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社交的になる

社交的になるための「笑顔トレーニング」③

コラム①では、社交的について概観していきました。今回からは具体的な身に付け方を1つ1つ解説していきます。少しおさらいすると、「①会話力を付ける」「②笑顔トレーニング」「③対人不安を減らそう」の3つでしたね。

今回は「②笑顔トレーニング」について解説していきます。

自然な笑顔をトレーニングで

赤ちゃんの頃の笑顔を!

みなさんは、赤ちゃんの笑顔を見たことがありますか?身近に赤ちゃんがいなくても、電車やカフェで見かける赤ちゃん、広告やCMに出ている赤ちゃんなど、どこかで赤ちゃんの笑顔を目にしたことがあるでしょう。

赤ちゃんは、笑顔の社会的意味を理解してないはずです。だからこそ、赤ちゃんのスマイルは、最もピュアで最も自然な笑顔だと言えるかもしれません。もし、このような笑顔で話しかければ、社交的な印象を相手に与えることができるでしょう。

私たちは皆、赤ちゃんの頃は、この自然な笑顔になれる力を持っていたはずです。その力は、年を重ねるにつれて衰えてしまったのでしょうか。練習を通して、再びその力を取り戻しましょう!

社交的と3つの筋肉

自然な笑顔には、顔全体の筋肉をリラックスが必要になります。顔がこわばっている人よりも、力が抜けている人の方が社交的に見えますよね。顔全体の筋肉をほぐすには、頬、眉間、口角を意識して体操するのがおすすめです。

①頬
顔の大部分を占めるため、頬がほぐれると顔全体をリラックスことができます。

②眉間
無意識のうちに力んでしまっている方も多くいます。意識して眉間の力を抜くと、顔全体が好印象になります。

③口角
目だけで笑顔を作ろうと思うと、とても難しく、不自然な笑みになります。口角を引き上げて笑うと、本物の自然な笑顔になります。笑顔の作り方「顔の体操」

実践!顔の体操で自然な笑顔を

それでは、先ほどご紹介した3か所に筋肉をポイントに顔の体操を行いましょう。

1:顔の体操

①頬の体操
手順1
両手を両頬にあて、手のひらで大きく円を描くように頬全体を動かす。

手順2
ゆっくり大きく、時計回りに10回円を描く。

手順3
反時計回りに10回、円を描く。

②眉間の体操
手順1
こぶしを眉間にあてる。

手順2
ぐりぐり、時計回りに10回円を描く。

手順3
反時計回りに10回、円を描く。

③口角の体操
手順1
口をハッキリ大きく「あ、い、う、え、お」と5回動かす。

手順2
「いー、えー」を10回繰り返す。
※声は出しても大丈夫!声を出さないなら、仕事中にお手洗いの時にやってもいいですね。

以上の3つ、頬の体操、眉間の体操、口角の体操を行うことで、顔全体の筋肉がリラックスしていきます。社交的な笑顔をが作りやすくなります。

続いて、鏡を用意してください。

2:鏡の前で笑顔

手順1
鏡の前で、「にー!」っと大きな笑顔をつくる。無理矢理でOK!→そのまま3秒キープ。

手順2
「にー!」をもっと強く、顔全体をクシャッとさせる。→そのまま3秒キープ。

手順3
ふっと真顔に戻して、ゆっくり3秒数える。 →手順1に戻る。

これを10回繰り返しましょう。

このように、笑顔→真顔→笑顔を繰り返します。やり終えて、ちょっと顔が疲れた感じがあれば、うまくいっている証拠です。この調子で、自分の笑顔の作り方の感覚を取り戻していきましょう。

過剰な笑顔は要注意

ここまで、笑顔のトレーニングをご紹介してきましたが、笑顔はやりすぎるとかえって社交的になれなくなってしまうことがあります。心理学では、自分の本来の感情を偽って、ストレスフルになることを「感情労働」と呼ぶことがあります。

例えば、
・大切なペットが亡くなった・・・
 次の日は笑顔で仕事しなくてはならない。

・上司から怒鳴られて落ち込んだ・・・
 数分後に笑顔で接客をしなくてはならない。

・恋人にフラれてとても悲しい・・・
   今夜は笑顔で発表会に挑まなければならない。

こんな時でも笑顔になるというのはとても労力がかかります。

このように辛い心理状況でも笑顔で過ごさなければならない事は少なからずあります。しかし、これを続けていると疲れ果ててしまい、人と関わること自体に苦痛を覚えてしまいます。特に過剰な笑顔を要求される状況の方で、笑顔を作る事に消耗しているなと感じているなら要注意です。

笑顔の割増は2割まで

では、本来はマイナスの感情にも関わらず笑顔が必要な場面でマイナスの感情が強い時にどのような対処をすると良いでしょうか。

基本的には「適切なバランスをとる」ことを考えたいですね。

どちらかの感情だけに比重を置くのではなく、自分が許容できる範囲の精神的な疲労度とその環境を天秤にかけて判断していきます。

目安は
笑顔の割り増しは2~3割程度にする
です。

2~3割以上の笑顔だと会話に疲労困憊してしまいますが、2~3割程度ならなんとか楽しんで会話ができます。「笑顔になれないな…」という時は、”笑顔は2割増しでよい”と心がけてみてくださいね。

笑顔の作り方をトレーニングしよう

程よい「笑顔」で社交的に!

幼い頃の無邪気な笑顔が思い出されましたか。社交的になるためには、自分ができる範囲内で笑顔を心がけることが大切です。最初は、多少強引でもいいんです。トレーニングをしているうちに、少しずつ自然な笑顔でいられるようになりますよ。

次回は、社交的になるための「対人不安の克服」をご紹介します。

★自然な笑顔の作り方で社交的になろう!

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目次

①社交的になる方法-概観
②「会話力をつけよう」
③「笑顔トレーニング」
④「対人不安」を克服しよう

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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