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話し方について精神保健福祉士が徹底解説

話し方入門コラム①精神保健福祉士が徹底解説

はじめまして!精神保健福祉士の川島です。私は心理学の大学院で、「話し方」「会話」について研究をしてきました。具体的には「傾聴」と「発話」のトレーニングを行い、スキルの向上や人間の心理面への影響などを研究してきました。当サイトはそんな私の専門領域である「話し方」について、徹底的に解説をしていくことを目的として開設しています。精神保健福祉士の川島が話し方を解説・話し方をよくしたい
・話し方がわからない
・沈黙が多い
・印象がよくない
・恋人ができない

など、話し方に悩む方向けに書かせて頂きます。入門コラムの目次は次の通りです。

■目次
・話し方と成功者の関係
・話し方とは何か?
・話し方で抑える5つの要点
・話し方は改善できる! 
・話し方入門コラムまとめ

全部読むと10分ぐらいかかってしまいます・・・ええっ10分も??めどくさいなあ~と感じるかもしれません。ただ、話し方は皆さんの人生すべてに関わるものです。ぜひ改めて「話し方」とは何か?についてしっかり向き合っていきましょう。

話し方について専門家が解説しています

話し方と成功者の関係

話し方が上手だと、コミュニケーションを円滑にできる事は想像できると思いますが、実は人生を成功させる上での重要なカギにもなります。そのため、自分の話し方に自信がもてる位に磨いておくと人生でとても役立ちます。

ここで、平成25年度「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査 生活環境と個性が友人数に与える影響(内閣府)」から、「友人数」と「自分の将来への希望」の関連についての調査をご紹介します。

仲の良い友人数が多いほど、自分の将来に希望があると回答している事が分かりますね。次に友人の数と「出世している」と感じる比率を見てみましょう。

友人の数と出世してると感じる比率がおおむね正比例していることがわかります。稀に成功するためには友達はいらないと出張する有名人がいたりしますが、矛盾する結果になっています。

この調査では他にも友人が多い方は以下の傾向があることがわかっています。
・「明るさ」「やさしさ」「決断力」「忍耐力」に誇りを抱く
「自分には長所がある」「うまくいかないことにも意欲的に取り組む」
・「自分の考えをはっきり相手に伝えることができる」

つまり、仲の良い友人が多いなど人間関係を充実できる人は、自分自身の人間的魅力に誇りをもち、自分の話し方についても十分な自信を持ってるということが言えます。

話し方で抑える5つの要点

ここまで話し方について概観してきましたが、様々な定義から考えると、話し方は5つのポイントを抑えておくことが重要です。

①目的に応じた使い分け
②発話スキル
③傾聴スキル
④非言語コミュニケーション力
⑤心理的な健康

ここから、5つのポイントを1つずつ解説していきますね。

①目的に応じた使い分け

私たちは、心理的な健康をベースに2つの目的から話し方を決めます。

(1)問題解決型
会社の会議などでは、何かしらの目的を達成するために話し合いをします。例えば、「スタッフが定着しない…」という問題をどのように解決するか。このような場合の話し方は問題解決型にあたります。

(2)人間関係構築型
初対面の人と仲良くなるために雑談をする。落ち込んでいる友達を励ます。このような場合が、人間関係構築型の話し方にあたります。

ここで1つ問題を解いてみましょう。

問題
あなたの友人が
「今日職場で大きなミスをしてしまった。上司からひどく注意を受けて落ち込んでいる…」
と話したとします。あなたはどのような話し方で返事をしますか?

考えてみてください。



返事は決まりましたか?この問題では、返事の内容で話し方の好みが分かります。

例えば
・どんなミスをしたの?
・会社に大きな迷惑がかかるの?
・始末書とかペナルティとかあるの?

このような問題解決に向けた返事を考えた方は問題解決型の話し方を好む方です。

例えば
・仕事のミスはだれでもあるよ。
・注意されると落ち込むよね。

こんな形で相手の心情によりそうような話し方をする方は、人間関係構築型の話し方を好むタイプと言えます。

2つの目的は、場面に応じた使い分けが必要です。例えば、差し迫った状況での話し方なら、問題解決型が適切です。しかし、異性との会話なら、人間関係構築型の話し方が間違いなく良いでしょう。このように話し方は「目的」がとても大切で、状況や相手に合わせた使い分けが必要な事を覚えておきましょう。話し方は状況に応じた利用が大切

②発話スキル

話し方は、自分からの発話が非常に重要になってきます。最近巷では傾聴系の本がよく売れているように傾聴も確かに大事ですが、それと同じぐらい発話は大切です。

以下の図は「マルトマンとテイラーの社会的浸透理論ー六分円」と言われる図です。

マルトマンとテイラーの社会的浸透理論ー六分円から話し方を解説

六分円の円は話題を表しています。外側 が「表面的な話題」中間が「やや踏み込んだ話題」そして、内側 は「人に言えないような深い話」です。矢印 は「自己開示の深さ」を表しています。

図から、関係の段階に応じて自己開示の深さと話題に変化がでるのが分かると思います。。まずは、浅い自己開示からはじめて、徐々に深くしていくことで、会話が自然と続くようになります。ポイントは「お互いの自己開示のバランス」です。

話し方においては、お互いの自己開示が非常に重要になってくるため、発話スキルをしっかり身に付けておくことが大切です。

・お試し!そんでもって法

せっかくなので1つワークにチャレンジしてみましょう。話し方を改善する上でまず必要なのが、1問1答癖を直しておくことです。1問1答とは、下記のような会話です。

「好きな旅行先はありますか」

「北海道です・・・」

こんな感じで相手の質問に1言で終わってしまう方は要注意です。話をするのが苦手な方は、応急処置として、短文で終わらず

「て」「で」「(そんでもって)」

を使って、最低2文以上は続けるということを意識してください。

例えば
「好きなお菓子はなんですか?」

と聞かれたら

「そうですね~ポッキーです・・・」
はNGです。

最低でも
・「そうですね~ポッキーが好き「で」、机に常備しています笑」
・「そうですね~ポッキーをいつも食べてい「て」、近所のコンビニで毎日買っています」
・「そうですね~ポッキーが好き!(そんでもって)もう30年食べ続けています!」

と言う形で膨らませてみましょう。短文で言い切りにせずに、「て」「で」「(そんでもって)」を使うと少しだけ膨らみますので是非活かしてみてください!!

今回はお試しで1つ応急処置スキルをお伝えしました。話し方の目的別での発話スキルをあげると、

(1)問題解決型の発話
・論理力
・問題解決型話し方
・ロジカルコミュニケーション
・提案力

(2)人間関係構築型の発話
・5W1H発話
・自分へ質問法
・感情表現法
・繰り返し表現
・~ぐらい法
・ウイキペディア発話法
・3×3発話法

などが重要になってきます。話し方を改善したい方は是非練習していきましょう。

③傾聴スキル

話し方は、極論からすると「傾聴」「発話」のどちらかをしているため、傾聴スキルと発話スキルの2つをしっかりできるようになれば、話し方はうまくなります。では「傾聴」にはどのようなスキルがあるのでしょうか?普段私たちは、適当な話し方をしているように感じるかもしれませんが、分析すると10種類ぐらいのスキルを使った話し方をしていることが分かっています。

・お試し「言い換えのオウム返し」

まずは1つのスキルを紹介したいと思います。傾聴する上で、大事になるのが、相手の発言を受け止めるという習慣です。いきなり質問をするのではなく、まずはいったん受け止めて、その質問をするように心がけましょう。具体的には、相手の発言を少し言い換えてオウム返しをして、その後に質問するようにします。

 

「私がお勧めなのは、JONAJONAというファミリーレストランです。ドリンクバー、ふんわりしたソファー、ワイハイという3拍子が揃っているのでついつい長居してしまいます。」

OK例

「3つも揃っていると、時間を忘れてしまいますね。
 ドリンクバーは何がお勧めですか?」

NG例

「へ~それはいいですね。どこにあるのですか?」

⇒ポイント
OK例はまずは相手の発言を受け止めていますが、NG例はほぼスルーして自分の興味を優先させています。傾聴をする上では相手の発言をしっかり受け止める習慣を付けるところからはじめましょう。

 

上記は1例ですが、具体的には以下のようなスキルをマスターすると傾聴力が格段に上げられます。え!これ全部マスターするの?と思われるかもしれませんが、基礎練習を重ねることで誰でも一定レベルまでスキルを向上させることができます!

・相槌の技術
・事実・感情のオウム返し
・感情のオウム返し
・言い換えのオウム返し
・かなり言い替えたオウム返し

・適切な自己開示
・5W質問
・感情の質問
・名詞的肯定返し
・人間性肯定返し

④非言語コミュニケーション力

非言語コミュニケーションは言語コミュニケーションよりも広範です。非言語コミュニケーションを図解したものが下記となります。話し方と言語・非言語コミュニケーションの関係非言語コミュニケーションは、においや空間など様々なものがあり、最も力を発揮するのは直接の対人コミュニケーションです。例えば、同じオウム返しでも、以下の2つを比べた場合どちらに好印象を持つでしょうか?言うまでもなく、左側の方が印象がいいですよね。

話し手             話し手
鳥取砂丘いったよ!楽しかった  鳥取砂丘行ったよ!楽しかった

聞き手
へえ~楽しかったんだね・・・  楽しかったんだ~!
(暗い表情  イラスト)    (楽しそうに聞く いらすと)

言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションは掛け算のような関係です。そのため、「ありがとう」「嬉しい」などポジティブな発言をしても、非言語が死んでいると効果は減退します。話し方を意識する時は、非言語もしっかり考えていく必要があります。

⑤心理的な健康

コミュニケーション能力を良好に保つためには、土台となる心理的な安定をしっかりと作る必要があります。例えば「対人不安」が強いと、孤独感やソーシャルスキルが低下することが分かっています。

ソーシャルスキルとは、会話を始めたり続けたりするコミュニケーションスキルです。相川(2005)が行ったソーシャルスキルと心理的影響についての研究では、ソーシャルスキルがある人は、孤独感が少なく、対人不安が少ない、関係開始がうまい、関係維持がうまいことがわかりました。

話し方は心理的問題と関係が深い。ソーシャルスキル自己評定尺度の構成図皆さんも、元気な時と落ち込んでいる時では、コミュニケーションの在り方が全然変わってくると思います。また、好きな相手と苦手な相手では、話し方や内容も変わってきますよね。話し方は、心理的な問題と深い関わりがあります。話し方に自信をもつためには、心理的な健康を持つ心構えが重要なのです。

話し方診断

それではここで実際に今の状況を知るために、「話し方診断」をしてみましょう。

話し方診断
全くそう思わない あまり思わない どちらでもない ややそう思う とてもそう思う
1.
わかりやすく順序だてて話す
2.
根拠を明確にして話す
3.
適度に砕けた話ができる
4.
自己開示を積極的にする
5.
相手の発言を肯定的に返す
6.
相手の話を膨らませる
7.
表情が豊かな方だ
8.
緊張する場面を回避しない
あなたの生まれた年は?
あなたの性別は?  
あなたのお住まいは?
診断についての注意

話し方診断について‐注意事項
・当話し方診断は臨床心理士・精神保健福祉士の監修の元作成しました
・当尺度は医療的な診断を行うものではありません
・当尺度は、段階では予備調査の段階となります
・あくまで参考程度にご使用ください

 

以下は尺度作成についての、手順や趣旨が明示されています。尺度について疑問を持たれた方、専門家の方、興味がある方はご一読ください。

 

話し方診断作成の趣旨
現代社会では、主にスマフォーとフォンでの検索やアプリが入り口となっており、多くの方がメンタルヘルスに関わる疑問や、問題解決の糸口をWEB検索から模索を始める傾向があります。当該入り口において方向性を誤ると、メンタルスの改善の迷路に迷い込む恐れがあるため、限られた時間の中で、ある程度簡易的に自分の状態を把握するコンテンツや診断が必要と考えています。

そこで弊社では、メンタルヘルスの問題につながりやすい種々の感情に焦点を当て、簡易的な自己判断ができる尺度を作成することとしました。医療行為、学術的な研究を目的とした診断ではなく、予防機能、メンタルヘルスに興味をもって頂くことを趣旨として作成します。

 

尺度作成の条件
尺度を作成するにあたっては以下を意識して作成する。
・簡易的に読める文章を心掛ける
・学術的な表現は控える
・尺度の限界を明示する

 

尺度作成手順
① 尺度抽出について
話し方は心理学や言語学に広大な意味を含んでいる。具体的には、言語力、感情統制、他者肯定感、コミュニケーションスキル、ソーシャルスキル、アサーティブコミュニケーション、印象形成、ポライトネス理論などが内包される。これら話し方に関わる論文と、臨床心理士・精神保健福祉士・社会心理学の大学院を卒業した者が協力し質問項目をブレーンストーミングを行い、質問項目を網羅した。

 

参考資料
Argyle, M. (1981). Social competence and mentalhealth.
相川充・藤田正美 (2005). 成人用ソーシャルスキル自己評定尺度の構成 東京学芸大学紀要1部門, 56,87-93.
諸井克英(1997)「セルフ・モニタリングと対人不安との関係に及ぼす認知欲求の効果:女子青年の場合」『人文論集 静岡大学人文学部』, 48, (1), 37-71.
Shannon., Claude E., & Weaver, W. (1949). A mathematical model of communication. Urbana, IL. University of Illinois Press.
藤本 学・大坊郁夫 (2007).コミュニケーション・スキルに関する諸因子の階層構造への統合の試み 
パーソナリティ研究,15, 347?361.
成人に対する言語ソーシャルスキルトレーニングの開発と主観的適応状態への影響 
目白大学大学院 現代心理学専攻 川島達史 2013 修士論文
好感をもたらす非言語コミュニケーションに関する研究
目白大学大学院 現代心理学専攻 梅野利奈 2015 修士論文
勝原裕美 増野園恵 日本の看護職のためのアサーティブネス・トレーニングプログラムの開発一試案の作 成と有効性の評価 一,兵庫県立看護大学紀要 2001

看護学生の批判的思考態度に関する研究
─ 看護学生および看護教育機関における特徴 ─
三 國 裕 子  一 戸 とも子
日本看護研究学会雑誌 Vol. 35?No. 1? 2012
コ ーネル 批 判 的思 考 テ ス ト
Cornell Critical.lhinkingTest ; ENN [S ot aZ l985


結論をくだす場合には,根拠を明示する
主張するときは注意深く物事を調べる
複雑な問題について順序立てて考える
多くの事実や証拠を調査する
納得する説明ができる
演繹的推論ができる
帰納的推論ができる
相手を立てた発言ができる
相手の意見を大事にできる
適度に砕けた会話ができる
気を使ってしまい疲れる
相手の発言を肯定的に返す
質問力がある
雑談で話が続く
集団の会話にうまく話題に入れる。
全体に気を配った話し方ができる
孤立している人に声をかける
ユーモアがある
自己開示をする
会話が必要以上に丁寧にならない
嫌な事をされたときにうまく断ることができる
会話が必要以上に馴れ馴れしくならな
相手とすぐに、うちとけられる
表情を身ながら会話をする
困っている人を助ける
表情が豊かだ
知らない人でも楽しく会話ができる
身振り手振りをまじえて話すのが得意である
自分の感情をコントロールする
話すことが好きである
緊張する場面を回避する

 

② KJ法によりグルーピングを行い
  5グループにまとめ、ラベリングを考えた
  またそれぞれの質問数を下記とした。

 

・論理力       2質問
・雑談における発話力 2質問 
・傾聴力       2質問
・非言語力      1質問
・心理的健康     1質問

 

③ WEB対応簡易型尺度とするため
  8項目に削った。
  *通常であれば予備調査で説明変数から多い順に
   採用するが今回は川島の判断で選択した

  *ネガティブな項目は逆転項目にならないように
   肯定的な表現に変えた

  *スマートフォンでも読みやすくなるように
   文字数を短くした

 

・論理力       2質問
根拠を明確にして話す
順序だてて話す
・雑談における発話力 2質問
適度に砕けた話ができる
自己開示を積極的にする 
・傾聴力       2質問
相手の発言を肯定的に返す
相手の話を膨らませる
・非言語力      1質問
表情が豊かな方だ
・心理的健康     1質問
緊張する場面でも回避しない

 

④ 診断結果については、因子ごとの評価は行わず
  総合点について4段階で注意事項を200文字程度で作成した
  
  ・5件法
  ・33~40
  ・27~32
  ・22~26
  ・8~21
  
の4段階とする。感情について優劣はないため、結果については長所と注意点の2方面からバランスよく記述することを心掛ける。診断結果については提案程度にとどめ、自己決定できるように記述を行う。

 

診断結果
・話し方 上手  33~40
*長所
話し方がうまいと言えます。論理的でわかりやすい話し方ができます。場持ちがよく、協調性があるので、あなたがいると周りの方がほっとすると言えます。会話を盛り上げることが得意で、周りの方にとっても欠かせない存在で、リーダーシップをとる方も多いでしょう。話し方が充実している方はメンタルヘルスも良好だと考えられます。

 

*注意点
話し方が得意であると、リーダーシップをとりすぎるあまり、周りの「主体性」を奪ってしまう可能性があります。特におとなしい方と接するときなどは、ゆったり話す、必要以上に助けすぎないなど、相手のパーソナリティに応じて抑制することも必要です。

 

・話し方 ややうまい 27~32
*長所
話し方は社会人として健康的なレベルだと言えます。社会人として常識的に会話をすることができるので、お互いを理解しながら話し方をすることができるでしょう。適度に論理性もあり、常識的な範囲内で説明する力もあります。話し方が充実している方はメンタルヘルスも良好な傾向があり、孤独感や対人不安は比較的低い方が多いでしょう。

*注意点
健康的な範囲内で話し方を築くことができますが、特定の項目ではまだ伸びしろがあると言えます。また話し方が悪化すると、孤独感や抑うつ感が高くなるという統計もあります。予防的に話し方の勉強とトレーニングをすることをお勧めします。

 

・話し方 やや苦手 22~26

*長所
話し方がやや苦手な状況です。長所として、理屈っぽくないために、安心感がある方が多いでしょう。相手に主導権を渡すことができるため、相手がたくさん話したい場合は、相性がいいでしょう。また多くを語らない状態は、ある意味で自分自身と向き合い、内省的に自分の考えを煮詰めている時間でもあります。周りの情報を軽く話さないという点で、秘密を守れると信頼されることもあるでしょう。

 

*注意点
短期的に話し方を求めていない場合はそこまで問題にはならないですが、もし長期的に話し方に問題を抱え、人間関係が希薄化している場合は注意が必要です。話し方で問題を抱えると、抑うつ感、自尊心と関連があり、長期化するとメンタルヘルスとしてはマイナスになることが多いです。話し方の力が苦手な状態が長い間続いている場合は対策が必要かもしれません。この後のコラムもぜひ参考にしてみてください。

 

・話し方 苦手 8~21

*長所
話し方が苦手な状況です。長所として、理屈っぽくないために、安心感がある方が多いでしょう。相手に主導権を渡すことができるため、相手がたくさん話したい場合は、相性がいいでしょう。また多くを語らない状態は、ある意味で自分自身と向き合い、内省的に自分の考えを煮詰めている時間でもあります。周りの情報を軽く話さないという点で、秘密を守れると信頼されることもあるでしょう。

 

*注意点
短期的に話し方を求めていない場合はそこまで問題にはならないですが、もし長期的に話し方に問題を抱え、人間関係が希薄化している場合は注意が必要です。話し方で問題を抱えると、抑うつ感、自尊心と関連があり、長期化するとメンタルヘルスとしてはマイナスになることが多いです。話し方の力が苦手な状態が長い間続いている場合は対策が必要かもしれません。この後のコラムもぜひ参考にしてみてください。

 

 

⑤ 今後の予定
  →回答数が充分集まった段階で
   因子分析と他の尺度との関連を精査し、
   精度を高めていく予定である

 

 

話し方(MAX 40)

話し方(MIN 8)

あなたのライン

男性
女性

点数が高いほど話し方が上手と言えます。平均値や男女別の基準なども検討してみてください。

・33~40 話し方‐上手
・27~32 話し方‐やや上手
・22~26 話し方‐やや苦手
・8~21  話し方‐苦手

話し方(MAX 40)

話し方(MIN 8)

あなたのライン

ご自身の年代と比較してみましょう。

あなたが所属する群

以下の2群に当てはまった方はトレーニングを検討されることをお勧めします。

・22~26 話し方‐やや苦手
・8~21  話し方‐苦手

  • 総合

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 山梨県 32 1
    2 奈良県 29 1
    3 東京都 28.5 6
    4 兵庫県 28 1
    4 福岡県 28 1
    6 北海道 27 2
    7 神奈川県 23 4
    7 千葉県 23 4
    9 福島県 22 1
    9 愛知県 22 1
    11 埼玉県 12 1
  • 男性

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 山梨県 32 1
    1 東京都 32 2
    3 神奈川県 10 1
  • 女性

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 奈良県 29 1
    2 兵庫県 28 1
    2 福岡県 28 1
    4 神奈川県 27.33 3
    5 北海道 27 2
    6 東京都 26.75 4
    7 千葉県 23 4
    8 愛知県 22 1
    8 福島県 22 1
    10 埼玉県 12 1

2018年7月10日に公開しました。現在調査中です。

*長所
話し方がうまいと言えます。論理的でわかりやすい話し方ができます。場持ちがよく、協調性があるので、あなたがいると周りの方がほっとすると言えます。会話を盛り上げることが得意で、周りの方にとっても欠かせない存在で、リーダーシップをとる方も多いでしょう。話し方が充実している方はメンタルヘルスも良好だと考えられます。

*注意点
話し方が得意であると、リーダーシップをとりすぎるあまり、周りの「主体性」を奪ってしまう可能性があります。特におとなしい方と接するときなどは、ゆったり話す、必要以上に助けすぎないなど、相手のパーソナリティに応じて抑制することも必要です。

*長所
話し方は社会人として健康的なレベルだと言えます。社会人として常識的に会話をすることができるので、お互いを理解しながら話し方をすることができるでしょう。適度に論理性もあり、常識的な範囲内で説明する力もあります。話し方が充実している方はメンタルヘルスも良好な傾向があり、孤独感や対人不安は比較的低い方が多いでしょう。

*注意点
健康的な範囲内で話し方を築くことができますが、特定の項目ではまだ伸びしろがあると言えます。また話し方が悪化すると、孤独感や抑うつ感が高くなるという統計もあります。予防的に話し方の勉強とトレーニングをすることをお勧めします。

*長所
話し方がやや苦手な状況です。長所として、理屈っぽくないために、安心感がある方が多いでしょう。相手に主導権を渡すことができるため、相手がたくさん話したい場合は、相性がいいでしょう。また多くを語らない状態は、ある意味で自分自身と向き合い、内省的に自分の考えを煮詰めている時間でもあります。周りの情報を軽く話さないという点で、秘密を守れると信頼されることもあるでしょう。

*注意点
短期的に話し方を求めていない場合はそこまで問題にはならないですが、もし長期的に話し方に問題を抱え、人間関係が希薄化している場合は注意が必要です。話し方で問題を抱えると、抑うつ感、自尊心と関連があり、長期化するとメンタルヘルスとしてはマイナスになることが多いです。話し方の力が苦手な状態が長い間続いている場合は対策が必要かもしれません。この後のコラムもぜひ参考にしてみてください。

*長所
話し方が苦手な状況です。長所として、理屈っぽくないために、安心感がある方が多いでしょう。相手に主導権を渡すことができるため、相手がたくさん話したい場合は、相性がいいでしょう。また多くを語らない状態は、ある意味で自分自身と向き合い、内省的に自分の考えを煮詰めている時間でもあります。周りの情報を軽く話さないという点で、秘密を守れると信頼されることもあるでしょう。

*注意点
短期的に話し方を求めていない場合はそこまで問題にはならないですが、もし長期的に話し方に問題を抱え、人間関係が希薄化している場合は注意が必要です。話し方で問題を抱えると、抑うつ感、自尊心と関連があり、長期化するとメンタルヘルスとしてはマイナスになることが多いです。話し方の力が苦手な状態が長い間続いている場合は対策が必要かもしれません。この後のコラムもぜひ参考にしてみてください。

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コミュニケーション講座について

コラム1は折り返し地点です!ここで少しだけお知らせをさせてください♪ 私たち臨床心理士・精神保健福祉士は、暖かい人間関係のある社会を創ることを目的として、コミュニケーション講座を開催しています。

心理療法やソーシャルスキルの練習を勉強したい方はぜひお待ちしています。1人で抱え込まずに、専門家やたくさんの仲間と相談しながら進めていくと、心強いと思います。もしコラムを読んでみて、もっと心理学を学習したいと感じたら、こたらのコミュニケーション能力講座 のページを参照ください。それでは先に進みましょう!

お知らせ失礼しました。それでは先に進みましょう!

話し方は改善できる!

このように話し方は「目的に応じた使い分け・傾聴スキル、発話スキル、非言語コミュニケーション力・心理的な健康」をつけると向上していきます。では、話し方を築く力は改善できるのか?という問題です。ここで、私が大学院で行った研究を紹介させてください。

研究では、100名ほどに話し方についての効果分析を行いました。下記の図は発話が苦手な方と一般的な方のトレーニングによる効果分析です。話し方についての研究発話スキルの比較図発話が苦手な方(オレンジ色)にはトレーニングを実施し、一般的な方(青色)には、トレーニングを行いませんでした。トレーニング前は、一般的な方のスキルが高い状況ですが、トレーニング後はほぼ同じレベルに達しているのが分かります。また、傾聴スキルでもトレーニングによる効果が同じように得られることが分かりました。話し方についての研究傾聴スキルの比較図実は、効果分析では7割ほどの脱落率がありました。しかし、継続的なトレーニングを行った方は結果を残せていましたので、しっかりと練習を重ねれば話し方は改善できるといえます。

話し方入門コラムまとめ

このように 話し方を築くためには、

①目的に応じた使い分け
②発話スキル
③傾聴スキル
④非言語コミュニケーション力
⑤心理的な健康

の5つが大事になります。ここまでお付き合いいただきありがとうございました!話し方をつけるこことは確かに簡単ではありません。私も本当に苦労しました。でも自分に合ったスキルをつけると今までよりも話し方がよくなったり、仕事がしやすくなったり、本当に努力してよかったと感じています。

今度は私たち講師陣が皆さんに様々な有益な情報を提供する番です。1人でも多くの方がコミュニケーションに関する正しい理解をして、暖かい話し方を築ける方が増えて豊かで暖かい社会ができることを願っています。ここから先のコラムは話し方を発展させる各論へと入っていきます♪興味がある方はぜひご一読くださいませ。

人間関係講座

*出典・参考資料
平成25年度 我が国と諸外国の若者の意識に関する調査 生活環境と個性が友人数に与える影響(内閣府))http://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/thinking/h25/pdf/b3_3.pdf
末田清子・福田浩子(2003) 「コミュニケーション学―その展望と視点」P142
相川充・藤田正美(2005)「成人用ソーシャルスキル自己評定尺度の構成」『東京学芸大学紀要 第1部門』, 56, 87-93.  
相川充・藤田正美・田中健吾(2007)「ソーシャルスキル不足と抑うつ・孤独感・対人不安の関連:脆弱性モデルの再検討」『社会心理学研究』, 23, 95-103.
目白大学大学院 現代心理学専攻 川島達史 2013 修士論文
好感をもたらす非言語コミュニケーションに関する研究  目白大学大学院 現代心理学専攻 梅野利奈 2015 修士論文



5つのポイントを抑えて話し方に自信を持とう