪い状況もあるのでは?」と考える「状況リフレーミング」の捉え方を大切にしましょう。

③物事の良い面を考える・・・プラス価値リフレーミング
良いの部分を見出すことで悪い体験にプラスの価値を付けるできる事があります。「この辛い体験にも、どこかにプラスの価値があるのでは?」と考えてみましょう。どんなに過酷な状態でもプラスを見出すことで考え方に変化が表れるようなります。「自分のスマイルをプラスに捉える事ができるのでは?」と考える「プラス価値リフレーミング」の捉え方をとり入れてみましょう。

視点変えてスマイルを増やす練習!

それでは、先ほどご紹介したポイントを参考にリフレーミングの練習を行ってみましょう。

問題
次の3つの言葉を、他の人の視点で考えてリフレーミングしてみましょう。

「ルールを破る」   →
「緊張しい」     →
「態度がデカい」   →

 

解答例
ルールを破る     →「発想力」「自分らしさがある」「自由」

緊張しい       →「まじめ」「慎重」「リスクを考えられる」

態度がデカい     →「自信がある」「強い」「頼もしい」

 

3つのワードをポジティブに捉える事ができましたか?「他の人ならどう考えるか」という視点は、リフレーミングの基本です。自分のスマイルに自信がなくなった時に取り入れてみてくださいね。

スマイルのために視点を変えよう

リフレーミングのトレーニングはいかがでしたか。リフレーミングを日常で意識して練習を繰り返す事で、様座な角度から物事を考えられるようになります。ご紹介した3つのコツを踏まえてに、スマイルにまつわるトラウマを克服していきましょう。

次回は、スモールステップ法についてをご紹介します。

★スマイルはポジティブな変換で自然になる!リフレーミングを実践しよう

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リフレーミングで笑顔を増やそう