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社交的になる方法「会話力をつけよう」

社交的になる方法「会話力をつけよう」②

コラム①では、社交的について概観していきました。今回からは具体的な身に付け方を1つ1つ解説していきます。少しおさらいすると、「①会話力を付ける」「②笑顔トレーニング」「③対人不安を減らそう」の3つでしたね。

今回は「①会話力を付ける」について解説していきます。

何を話していいかわからない

皆さんは以下のような状態に陥ったことはありませんか?

「ヤバイ!話題が浮かばない」
「何を話せばいいか、全くわからない」
「沈黙する空気に耐えられない」

社交的になれない人にとっては、よくある悩みですよね。こんな時、「なんとか間が開かないようにしゃべらなきゃ!」と慌てる人も多いでしょう。しかし、慌てれば慌てるほど、頭の中が真っ白になるものです。

時事ネタよりも季節の話題

話題が思いつかない時に活用できるのは、やはり「季節の話題」です。エンタメ系でも時事ネタ系でもないのには訳があります。季節なら日を追うごとに変わり続けますし、翌年にも活用できるので使いまわしが効きます。使い勝手としては最高ランクに値します。

例えば、ある人に「お花見はどこに行く予定ですか?」と質問したとします。でも、翌年は翌年で「今年のお花見はどこに行く予定ですか?」と質問しても不自然にはならないでしょう。

そして、花の名所の話題から「この場所がオススメ」「あそこに行ったことがある」という旅行の話や、その地域の食べ物屋さんの話題にもつながりますから、季節についての話題は極めて便利なのです。

社交的になる

ウィキペディア質問法

社交的になれず、相手の話にどう返していいかわからなくなった時に活用できるのが、「ウィキペディア質問法」です。これはワードに貼ってあるリンクをクリックすると、その言葉について書かれたページに飛ぶウィキペディアの原理を活用した方法です。相手の言葉にリンクが貼っていくイメージで、気になった単語や言葉を深く質問していくのです。

例えば、

あなた「どこに住んでいるんですか?」

相手「鎌倉の七里ヶ浜というところです」
(七里ヶ浜にリンク)

あなた「七里ヶ浜ってどんなところですか?」

相手「海の色がとてもきれいな場所です。江の島もきれいに見えますよ。
   海沿いのレストランがいつも混んでいます」

ここまででキーワードが「海の色」「江の島」「レストラン」と相手から3つも出てきましたね。あとは、どの言葉のリンクを貼っても構いません。

例えば、レストランにリンクを貼ったとすると、「どんなレストランですか?」と話しを続けることができます。このように相手が話したキーワードにリンクを貼って質問していく。そして、その話題で行き詰ったら、もとに戻って別のキーワードについて深堀りすることで社交的なることができます。

社交的とオウム返し

社交的になりたい!と考えた時、多くの人は、

「会話を長く続けたい」
「発話力を高めたい」
「気まずい空気を払拭したい」

と考えます。しかし、発話をするためには、まずは「会話の内容に耳を傾ける」ことが大切です。先ほどご紹介した、ウィキペディア質問法も相手の話をよく聞いてなければ、実践することができません。社交的になるためには、発話スキルと同じぐらい傾聴スキルは大切なのです。

オウム返しを身に付ける

相手が言ったことに対して下手な返して、気まずい空気を作ってしまったことはありませんか?特に自分があまり関心ない話題をフラれた時、微妙なリアクションをしてしまいがちです。

そんな時のベストな防衛策が「オウム返し」です。オウム返しには以下の3つの種類があります。

①事実のオウム返し
事実のオウム返しは、相手の言ったことをそのまま返す方法です。オウム返しの中で、もっとも簡単なため、すぐに活用することができます。

例えば、

相手が「天気がいいね」と言ったら、
自分も「いい天気ですよね」と伝え返します。

このように、相手の発話に相槌をするようなイメージです。

事実のオウム返しは、相手の気持ちと100%ズレることがないため、会話がスムーズに進みます。社交的になるためには重要な技術になります。

②感情のオウム返し
相手の発言に感情が入っていたらその感情を取り入れて返す方法です。

例えば、

相手「友達と映画に行って楽しかったなぁ」
自分「映画を楽しんだんですね!」

このように相手の感情表現だけを切り取って返すため、相手の感情に100%沿うことができます。また、事実のオウム返しよりナチュラルな印象の会話になるのも特徴です。

③言いかえのオウム返し
相手の言葉から、ほぼ同じ意味となる言葉を使って言い換える方法です。事実のオウム返しを少し応用した方法になりますね。

例えば、

相手が
「今日は仕事のモチベーションが上がらないな」
と言ったとします。

事実のオウム返しの場合
「モチベーションが上がらない時ありますよ」
となりますね。

言い換えのオウム返しの場合は
「やる気が出ない時あるよね~」
といった感じで伝え返します。

モチベーション上がらない⇒やる気ない

このように、相手の発話にあるキーワードから「ほぼ同じような言葉」に言い換えて伝えるため、より自然な雑談ができるようになります。

社交的になる

会話力を上げて社交的に

今回は、会話力を付けるための方法をご紹介しました。会話力を高めることは、社交的になるためには避けて通れない道です。まずは、季節の話題で切り口を作り、ウィキペディア発話法で話題を広げてみてください。その会話の中で、適度にオウム返しを加えることで社交的な印象を与えることができますよ。

次回は、社交的になるための「笑顔トレーニング」について解説していきます。

「季節の話題」「ウィキペディア」「オウム返し」で社交的に

目次

①社交的になる方法-概観
②「会話力をつけよう」
③「笑顔トレーニング」
④「対人不安」を克服しよう

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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