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自己中?KY? セリフモニタリングとは?

人間関係を円滑に セルフモニタリング能力


コミュニケーションと心理学的理論⑤~心理学から見たKY!~

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」

KYの心理

 KY(空気が読めない)という言葉が浸透してだいぶ経ちましたが、いまだに日常的に使われているようです。

 「この人空気が読めないなぁ~」と思う人が周りにいるかもしれません。もしかして、自分KYかも…と思っているあなた。今回はこの空気が読めないことの心理を、心理学的理論を元に考えてみましょう。

 

セルフモニタリングが低いと空気が読めない!

 心理学の概念に「セルフモニタリング」というものがあります。セルフモニタリングとは、社会的な人間関係の中で自分自身を監視し、コントロールしていく能力です。このセルフモニタリングが高いか低いかは、個人で差があります。

 例えば、セルフモニタリングが高い人はその場の自分の置かれた状況を素早く読み取り、状況に合わせた行動をとります。絶えずその場の自分自身の行動が正しいかをチェックしていますので、他者に合わせた行動が取りやすくなります。

 一方、セルフモニタリングが低い人は、周囲にあまり関心を持たず、状況を読みにくいことがあります。自分の行動がその場にふさわしいかの意識が薄いため、相手の気持ちや行動に関わらず行動してしまいます。

 つまり、セルフモニタリングが低い人は、空気が読めない人と判断される可能性が高いということです。

 このように書くと、セルフモニタリングは高い方が良いように思えます。しかし、セルフモニタリングが高い人は空気を読みすぎて、相手に合わせて疲れてしまうなんてことがあります。

 また、反対にセルフモニタリングが低い人は自分の世界をしっかり持った人といった評価や、態度がぶれないので誠実で信頼できる人と評価されるようです。

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適度にモニタリングを!

 しかし、円滑な人間関係を築いていく上ではセルフモニタリング能力が必要になってきます。セルフモニタリングとソーシャルスキル、対人ストレスなどと関連した研究もあることから、社会生活を営む上で大事な心理的概念といえます。

 自分の行動を絶えず気にしすぎて、周りに合わせて疲れてしまうのもいけませんが、全くセルフモニタリングがない「空気が読めない人」にならないよう気をつけましょう!

  • セルフモニタリングは自分を監視する目
  • 空気が読めない人はセルフモニタリングが足りない!


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